バーニンガムのひ・み・つ!

英語絵本

クレヨンハウス東京店では10月10日(土)より
『シュタイナーフェア』を開催中です。

「シュタイナーってなあに?」と思った方も、知っている方も、
まずは見て、聞いて、触れて、体感しに来てください。
子育てからライフスタイルまで、役立つ情報が満載のフェアです。

また、会場内に設けてある販売コーナーでは、
シュタイナーの思想に基づいた商品も多数ご用意しております。
フェア会場はクレヨンハウス東京店より徒歩5分のところにある
Fitness Plazaです。

クレヨンハウス東京店と併せてぜひご来店ください。お待ちしております!

それでは、「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
10月の洋書「P1:ようこそコース」と「P3:どきどきコース」のご紹介です。

★大人もうっとり! 鳥たちを讃える詩情豊かな一冊★

Birds P1:ようこそコース

『Birds』
Kevin Henkes/文
Laura Dronzek/絵
Harpercollins/刊
1,985円(税込)

 翻訳版『とりとわたし』
 風木一人、ひびのさほ/訳
 あすなろ書房/刊
 1,470円(税込)

心地よい色合いとこころ安らぐかたち、
そしてシンプルで詩心あふれる文で綴られた本書は、
子どもだけでなく大人にも、あらためて鳥が新鮮に感じられてきます。

たとえば、こんなページ、
7羽の鳥が電線の上に並んでじっとしている。
この絵が3回くり返し描かれ、
「鳥はぜんぜん動かなかった」とあります。

でも「一瞬見なかったら」、次ページは白地の中央に黒々と線が1本だけ。
「みんな行っちゃった」。

……こんな無垢の哀しみ、感じたことあったなあ。

It's a Secret! ★いったいネコは、夜になるとどこに出かけていくのか? ネコのマルコムの場合は……。★

P3:どきどきコース

『It’s a Secret!』
John Burningham/作
Candlewick Pr/刊
1,874 円(税込)

奇抜なストーリーとイラストで、
常に読者のこころをとらえてきた作者ジョン・バーニンガム
『ガンピーさんのふなあそび』など60冊以上の著書をもつ大ベテランですが、
まるで子ども自身が思い描くファンタジーのような、みずみずしさを感じます。

夜な夜な出かけて夜明けまで戻らないネコが、
いったいどこへ出かけ、何をしているのか。
家族なら一度は気になるところ。

タイトルどおり「それはひ・み・つ!」なのですが、
マルコムの場合のみ、本書を読めばその驚くべき秘密の一端が明らかになります。