■オクセンバリーの魅力をWで!
2013/5/20 月曜日
高橋 :ブッククラブ
英語絵本
こんにちは。ブッククラブの高橋です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から
英語絵本「P2コース」5月のご本を紹介します。
今月は、オクセンバリーの2冊セットをお届けします。
★農夫にこきつかわれるアヒル、見かねた動物たちが企てた仕返しは★
◆『Farmer Duck』
Martin Waddell/文
Helen Oxenbury/絵
Candlewick Press/刊
1,134円(税込)
※CD付きペーパーバック版
<翻訳版>
『はたらきものの あひるどん』
せなあいこ/訳
評論社/刊
1,365円(税込)
ある農場に、すべての仕事をアヒルに押しつけ
自分は何もしない、なまけ者の農夫がいました。
毎日、家畜の世話をし、まきを割り、畑仕事をこなしたあと、
食事のしたくに、洗濯と、朝から晩まで休まず働き続けるアヒル。
とうとう、ある晩、アヒルはヘトヘトに疲れはててしまいます。
見かねた他の動物たちが、考えたある企て。
それは、いったい……?どんなに大変でも「Quack!」(ガア!)としか
言えないアヒルがとにかく、いじらしくて、けな気。
それにしても、農場の生活って実にさまざまな仕事があるのですね。
その忙しさとは対照的に、どこまでものどかで
平和に広がる田園風景が、印象的です。
★リズムのある文章が気持ちいい★
◆『We’re Going on a Bear Hunt』
Michael Rosen/文
Helen Oxenbury/絵
Aladdin Paperbacks/刊
1,008円(税込)
※ペーパーバック版
<翻訳版>
『きょうはみんなでクマがりだ』
山口文生/訳
評論社/刊
1,470円(税込)
“クマがり”に意気ようようと出かけたある家族。
草原をこえ、川をわたり、森をぬけて、
クマ穴にたどり着きますが、さて結果は……?次々と広がる大自然のけしきは、まるで一家と一緒にピクニックに出かけているよう。
リズミカルなフレーズのくり返しも、ワクワク感をもりあげます。
ぜひ、声に出してたのしみたい一冊。
『Farmer Duck』では、おもに動物の、
『We’re Going on a Bear Hunt』では、おもに子どもの
飛び跳ねるような躍動感あふれる、オクセンバリーの絵もぜひおたのしみください。 |
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