クリスマスの洋書絵本から、この3冊
2007/11/27 火曜日 英語絵本すっかり寒くなってきましたね。
クレヨンハウス店頭もクリスマス絵本が全面的に展開され、クリスマスモード全開です!!
洋書でもクリスマスにすてきな絵本がどんどん入荷してきていますので
そのなかでもお気に入りをご紹介いたします。
『pat the Christmas bunny gift set』 EDITH KUNHARDT/作 GOLDEN BOOKS/刊 1,775円(税込) 人形付きボックスセット |
女の子と男の子とうさぎがクリスマスをむかえます。
ちいさい手のひらサイズの絵本は、ほのぼのとした絵が楽しめるだけではなくて、
そりですべったりプレゼントの箱をあけたり、さまざまなしかけがついているんです!
お楽しみはそれだけではありません!!
うれしいことに、この絵本はぬいぐるみもセットになっているんです。
しろいうさぎのぬいぐるみは白と赤のボーダーのマフラーを巻いていて、その姿はとてもすてきです。
思わずまねしたくなっちゃいます。
『Christmastime in New York City』 ROXIE MUNRO/作 PUFFIN/刊 630円(税込) ペイパーバック |
街のパレード、メトロポリタンミュージアム、スケート場などなどなど
ニューヨークの各名所のクリスマスの様子を描いた絵本です。
図書館の門前のライオンの像にはクリスマスリースが飾られて・・・
教会の様子からは神聖な雰囲気が伝わってきて・・・
公園通りは雪がふりそそぎ・・・
この絵本のストーリーで見せていくのではなく、ただそっとその様子を描いているところに、おもわずじーんとしています。
こんなふうに風景の連続をただめくっていくだけで、
「あぁ、こうしてこの街はクリスマスをむかえているんだなぁ。そして、人びとはそれぞれのクリスマスを過ごしているんだ」
ということが伝わってくるんです。
あたりまえのことだけど、そういうことが実感として伝わってくるとこころが動きます。
とくに一番好きなページは最後のページ。
人でにぎわい、大勢でクリスマスを祝っているタイムズスクエアを上のほうから俯瞰的に描いているんです。だから人びとの歓喜の声が、すぐ近くというよりは、すこし遠くからざわめくように聞こえてきます。
このページでこの絵本は終ります。しずかにフェイドアウトする感じです。
このページをめくり終えると、全世界が平和に幸せにクリスマスを迎えることができるといいなと思います。
『THE SECRET LIFE OF SANTA CLAUS』 CREGOIRE SOLOTAREFF/作 CHRONICLE BOOKS/刊 1,050円(税込) ハードカバー |
はじめてこの絵本に触れた時、この表紙だけですでになにかおもしろそうって思いました。
タイトルだってそそられます。
わくわくしながら中をめくってみると・・・
やっぱりおもしろかったです。
描かれているのは、みんなが知らなかったサンタクロースの生活。
アルファベット順に(たとえば「absentminded」「accident」といった具合に)
見出しのことばとともに、不思議でおもしろい生活が描かれています。
ぼくのお気に入りは「lucky」。
SANTAはアフリカをいくこともある。そしてラッキーにも彼が上空を通り過ぎていくのをまれにどうぶつがみかけることがある。しかしそれはとっても早いスピードで、とっても上空なのである。
というようなことばとともに描かれたサンタクロースは、ほとんど赤色の一条の線です(笑)
ほかにもおもしろ場面が満載ですよ!
その他にも店頭にはロングセラーや掘り出し物もたくさんご用意していますので
みなさんのご来店こころからお待ちしています!