石井桃子さんの本

絵本つれづれ

クレヨンハウスでは毎月たくさんの新刊の中から、
おすすめしたい本やブッククラブでお届けする本を新刊会議で選んでいます。

いち早く読めるうれしさもあり、会議にむけて休憩時間や仕事後にみんなであれこれ言いながら楽しんで読んでいるのですが、宿題をかかえているような気もすこしあったり…。
なので会議が終わるとちょっとした開放感で、
「さあ、なに読もう!」となるのです。

先日その新刊会議があったので、さっそくもう一度読もうとずっと思っていた
『幼ものがたり』を本棚から引っ張りだしました。
今月初めに亡くなった石井桃子さんの幼い日々の回想記。
石井さんの世界をふたたび味わうのはこの本からにしようと決めていたのです。

お店で石井さんの本のコーナーを整理していると、いろんな声がきこえてきます。
「この本持ってる」「あの本すごく面白いよ」「これ好きだったなぁ」。

あなたの好きな1冊はなんですか?
今度おしえてくださいね。

幼ものがたり 『幼ものがたり』
石井桃子/作 吉井爽子/画
福音館書店/刊
788円(税込)