<絵本town特集>鈴木まもるさんのデビュー作

絵本つれづれ

鈴木まもるさん
すずき・まもる

『ぼくの大きな木』
鶴見正夫/文
1980年/偕成社

●デビュー作の思い出
絵を描くのが好きなので、ひたすら毎日、絵を描いていました。
大学生のころで、最初は昼間に土建業のアルバイトをしながら絵を描いていたのですけど、危険が多いので、水商売の仕事に変え、夕方から深夜まで働いて、朝から夕方まで絵を描きました。
山の中で暮らす男の子の話で、自然の四季をモチーフにして、何しろ画面を葉と木で埋め尽くしたくて描いていました。“言葉”という表現手段をまだそのころ持っていなかったので、ストーリーを大体作って、詩人の方に文章化してもらうことになりました。
その時は気がつかなかったけれど、ちゃんと鳥の巣も話に関わっていて、やはりそのころから、無意識にでも鳥の巣を求めていたんだなと、あとからわかりました。

作家を目指す方々への応援メッセージ
自分の好きなことを、自由に続けてください。

鈴木まもるさんのページ
ホームページ http://www.i-younet.ne.jp/~basaract/
ブログ http://blog.livedoor.jp/nestlabo4848/
フェイスブック https://www.facebook.com/mamoru.suzuki.5

●鈴木まもるさんの最新作


ニワシドリのひみつ 庭師鳥は芸術家
岩崎書店/刊

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