■きょうもキスが降ってきます!
2013/6/24 月曜日
早崎 :ブッククラブ
英語絵本
こんにちは、ブッククラブの早崎です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から
6月の英語絵本「P1コース」と「P3コース」のご紹介です。
まずは「P1コース」。
◆『The Biggest Kiss』
Joanna Walsh/文
Judi Abbot/絵
Simon & Schuster/刊
1,638円(税込)
★キスにはいろいろあるけれど、いちばんうれしいキスはどれ?★
ウサギやイヌはもちろん、
ちいさなアリから大きなゾウまでみんなキスが大好き。
お鼻に、ひじに、おなかに、キス! キス! キス!
アヒルたちは頬やからだにしたたる雨のキスに大よろこび。
雨の中、満面の笑みを浮かべたのしげに行進します。
わたしたちも雨のキスを受けとめていると思えば、
梅雨の憂欝な気持ちも上向きになりそうですね。
どうぶつたちのほほ笑ましいキスの数々に
最後まで頬が緩むこと受け合いです。
でも、みなさんにとっていちばんのキスは、
やっぱりあのひとの……ですよね!
そして「P3コース」。
◆『The Rainbow Fish』
Marcus Pfister/作
NorthSouth/刊
2,394円(税込)
翻訳版:『にじいろのさかな』
谷川俊太郎/訳
講談社/刊
1,890円(税込)
★世界的ベストセラー『にじいろのさかな』を原書で!
ページを開けば真っ青で涼しげな海の中、
夏の暑さも和らぐ一冊です。
ひかり輝くうろこをもつにじいろのさかなはいつもひとりぼっち。
美しさを鼻にかける傲慢な性格のため、
慕ってくるさかながいても見向きもせず、知らん顔。
ある日、ちいさなさかなが、にじいろのさかなに、
美しいうろこを一枚分けてほしいと頼みますが、怒鳴って追い払
います。
それを見た仲間たちはにじいろのさかなを避けるようになり……。
物語の終盤、にじいろのさかなのこころに大きな変化が芽生えます。
本当にたいせつなものはなんだろうと、深く考えさせられる作品です。 |
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