うんちしたのは、だれよーっ!!

絵本つれづれ

こんにちは、編集部の吉原です。

今朝、とっても信じがたいできごとが起きたんです。
駅に向かって歩くわたしの頭上に、落ちてきたんです。
「びちゃっ」というニブイ音とともに、鳥の落としものが……!

キャー!! ほとんど頭頂部!
わなわなとふるえながらトイレに駆け込み、ほとんどシャワー状態で洗髪。
あああ、もう帰っていいですか~? 
でも、きょうは朝イチから来客予定が……
ううう、くそーっ(←すみません)!

電車の扇風機に髪を乾かされながら、
わたしの脳裏に浮かんだのは、もちろんあの絵本でした。

ごめんなさい、もぐらくん。
わたしはこれまで、あなたの気持ちをわかったつもりになっていました。
さわやかな朝、穴から出たとたんに、犬のうんちを頭にのせることになってしまった
あなたの怒りを。

いまこそ、ともに叫ぼうじゃありませんか。
「うんちしたのは、だれよーっ!!」

うんちしたのはだれよ!
『うんちしたのはだれよ!』
ヴェルナー・ホルツヴァルト/作
ヴォルフ・エールブルッフ/絵
関口裕昭/訳
偕成社/刊
1,365円