■穴堀り犬と芸達者ワニ、一緒に住むならどっち?
2013/11/20 水曜日
早崎 :ブッククラブ
英語絵本
こんにちは、ブッククラブの早崎です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から
11月の英語絵本「P1コース」と「P3コース」のご紹介です。
まずは「P1コース」。
◆『See Me Dig』
Paul Meisel/作
Holiday House/刊
2,048円(税込)
★穴掘りで見つけたのは宝もの? それとも……。★
穴掘りが大好きな犬たちは、ところかまわず掘りまくります。
ある日、掘ることに熱中するあまり、野原を穴だらけにして、
ほかの動物たちの怒りをかい、追い出されてしまいます。
ダメと言われても止められないのが犬の習性?
「ここ掘れワンワン」と言わんばかりに場所を変えて掘っていたところ、
土の中から鍵付きの不思議な箱を発見します。
力づくで箱を開けたら、たいへん!
海賊の亡霊たちが飛び出てきて……。
どの犬も得意げな表情を浮かべ、前足でカリカリと掘る姿は愛らしく、
犬好きはもちろんそうでないひとにもたまらないはず。
実は物語の主人公は作者の愛犬をモデルにしているそうですよ。
そして「P3コース」。
◆『The House on East 88th Street』
Bernard Waber/作
Hmh Books/刊
2,321円(税込)
翻訳版:『ワニのライルがやってきた』
小杉佐恵子/訳
大日本図書/刊
1,529円(税込)
★50年以上読み継がれている、知るひとぞ知るロングセラー★
東88番街の家に越してきた一家と、
その家に置き去りにされていたワニの出会いの物語です。
ワニの名前はライルといい、芸当ができるばかりか、
やさしくて気立てのよいワニでした。
そうじから小鳥の餌やり(!!)まで、
手伝いもすすんでするライルは、またたく間に一家に溶け込み、
かぞくの一員として愛されるようになります。
おまけに、街でも評判を呼び人気者となったライル。
そんな折、ライルの評判を聞きつけた元飼い主が、
ライルに興行させようと引き取りにきます。
泣く泣く別れるライルとプリムさん一家。
芸をして世界各地をまわるライルに、はたしてしあわせは?
感動のクライマックスは読んでのおたのしみです! |
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