<絵本ttown特集>tupera tuperaさんのデビュー作
2008/5/19 月曜日 絵本つれづれ
『木がずらり』
最初は自費出版 → 2005年/PIEBOOKS → 2011年/ブロンズ新社
●デビュー作の思い出
ジャバラ絵本「木がずらり」は、当時住んでいた場所が見晴らしがよく大きな木がたくさんある場所で、その風景を眺めていてアイデアを思いつきました。
雑貨制作をメインに活動していた初期は、手作りをした商品をお店に直接卸して販売していました。絵本も同じように自分達で作って販売しようという流れが自然にあり、自費出版にしました。
せっかく作るのなら、まずは本作りを全て自分達で体感して学びたいという気持ちも強かったと思います。100万円の予算をかけ、印刷屋さん、製本屋さんに何度も足を運び、現場の方からたくさんのことを学びました。
また、その後の流通でも、販売してもらったお店の方や買ってくれた人からの感想などを直接聞く事ができたことが、とても励みになりました。
この本に関る全ての人とじっくりと向き合って作品を作る事ができた事が一番の思い出で、自分達の絵本作りの原点になっていると思います。
●作家を目指す方々への応援メッセージ
作る時は自分らしく楽しく。
作品が出来上がったら、気の合う人と目一杯分かち合う。
気に入ってくれた人を大切にする。
自分達が大事に思うことです。
●tupera tuperaさんのページ
ホームページ http://www.tupera-tupera.com/
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●tupera tuperaさんの最新作
『おめんワークボックス』
コクヨS&T/刊