2017/4/21 金曜日
吉原 :編集部
おすすめ新刊!, クレヨンハウス出版の新刊, クレヨンハウス出版の絵本
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こんにちは。編集部の吉原です。
久しぶりに、クレヨンハウスから絵本が発売しました。
なんと、詩人・谷川俊太郎さんと、
クリエイティブディレクター・佐藤可士和さんのコラボレーション!
おふたりが、あかちゃんのためにつくった絵本です。
「あかちゃんの絵本」というと、
ものの名前やあいさつなどを伝えるものが多いのですが……
谷川俊太郎さんは、それは大人の「教育という下心」だと。
あかちゃんの絵本というのは、
ことばの「意味」よりも、「音」や「視覚」で、
あかちゃんとコミュニケーションするものだと考えています。
というわけで、この本にはいわゆるストーリーはありません。
声に出しておもしろい音がおどっているのですが、
ひらがなだけでなく、カタカナや漢字だけが並んで、
もはや「読めない」ページも。
文字さえ絵とデザインの一部になっているかのようです。
佐藤可士和さんの絵が、またダイナミック!
佐藤さんが参加した有田焼のプロジェクトや、
アートワークを担当した歌舞伎の祝幕などが、
アイデアソースとなっています。
佐藤さんというと、ユニクロや国立新美術館のロゴデザインなど、
スタイリッシュなイメージですが、
ひと味違う魅力を体感してください。
『えじえじえじじえ』
佐藤可士和/絵
谷川俊太郎/字
クレヨンハウス/刊
1,296円(税込)
2016/5/13 金曜日
山本 :子どもの本売り場
おすすめ新刊!, 絵本つれづれ
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こんにちは!大阪店の山本です。
「母の日」が終わり、売り場では「おかあさんの絵本」から
「おとうさんの絵本」に早変わり。でも、子どもたちは、記念日にかかわらず、
いつでもおかあさんやおとうさんが出てくる絵本が大好きです。
今回ご紹介する新刊絵本は、おかあさんを待ちわびる子どもたちが登場!
『まだかなまだかな』
竹下文子/作 えがしらみちこ/絵
ポプラ社/刊 1,058円(税込)
★みんなみんな、おかあさんが大好き★
「まだかな まだかな」。ねこの子どもたちが待ってます。
そして、「おかあさーん」と呼ぶと、
ねこのおかあさんがやってきて、うれしそうに甘える子どもたち。
続いて、待っているのはコアラ。
おかあさんがやってくるとせなかにおんぶで、安心顔。
最後に登場するのは、おかあさんの迎えを待つ女の子。
おかあさんが現れると……。
みんなみんな、おかあさんが大好きなんですね。
絵本を見ながら、読んでもらってる子どもたちの顔も笑顔がこぼれますよ。
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毎月刊行された絵本・児童書を全スタッフが読み合い[新刊会議]をしています。
「きっとロングセラーの仲間入りをするぞ!」という視点で絵本・児童書を選び、
毎月発行の[クレヨンハウス通信]で紹介しています。
[クレヨンハウス通信]に掲載 「新刊会議で選んだ絵本」はこちら
>クレヨンハウスのブッククラブには【新刊絵本コース】もあります。
(新刊絵本は3コース◆0~2歳くらい◆3~5歳くらい◆6歳くらい~おとな)
2016/4/25 月曜日
美濃越 :子どもの本売り場
おすすめ新刊!
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こんにちは、大阪店の美濃越です。
おやすみ前の一冊におすすめの、幻想的な絵本をご紹介します。
『ひみつのいもうと』
アストリッド・リンドグレーン/文 ハンス・アーノルド/絵
石井登志子/訳
岩波書店/刊 1,512円(税込)
★幻想的な物語の世界へ★
「これから、あたしだけしか知らないひみつをお話ししましょう」
7歳のバーブロは、両親も知らないふたごの妹がいることを、
読者に打ち明けるところからはじまります。
ふたりで馬に乗ったり、美しい谷へでかけたり、たのしい時間を過ごします。
いつまでも一緒にいられたらいいのですが……。
結末は、読んでみてのおたのしみ!
作者は『長くつ下のピッピ』でおなじみ、
スウェーデンの児童文学作家アストリッド・リンドグレーン。
彼女の作品に、神秘的で深みある美しい色彩の絵がみごとにマッチしていて、
わたしたちを幻想的な物語の世界へ引き込んでくれます。
幼児から、おとなの方にも、おすすめします。
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毎月刊行された絵本・児童書を全スタッフが読み合い[新刊会議]をしています。
「きっとロングセラーの仲間入りをするぞ!」という視点で絵本・児童書を選び、
毎月発行の[クレヨンハウス通信]で紹介しています。
「新刊会議で選んだ絵本」はこちら
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(新刊絵本は3コース◆0~2歳くらい◆3~5歳くらい◆6歳くらい~おとな)
2016/4/21 木曜日
面屋 :子どもの本売り場
おすすめ新刊!
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こんにちは、大阪店の野尻です。
西加奈子さんの芥川賞受賞後第一作となる作品は、もう読まれましたか?
『まく子』
西加奈子/作
福音館書店/刊 1,620円(税込)
★子どもからおとなへ、どっちつかずのからだとこころ★
温泉旅館に住む小学生の慧は11歳。
成長していく自分にとまどいながら、かぞく、友だち、
旅館で働くおとなたちとの日々を過ごしていました。
そんなとき、砂や水、なんでも「まく」ことが好きな同い年のコズエが
住み込みにやってきて、とらえどころのないコズエにふりまわされて……。
子どもからおとなになる時期の、どっちつかずのからだとこころ。
アンバランスな11歳の浮遊感が伝わってくる作品。
読み終えたときは、何とも言えない不思議な感覚になりますよ。
おとなの方にも、おすすめです!
*毎月刊行された絵本・児童書を全スタッフが読み合い[新刊会議]をしています。
「きっとロングセラーの仲間入りをするぞ!」という視点で絵本・児童書を選び、
毎月発行の[クレヨンハウス通信]で紹介しています。
>[クレヨンハウス通信]に掲載 「新刊会議で選んだ絵本・児童書」はこちら
>クレヨンハウスのブッククラブでは【新刊読み物】もお届けしています。
(新刊読み物は3コース◆小学低学年~◆小学中学年~◆中学生~おとなまで)
2016/4/21 木曜日
山本 :子どもの本売り場
おすすめ新刊!
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こんにちは。大阪店の山本です。
売り場から、おすすめしたい注目の新刊をご紹介します。
『ライオン1頭』
ケイティ・コットン/文 スティーブン・ウォルトン/絵
木坂涼、岩城義人/訳
BL出版/刊 2,700円(税込)
★迫力ある絵から、いろんな動物の声が聞こえてくる!★
この絵本を手に取った瞬間、まず、迫力あるリアルなモノクロの動物の絵に
目を奪われます。ライオン1頭、ページをめくるとゴリラ2頭、そしてキリン3頭……
数字が並んでいますが、これは単なる「数の絵本」ではありません。
ページごとの動物の数を読みあげ、「世界に残った最後の5頭のゾウだったら」と
その数字を実感しながら、どんどん減りゆく野生動物に思いをはせてほしい、
という思いでつくられました。
また、動物がわたしたち人間と同じような暮らしぶりも短く綴られていて、
一頭一頭のいのちの重さを感じられる一冊。
絵本の中から、いろんな動物の声が聞こえてくるようです。
幼児からおとなまで、おすすめします。
*毎月刊行された絵本を全スタッフが読み合い、[新刊会議]をしています。
「きっとロングセラーの仲間入りをするぞ!」という視点で絵本を選んで、
毎月発行の[クレヨンハウス通信]で紹介しています。
[クレヨンハウス通信]に掲載 「新刊会議で選んだ絵本」はこちら
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(新刊絵本は3コース◆0~2歳くらい◆3~5歳くらい◆6歳くらい~おとな)