『ぼくのたからもの』発売しました!

絵本作家さん, クレヨンハウス出版の絵本

クレヨンハウスのオリジナル翻訳絵本
『ぼくのたからもの』が発売になりました!

ぼくのたからもの 『ぼくのたからもの』
カタリーナ・ヴァルクス/作
ふしみみさを/訳
クレヨンハウス/刊
1,575 円(税込)

今回もジャケ買いしてしまいそうなおしゃれな装丁にしあがりました。

あのリゼッテシリーズのカタリーナ・ヴァルクスさんの新作です。

リゼッテとみどりのくつしたかたいっぽう リゼッテとかたつむりのうばぐるま
『リゼッテとみどりのくつしたかたいっぽう』
『リゼッテとかたつむりのうばぐるま』
  カタリーナ・ヴァルクス/作
  ふしみみさを/訳
  クレヨンハウス/刊
  各1,575 円(税込)

リゼッテシリーズに続き、翻訳をしてくださっているふしみみさをさんから
メッセージが届きましたので、このブログで紹介させていただきます!!

わたしがカタリーナさんの作品で好きなのは、
すっとぼけたところと温かさですが、
この本はまさにそれがつまっています。

バルが集めているのは、「なぜ、これを?」と思う、
やたらと地味でさえない茶色の貝殻だし、
部屋に飾ってあるのは、ひとつ目ジャガイモのヒゲダンスのような絵だし、
心打つ日暮れの池のシーンでは、バルはいきなり背泳をしています。

でも、なんともやさしいラストは、読んでいてすうっと気持ちがよくなります。
どうぞカタリーナさんの、やさしく、きまじめで、
ヘンテコな世界をお楽しみください。

わたしが気に入っているのは、今回の主人公、バルが住んでいる「家」。

カタリーナさんの描く絵には、どこか子どもの頃からの憧れがつまっている気がします。

じ~んと絵にみとれつつ、ときおり独特のユーモアにプッと吹き出してしまうことも。

みなさんもぜひ、お気に入りのポイントをみつけていただければと思います。