目黒のさんま

絵本つれづれ

 

「いや〜ッ、さんまは目黒にかぎるね!!」

という上機嫌なお殿様の声が、この季節の道すがら、いろんな家の食卓からきこえてきます。

・・ん、きこえない? いやいや、そんなことないですよ。

証拠に、これは2007年「目黒さんま祭り」の模様。

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「火事?」とみまがうほどの白煙のなか、炭火で焼いたさんまめざして数百人の長蛇の列。こんなにも「目黒のさんま」は、ニッポン人の心をくすぐっている。。ぜったいみな、「さんまは目黒」のセリフを言ってるはずです!

でも私は結局さんまは食べられずじまい。
お蕎麦やさんで相席した方に”クジ券”頂いて行ったのですが、暑い中の長蛇の列に断念。「宮古産の新鮮さんま〜」「徳島のすだち〜」に後ろ髪でした。

いいさッ。クレヨンハウスの「落語絵本 めぐろのさんま」で復習するからいいさッ。

川端誠さん作/クレヨンハウス刊行の、大人気落語絵本シリーズのひとつです。
ちなみに、2冊で小粋な落語絵本オリジナルてぬぐいが付いてきます。

話しによると、アレンジする方もいらして、ブックカバーにしたり2枚つないでお子さんの寝間着にしたり、ご自由に使っていただいてるそうです。生地も柄も、よいですよ。