ブッククラブ12月の洋書、新定番候補です。

英語絵本

子どもたちにはうれしい冬休みも、もうすぐ。
みなさんは今年の冬はどのように過ごされているでしょうか?

わたしは洋書絵本を「たくさん読むぞぉ~!」と、
ひとり意気込んでいます。
ちなみに、洋書絵本のペーパーバック版は1,000円前後が多いので、
いろいろなタイトルの絵本を読みたい方にはオススメです♪

それでは、「子どもの本の定期便」 ブッククラブ・絵本の本棚から
12月の洋書「P1:ようこそコース」のご紹介です。

Always  ★ママ、「好きよ」って何度も言って。★

 <P1:ようこそコース>
 『Always』
 ◇Ann Stott/文
 ◇Matt Phelan/絵
 ◇Candlewick P/刊
 ◇1,898円(税込)

どんなときでも、ママはぼくのこときらいにならないかな。
そんな不安を抱えながらも、どうしてもいたずらをしてしまうのが子ども。

主人公の男の子もそんなひとりです。
いたずらしいしい、ふと見せる不安そうな男の子のしぐさが、
とても愛らしく描かれています。

「いつだって、あなたのことを好きよ」を伝える絵本はいろいろありますが、
本書は、その透明感のある水彩の心地よさと、
子どもの描写のかわいらしさで、新定番候補です。

ママの気持ちを確かめたくて、なんども質問をくり返す男の子が、
かつての自分と重なって見えます。

子どもはいつでも、どんなときであっても愛されたいんです。
(おとなだって、ね!)

“I’ll always love you.”

日本語だと恥ずかしくて言えないことばも、英語だったら言えそうです。
大切なひとと一緒に読んでほしい1冊です。