<絵本town特集>下田昌克さんのデビュー作

絵本つれづれ

下田昌克さん
しもだ・まさかつ

『そらのいろみずいろ』
2001年/小峰書店

●デビュー作の思い出
最初の絵本は、『そらのいろみずいろ』(小峰書店)です。
絵本をつくりたいけど、どうしていいかわからなかったので、最初から最後までの絵を描いて、カラーコピーを製本して1冊の本を作って、それをもって出版社をさがしました。出版社の電話番号をさがして、いきなり電話して、全滅でしたが、広瀬弦さんに紹介してもらって小峰書店がやっとつくってくれました。
でも小峰書店でその絵本を作っている時に(最初の打ち合わせから2年くらいかかってしまいました)出版社の方が、ウーリー・オルレブの『羽がはえたら』という本の原稿をよませてくれて、その挿絵を描きたくて、絵を描いてお願いして描かせてもらいました。この『羽がはえたら』(小峰書店)のほうが、先に出版されました。だから最初の本はこっち? 本が出来上がった時は不思議な感じで、うれしくて最初の日はいっしょにふとんに入って寝ました。

●作家をめざすひとへのメッセージ
まだまだなにもいえません。すいません

下田昌克さんの最新刊


あーん
谷川俊太郎/文
クレヨンハウス/刊



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