ふしみみさをさんは、絵もお上手でした。

絵本作家さん, イベント

ご報告が遅くなってしまいましたが、
2月21日(土)に、東京店で「子どもの本の学校」がありました。

18期の10回目は翻訳家のふしみみさをさん。
「第一ファンの視線」というタイトルでご講演いただきました。

ふしみみさをさん

緊張していたというふしみさんですが、
お話からはとてもそんなようすはなく、
ご自身の翻訳された本について、たっぷりお話くださいました。

ふしみさんの翻訳された絵本の数……あらためてタイトルの多さにビックリ!
『うんちっち』やクレヨンハウスから出版している「リゼッテ」のシリーズ、
「マドレーヌ」シリーズで有名なベーメルマンスの『特急キト号』など、人気の本ばかり!

ふしみさんが絵から読み取ったその本のおもしろさや見どころなどを、
1冊1冊手に取りながらお話くださいました。

また、ご自身の「付加価値」をとフランスに行き、
自分の好きな作家さんをリストアップして全員に会うなど、
とってもアクティブな面もおもちのふしみさん。
『特急キト号』などは版権の持ち主がわからず、
探しに探してベーメルマンスのお孫さんに行きついたそうです!

作者とのやり取りやエピソードでは会場から笑いが起こり、
終始和やかでたのしい講演会となりました。

講演会終了後、サイン会を行ったのですが、
ふしみさんは絵もとっても上手なんですよ!
1冊1冊全てに絵を入れてサインをしてくださいました。

『うんちっち』の作者、ステファニー・ブレイクさんからプレゼントされたという人形も、
みなさんが手に取れるように見せてくださいました。

ちょっとクタクタ人形のようでかわいいシモンくんでした!

うんちっち人形

ふしみさんありがとうございました!
またあそびに来てくださいね。

■写真撮影/宮津かなえ