ブッククラブにアバンギャルドな「3匹の子ブタ」登場!
2008/7/24 木曜日 英語絵本「子どもの本の定期便」 ブッククラブ・絵本の本棚から
7月の洋書コース「P3:どきどきコース」のご紹介です。
P3コース:芸術の香り、ドラマティックな「3匹の子ブタ」 Big and Bad ◇Etienne Delessert/作 Houghton Mifflin/刊 ◇2,142 円(税込) |
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ルーブルで回顧展が開催されるなど、 著名なアーティストによる「3匹の子ブタ」の再話。 洗練されていて、どこかヨーロッパの香りがします。 オオカミと言えばbig bad wolf、 『Big and Bad』だけでオオカミの話だとわかる……洒落ています。 ページからは、その特徴的な光や炎の橙と、その他の色使いによる、 深みとミステリアスな雰囲気を感じます。 オオカミからは悲しみが漂い、すべてにドラマチック。 大人も愛蔵したくなる一冊です。 |
「3匹の子ブタ」というと、なんだかドタバタゆかいな雰囲気を思い浮かべますが、
このバーションはちがいます!!
ざっとページをめくってみても、
「これって3匹の子ブタ……だよね??」。
どことなくアバンギャルドな香りに、
なんだか哲学的な気分になってしまいます。
とはいえ、内容は誰もが知っている「3匹の子ブタ」の再話!
英語アレルギーの方もとっつきやすいはずです。
まだまだ暑い日が続きますが、ひとあし先に
「芸術の秋」気分を味わってみるのもいいかもしれませんね。