■赤い帽子に青いコートのくまといえば……

英語絵本

こんにちは、ブッククラブの早崎です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
英語絵本P3コースで4月にお届けする絵本を紹介します。

「P3コース」
◆『Paddington
Michael Bond/文
R.W. Alley/絵
HarperCollins/刊
2,624円(税込)

翻訳版:『クマのパディントン
木坂涼/訳
理論社/刊
1,296円(税込)

★人気の名作が、絵本になって登場!★

みなさんはクマのキャラクターと聞いて、真っ先に思い浮かぶのは何でしょうか。
くまモン? それともくまのプーさん?
わたしが真っ先に浮かぶのはパディントンです。
パディントンはイギリスの児童文学作品に登場するクマのキャラクターです。
本を読んだことのない方も、ブルーのダッフルコートを着たクマをご存じでは?
本書はその原作をもとにした絵本シリーズで、
クマのパディントンの魅力がたっぷり詰まった一冊です。

「このクマの面倒をみてください」と書かれた名札をさげ、
駅に座り込むクマを見つけたブラウン夫妻は、
ひょんなことからクマを家族として迎え入れることになります。
南米ペルーからやってきたそのクマにパディントンと名付け、自宅に連れ帰りますが、
おっちょこちょいなパディントンは行く先々で騒動を引き起してしまいます。

パディントンのユーモラスで大胆な失敗に、
ドキドキしながらも思わずふふっと笑わせられます。
失敗を叱らず、パディントンをあたかかく見守る
ブラウンさん一家の懐の深さにもぜひご注目を!