表紙ができました。
2009/7/28 火曜日 クレヨンハウス出版の新刊, クレヨンハウス出版の絵本こんにちは、編集部の吉原です。
きょうは、ただいま編集中の翻訳絵本について、ちらっとご報告です。
タイトルは『ぼくのたからもの』。
「リゼッテ」シリーズの作者、カタリーナ・ヴァルクスさんの新作です。
主人公はカモのバル。
貝がら集めが趣味なのですが、
同じ貝(しかも茶色でいかにもサエない!)ばかりいくつも集めているので、
ガールフレンドや友だちには「ぱっとしないね」と言われてしまいます。
がっくり落ち込むバルですが、その貝がらが思わぬところで役に立つんですね。
とぼけたふりをして、すごくいいお話です。
「たからもの」=「わたしという個性」とも読めて、
「なんだかんだ言われても、やっぱりわが道を行くのがいいね~!」
と、自信と元気が出てきます。
さて、日本語版の表紙は、こんなふうに決まりました。
じつはおもしろいことに、この絵本、
フランス語の原書も、タイトルが縦書きなんですよ。
おかげで、ふたごのような表紙になりました。
『ぼくのたからもの』 カタリーナ・ヴァルクス/作 ふしみみさを/訳 1,575円(税込) 8月25日発売予定 |
↑こちらはフランスの原書 |