バーニンガムのひ・み・つ!
2009/10/13 火曜日 英語絵本クレヨンハウス東京店では10月10日(土)より
『シュタイナーフェア』を開催中です。
「シュタイナーってなあに?」と思った方も、知っている方も、
まずは見て、聞いて、触れて、体感しに来てください。
子育てからライフスタイルまで、役立つ情報が満載のフェアです。
また、会場内に設けてある販売コーナーでは、
シュタイナーの思想に基づいた商品も多数ご用意しております。
フェア会場はクレヨンハウス東京店より徒歩5分のところにある
Fitness Plazaです。
クレヨンハウス東京店と併せてぜひご来店ください。お待ちしております!
それでは、「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
10月の洋書「P1:ようこそコース」と「P3:どきどきコース」のご紹介です。
★大人もうっとり! 鳥たちを讃える詩情豊かな一冊★
P1:ようこそコース
◆『Birds』 翻訳版『とりとわたし』 |
心地よい色合いとこころ安らぐかたち、
そしてシンプルで詩心あふれる文で綴られた本書は、
子どもだけでなく大人にも、あらためて鳥が新鮮に感じられてきます。
たとえば、こんなページ、
7羽の鳥が電線の上に並んでじっとしている。
この絵が3回くり返し描かれ、
「鳥はぜんぜん動かなかった」とあります。
でも「一瞬見なかったら」、次ページは白地の中央に黒々と線が1本だけ。
「みんな行っちゃった」。
……こんな無垢の哀しみ、感じたことあったなあ。
★いったいネコは、夜になるとどこに出かけていくのか? ネコのマルコムの場合は……。★
P3:どきどきコース ◆『It’s a Secret!』 |
奇抜なストーリーとイラストで、
常に読者のこころをとらえてきた作者ジョン・バーニンガム。
『ガンピーさんのふなあそび』など60冊以上の著書をもつ大ベテランですが、
まるで子ども自身が思い描くファンタジーのような、みずみずしさを感じます。
夜な夜な出かけて夜明けまで戻らないネコが、
いったいどこへ出かけ、何をしているのか。
家族なら一度は気になるところ。
タイトルどおり「それはひ・み・つ!」なのですが、
マルコムの場合のみ、本書を読めばその驚くべき秘密の一端が明らかになります。