■角野栄子さん×金原瑞人さんの貴重な対談
2014/1/24 金曜日 絵本作家さん, イベントこんにちは。
子どもの本売り場の大井です。
東京店では、毎月「子どもの本の学校」という1年間の連続講座を行っています。
今月は先週土曜日に、角野栄子さんと金原瑞人さんをお迎えしました。
少し遅くなりましたが、そのご報告を!
「このふたりで絵本の話になるわけない」とおっしゃって(!)はじまった対談。
話はブラジルの話へ。
1960年、結婚されたばかりの角野さんはブラジルに。
その頃は外国に行くのは難しくて、移民として行かれたそうです。
地球を半周する2ヶ月の船旅から、いきいきと当時のことをお話くださいました。
角野さんのはじめての作品は『ルイジンニョ少年―ブラジルをたずねて―』。
そして、来月はじめに角川書店から刊行される最新刊が、『ナーダという名の少女』という、やはりブラジルで出会った少女がモデルとなったお話。
それにしても、金原さんが本当にいろいろご存じで、「サンバ」に行ったり、「歌舞伎」に行ったりしながらも、お話を深めていってくださって、貴重なお話をたっぷり、たのしくうかがいました。
また、英文科ご出身という共通項もあって、さまざまな作家のお話も。
モームの『月と六ペンス』金原さん訳!
新潮文庫で間もなく出るそうですよ。
角野栄子さんサイン入り『ズボン船長さんの話』『ラストラン』(角川文庫版、明日発売!)
金原瑞人さんサイン入り『翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった』
店頭限定(すみません)で販売しています。
数に限りがありますので、どうぞお早めに!
3月には実写の映画「魔女の宅急便」が公開されます。
角野さんも出演されているそうなので、ぜひ、探してみてくださいね。
来月は伊勢英子さんと細谷亮太さんの対談です。
どうぞお楽しみに!