■ひとりでお泊まりできるかな?

月刊クーヨン, 絵本つれづれ No Comments

こんにちは。編集部の土井です。
みなさん、連休はたのしめましたか?
クレヨンハウスは、たくさんの親子があそびにきてくれて
とってもにぎやかでしたよ!

さて、発売したばかりの[クーヨン]6月号
連載「絵本のかぞく」より1冊をピックアップします。
家族のいる風景を毎月違うテーマでご紹介する「絵本のかぞく」。
今回のテーマは「おうちにおじゃまします」です。

誰かが家にあそびにきたり、親せきの家に泊まりに行くと、
何だかわくわくたのしくなってきますよね。
ひとりでおとまりしたよるに』は、エイミーがはじめてひとりで
おばあちゃんの家に泊まりにいくお話です。

ひとりでおばあちゃんの家に行くと、自分から言い出したエイミー。
とはいえ、寝る前にやっぱりさみしくなってしまいます。
家から持ってきた3つの宝ものに不思議なことが起こり、エイ
ミーを助けてくれて……。

はじめは不安でも、ひとりでお泊まりできた達成感といったら!
これからお泊まりにチャレンジする子の後押しをしてくれそうです。


ひとりでおとまりしたよるに
フィリパ・ピアス/文 
ヘレン・クレイグ/絵 
さくまゆみこ/訳
徳間書店/刊
1,512円(税込)

■かぞくが集まる季節に……

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こんにちは。編集部の土井です。
2015年がはじまり、新しいことをはじめてみたくなる季節ですね。
みなさん、今年の目標は決まりましたか?

発売中の[クーヨン]2月号連載「「絵本のかぞく」のテーマは、「大人数で暮らすかぞく」です。
きょうだいの多い家、親せきみんなで暮らしている家、寄宿学校の子どもたちも、大きな家族。
きょう紹介する『ふようどのふよこちゃん』の家族も大人数です。

里山の雑木林に住むのは、ユニークな腐葉土の家族。
おかあさんとおとうさん、おばあちゃんとおじいちゃん、
6人きょうだいの末っ子が「ふよこちゃん」です。

四季のめぐりを感じながら、自然とともに生きるふよこちゃん。
一家の姿は、昔ながらの日本の家族の姿とも重なります。
家族のあたたかさが、豊かな土の香りとともに伝わってきそうです。

どこかなつかしさを感じるこの本。
作者の飯野和好さんの故郷・秩父がモデルになっているそうです。
お正月に里帰りした方もそうでない方も、家族や故郷に思いを馳せてみてください。


ふようどのふよこちゃん
飯野和好/作
理論社/刊
1,620円(税込)

■クーヨン1月号に「いとこ」の絵本!

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こんにちは。編集部の土井です。
12月に入り、どこもクリスマスムード!
クレヨンハウスもプレゼントを探しにご来店されるお客さまでいっぱいです。

[クーヨン]最新号が発売しました。
連載「絵本のかぞく」のテーマは「おばさん・おじさん・いとこたち」。
年末年始にかけて顔を合わせることの多い親せきの絵本を集めました。
その中から『でこちゃんとらすたくん』をご紹介します。

ぱっつん短い前髪が印象的な「でこちゃん」の家に、いとこの「らすたくん」が泊まりにやってきました。
でも、でこちゃんはらすたくんが来たことが、あんまりおもしろくありません。
だって、家族みんな、らすたくんにかまってばかり……。

とくに歳の近いいとこは、お互いを意識するライバルのような存在かもしれません。
でも「似た者同士」だからこそ(?)親友のように仲よしになれちゃうのも、いとこ。
だんだんとお互いの似ているところを発見していく、でこちゃんとらすたくんの笑顔といったら!


でこちゃんとらすたくん
つちだのぶこ/作・絵
PHP研究所/刊
1,188円(税込)

■クーヨン11月号の絵本特集から

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こんにちは。編集部の土井です。
急に涼しくなったり、また暑くなり……と体調を崩しやすい季節ですが、
お元気にお過ごしでしょうか?

先週発売した[クーヨン]11月号の連載「絵本のかぞく」のテーマは「人間と暮らす動物」。
イヌやネコを中心に、ひとと暮らす動物たちが主人公の絵本を集めました。
きょうは、その中の1冊『てつぞうはね』をご紹介します。

白くてふかふかで大きなネコ、それがてつぞう。
てつぞうはいたずら好きで、マットにしたうんちを隠すくらい賢いネコ。
その描写に思わず「ふふっ」と笑いたくなります。
でも、ある日てつぞうはちいさくなって……。

愛猫・てつぞうと過ごした日々を、絵本作家ミロコマチコさんが綴ります。
ひとことひとことに、かけがえのない「家族」への深い愛情が感じられる作品です。


てつぞうはね
ミロコマチコ/作
ブロンズ新社/刊
1,512円(税込)

■クーヨン8月号絵本特集は、きょうだいパート2!

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こんにちは。編集部の土井です。

本日発売した[月刊クーヨン]8月号の連載「絵本のかぞく」のテーマは、
7月号に引き続き「きょうだい」がテーマです。

前号ではきょうだいそれぞれの気持ちが描かれた絵本を紹介しましたが、
今号はふたごや大人数のきょうだい、ひとりっこも登場します。
その中の1冊『おかえりなさいすぽってぃ』は、うさぎのきょうだいのお話です。

真っ白なうさぎの家族に、たくさんのきょうだいが生まれました。
でも、ひとりだけ水玉もようがあります。その子が「スポッティ」です。
みんなかわいい子どものはずなのに、
おかあさんはスポッティをがほかの子と違うことを気にしていました。
そのことを感じていたスポッティは、そっと家を出て……。

きょうだいだっていろいろ。みんな違ってみんないい。
違いこそオリジナリティだと思い出させてくれる絵本です。


おかえりなさいすぽってぃ
マーグレット・E・レイ/文
H・A・レイ/絵
中川健蔵/訳
文化出版局/刊
1,363円(税込)

■クーヨン7月号は「きょうだい」の絵本特集

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こんにちは。編集部の土井です。
すでに梅雨入りをした地域もあるようですが、
ひと足早く夏を迎えた[月刊クーヨン]7月号が本日より発売です。

連載「絵本のかぞく」は、おかげさまで読者アンケートでも好評です。
7月号はおねえちゃんにおにいちゃん、妹に弟……そう、「きょうだい」がテーマ。
一人ひとりの気持ちが伝わってくる、9冊の絵本を紹介しています。

上の子も下の子の気持ちも描かれているのが『にいさんといもうと』です。
妹をからかうのが大好きなにいさん、からかわれるたびに泣き出してしまう妹。
でも、にいさんはことばでからかうだけで、実際は何のいたずらもしていないのです。
ところがある日、何をしても妹は泣かなくなって……。
どこかで見たことあるようなきょうだいの駆け引きが、何とも微笑ましい絵本です。

次号[月刊クーヨン]8月号のテーマも、引き続き「きょうだい」です。
今度はふたごや大人数のきょうだい、ひとりっこが登場します。
ぜひ2号合わせてご覧くださいね。


  『にいさんといもうと
  シャーロット・ゾロトウ/文
  メアリ・チャルマーズ/絵
  矢川澄子/訳
  岩波書店/刊
  842円(税込)

■「クーヨン」絵本特集は「おとうさん」の絵本

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みなさん、こんにちは。編集部の土井です。
ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?
[月刊クーヨン]6月号、発売しました!

今年度からはじまった連載「絵本のかぞく」
6月号のテーマは、6月の父の日に合わせて「おとうさん」を選びました。
その中で紹介した『すきですゴリラ』はわたしのお気に入りの作品です。

主人公のハナはゴリラが大好き。
でも、本物のゴリラを見たことがありません。
おとうさんはいつも忙しくて、ハナを動物園に連れいていく暇がないのです。
そんなハナの誕生日の前夜、ゴリラの人形が本物のゴリラに変身!
大好きなゴリラがハナにしてくれたこととは……?

忙しいおとうさんの本当の気持ちが、伝わってくるような絵本です。
いたずら好きなおとうさん、がんばりやなおとうさん……
ほかにもいろいろなおとうさんが登場します。
ぜひ[月刊クーヨン]6月号をチェックしてみてくださいね。


すきですゴリラ
アントニー・ブラウン/作・絵
山下明生/訳
あかね書房/刊
1,512円(税込)