2010/10/22 金曜日
大井 :子どもの本売り場
イベント
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こんにちは。
東京店1F子どもの本売場スタッフの大井です。
いま、東京店子どもの本売場では、
エクソンモービル児童文化賞を受賞された
写真家、今森光彦さん『神様の階段』の展示を開催中です。
インドネシア・バリ島で、ひとびとに
「神様の住む神聖な場所」とされるアグン山。
そこへと続く階段のように刻まれた棚田と、
ひとびとの暮らしの写真絵本です。
目の前に広がる棚田の風景は、
鏡のように空を映した水面が幾重にも連なって、
本当に息を呑むような美しさです。
店頭では、展示に合わせて今森さんがつくってくれた
「山」や「ベベ(アヒル)」の絵入りのサイン本や、
今森さんのオリジナルグッズ「おうれりあん」の
てぬぐいやポストカードも販売しています。
>>今森光彦さんの作品とグッズはeショップでご覧いただけます
天気が少し回復しそうなこの週末、
クレヨンハウス・東京店へぜひお出かけください。
お待ちしています!
>>10月のイベント情報はこちらをご覧ください
2010/10/8 金曜日
田村 :東京店
絵本作家さん, イベント
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東京店で原画展を開催中(10月15日(金)まで)の
『やまびこポスト』の作者・山崎克己さんが来店され、
原画を飾っている壁面の白い紙に、
急遽、絵を書いてくださることになりました!
突然のライブペインティングに、
お客さまも興味津々で見守るなか、完成!
絵本に登場するものたちが原画を取り囲む、
とってもたのしい展示になりました。
山崎さんは紙を彫刻刀で彫る、
紙刻繪(しこくえ)で作品を発表しています。
その質感は、原画だとよくわかります。
色も鮮やかで本当にきれいです。
ぜひ、実物をご覧ください。
ところで、山崎さんの絵本には猫がよく登場します。
ご自宅にいるのですかとうかがうと、「いえ、かめを飼ってます」とのこと。
仕事をしていると、かめがズボンの裾をひっばってきたり、
「あそんで~」と目をキラキラさせてすごい速さで這ってきたりするそう。
きっとそんな日常のできごとが、
ユーモアあふれるストーリーのもとになっているのですね。
『やまびこポスト』はもちろん、『ぼくんちはボクンチ』(偕成社/刊)、
『ミケがじゃまして(こどものとも年少版2010年9月号)』(福音館書店/刊)、
現在絶版の『かめのおひるね(こどものとも0.1.2 2007年 11月号)』(福音館書店/刊)などに、サインもしていただきました。
東京店・子どもの本売場と、eショップで冊数限定販売中です。
お早めにどうぞ!
>>eショップ、サイン本コーナーはこちらから
2010/10/1 金曜日
三富 :東京店
絵本つれづれ, 絵本作家さん, イベント
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こんにちは。子どもの本売場の三富です。
先週の9月24日(金)に日本ペンクラブが主催する、国際ペン東京大会に参加するため来日していたジャクリーン・ウィルソンさんとイ・オクベさんがそろってご来店!
サイン会を開催しました。
イギリスで大人気の作家、ジャクリーン・ウィルソンさんは、
日本でも多くのファンを獲得しています。
とてもおしゃれで、両手にはキュートな大きい指輪!
お客さまからの「かわいい!」 の声にうれしそうに答えていらっしゃいました。
ウィルソンさんの大ファンで、
学校が終わって制服姿のまま駆けつけてくださったお客さまもいらっしゃいました。
イ・オクベさんは韓国を代表するイラストレーターです。
絵本『ソリちゃんのチュソク』はご存じの方も多いのではないでしょうか?
オクベさんはとてもシャイな方でした。
前日に行われた国際ペン東京大会のセミナーで、
オクベさんに会場で質問した方がサイン会にもいらして、
「ああ! 昨日の!」というひと幕も。
お客さまが「質問した時は緊張しました」とお話されると、
「わたしはもっと緊張していましたよ」と笑っていらっしゃいました。
サイン会の間、笑顔の絶えないすてきな時間が流れました。
来てくださった皆さん、ジャクリーン・ウィルソンさん、イ・オクベさん、
本当にありがとうございました!
2010/9/15 水曜日
田村 :東京店
絵本作家さん, イベント
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こんにちは。
東京店・子どもの本売り場の田村です。
朝晩はようやく涼しくなってきましたが、
今年の夏の暑さはきびしかったですね。
その暑さに負けないくらい熱い作家さんが、先日ご来店されました。
11日(土)、クレヨンハウス東京店で
毎月恒例の講演会「子どもの本の学校」があり、
講師に、絵本作家のいとうひろしさんをお招きしました。
「おさるといっしょにテツガクしよう」とのテーマで、
作品に込められた深い深い意味を語ってくださいました。
『おさるのまいにち』からはじまるおさるシリーズは、
南の島で暮らすおさるたちの日常を描いています。
一見、平和でのんびりした日々の繰り返しですが、
シリーズの一冊一冊それぞれに、
自分と他者、実際に見えているものと記憶とのずれ、
などといったテツガク的なテーマが隠されています。
ユーモアとわかりやすい身近な例えを交えたお話に
すとーんと納得したり、もっともっとお話を聞いて
じっくり考えてみたい、と思えたり……。
とても充実した時間でした。
ちいさい頃は、おばあちゃん子だったという、いとうさん。
おじいちゃんが亡くなったとき、
死というものに不安を感じたいとう少年は、
おばあちゃんに、「死んだらどうなるの?」と尋ねました。
するとおばあちゃんは、
「ん? 死んだことないからわかんない」
と即答!
それが幼なごころに腑に落ち、
死が、こわいけれども「不安」ではなくなったそうです。
また、わからないことがあっていいんだ、ということも学んだと言います。
そんなおばあちゃんとのやりとりが、
創作の原点なのかもしれませんね。
講演会後のサイン会では、
イラスト入りのサインをしてくださいました。
東京店と、eショップにて冊数限定で販売中です。
どうぞお見逃しなく!
>>eショップ「サイン本コーナー」を見る
>>eショップで、いとうひろしさんの絵本を見る
>>「子どもの本の学校」については、こちら
ご不明な点は、
クレヨンハウス東京店
子どもの本売り場
電話03(3406)6492
までお気軽にお問い合わせください。
2010/9/7 火曜日
大井 :子どもの本売り場
イベント
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こんにちは、子どもの本売場の大井です。
まだまだ厳しい残暑の毎日ですが、
暑さを吹き飛ばすたのしいイベントのご案内を。
先週より、いとうひろしさんの新刊
『ルラルさんのたんじょうび』原画展を開催中です(~15日まで)。
人気のシリーズも今年でなんと20年目。
この機会にあらためて、第1作目の『ルラルさんのにわ』から
全部読み返してみたら、ルラルさんの表情の変化が目に留まって……
左より時計まわりに、
『ルラルさんのにわ』
『ルラルさんのバイオリン』
『ルラルさんのごちそう』
『ルラルさんのじてんしゃ』
『ルラルさんのほんだな』
『ルラルさんのたんじょうび』
(すべて いとうひろし/作 ポプラ社/刊 各1,260円・税込)
最初はちょっとこわそうで、頑なに庭を守っていたルラルさんは、
どんどんやさしく、子どものようなすてきな笑顔になっていくように思えます。
これも「庭のみんな」のおかげ?
ひとやものごととの出会いは、おどろくほど自分に変化をもたらすけれど、
それに気がつくのは振り返ってみてからなのかも、と
ルラルさんの20年を感慨深く感じてしまいました。
今週末11日の土曜日には、いとうひろしさんの
講演会もあります。(当日券も販売します!)
>>「子どもの本の学校」についてはこちら
もしかしたら、ルラルさんシリーズの創作秘話も聞けるかも?
一緒にルラルさんの20周年をお祝いしませんか。
たくさんのお越しをお待ちしています!
2010/8/12 木曜日
大井 :子どもの本売り場
イベント
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こんにちは、子どもの本売場の大井です。
3年ぶりに開催した「夏の学校」は、
おかげさまで無事に終了いたしました。
全国からお越しくださった411名の参加者のみなさま、
すばらしいお話と歌と音楽とをくださった講師の方々、
どうもありがとうございました。
朝早くから夜遅くまでの、ハードな日程を駆け抜けて、
それぞれ充実した2泊3日をお過ごしいただけたことと思います。
わたしは販売スペースにいたので、
1編の詩、1冊の絵本、ひとつの歌のことを、
たくさんのお客様と気持ちを共有しながら
お話できたことがとてもうれしかったです。
今回聴いたたくさんの声や歌声が、体中で響くようです。
また来年、みなさんとお会いできたら、と願っています。
ありがとうございました。
2010/1/25 月曜日
大井 :子どもの本売り場
イベント
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こんにちは。東京店子どもの本売場の大井です。
今週からはじまった、あべ弘士さん『かわうそ3きょうだい』の原画展。
シベリアのきりりとした冷たい空気を感じるような、
透明感あふれる青色がとてもきれいな原画です。
展示に合わせてつくってくださったあべさんのサイン本も届きました!
そしていま、レジカウンターの棚にもカワウソの版画が……。
『あべ弘士 どうぶつ友情辞典』に出てくる「獺(かわうそ)」。
ちなみに、カワウソの項目は、
「獺祭(だっさい)」、「河童の川流れ」、「屁の河童」。
こちらの本もぜひ、ご覧くださいね。
原画展は今月末まで展示中です。
ぜひ、お店にあそびにいらしてください。お待ちしています。
>>原画展・イベント情報ページはこちら
2009/9/28 月曜日
大井 :子どもの本売り場
絵本作家さん, イベント
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先日の連休中にあったふたつのサイン会が、
どちらもとてもすてきな会でしたので報告させていただきますね。
気持ちよく晴れ渡った20日の日曜には、
神沢利子さん、田畑精一さんが来店されました。
はじめに神沢さんが、原画展示中の新刊
『ブンブンガタガタドンドンドン』を読んでくださり
店内のテーブルに座ったおふたりを、みんなでぐるりと囲んで聞きました。
神沢さんの中の「女の子」や「おかあさん」が表れてきたような声に
さっきまでにぎやかだった店内の、みんなの耳が傾けられました。
そのあとのサイン会でも、子どもから大人まで、
新刊やそれぞれの「特別な一冊」を
うれしそうに胸に抱えて並ぶ姿が印象的でした。
それぞれの出版社の編集者も駆けつけてくださり、
作家、編集者、世代を超えた読者とが一体となった会でした。
その翌日の21日には、いせひでこさんと
『大きな木のような人』の植物学者のモデルとなった
ジョルジュ・メテリエさんのお二人があそびにいらっしゃいました。
|
『大きな木のような人』
いせひでこ/作
講談社/刊
1,680円(税込)
*今ならいせさんとジョルジュ・メテリエさんのサイン入りをご購入いただけます! |
35年来の友人だというおふたりが、日本語とフランス語をまじえながら、
気さくに作品や木の話など、たのしいお話をしてくださいました。
サインに並ばれたお客様のなかには、
いせさんにご自分のあかちゃんの顔を描いてもらったという方も!
いせひでこさんは、11月に新刊『あの路』の原画展と
合わせてサイン会を予定していますので、
今回ご参加いただけなかった方もどうぞたのしみにしていてくださいね。
(今すぐサイン本がほしい方は、eショップでご購入いただけます>>こちらから)
神沢さん、田畑さんの『ブンブンガタガタドンドンドン』の原画展も
残すところ数日、いよいよ月末までです。
どうぞお出かけください。お待ちしています。
2009/9/17 木曜日
大井 :子どもの本売り場
絵本作家さん, イベント
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今週火曜から、
神沢利子さんと田畑精一さんの絵本
『ブンブンガタガタドンドンドン』の
原画展がはじまりました。(9月30日まで)
6月に絵本が出てから待ちに待った原画展が、秋から冬にかけての
この絵本の季節に合わせて、いよいよ実現できました!
やわらかい、あたたかな色合いの田畑さんの絵。
主人公の女の子カナちゃんの寝顔など、かわいらしく見入ってしまいます。
原画展に寄せて、神沢さんのメッセージもいただきました。
ぜひ、たくさんの方にご覧いただけたらと思います。
そして、うれしいうれしいお知らせが。
この5連休の20日(日)の14~15時には、
神沢さん、田畑さんのおふたりそろってのサイン会を行います!
『くまの子ウーフ』や『おしいれのぼうけん』など、
おふたりの本をたくさん読んだ子どもたちが大人になって、
今度は、ご自身の子どもを連れてあそびに来てくれる、
世代をこえて、自分たちの大好きな本の作者に出会う
すてきな会になるのではと本当にたのしみにしています。
このブログを読まれたみなさまも、子どもの頃の気持ちにかえって
何度も読んだ「あの本たち」の作者の神沢さんと田畑さんにお会いできる
この機会にぜひ、あそびにいらしてくださいね。
たくさんのご参加をお待ちしています。