ニューヨークタイムズ・ベストイラスト賞
2010/1/18 月曜日 英語絵本お知らせが遅くなりましたが、ブッククラブで
昨年の7月にP1コースでお届けした「The Odd Egg」が、
2009年度ニューヨークタイムズ・ベストイラスト賞を受賞しました!!
ちなみに、同賞を国内作家の酒井駒子さんも受賞されています。
>>酒井駒子さんの絵本はこちら
日本人作家の絵本が英訳され、海外でも高く評価されることは、
なんだかうれしくもあり誇らしい気持ちになります。
ご興味がある方は、ぜひ下記のホームページをご覧ください。
http://www.nytimes.com/gift-guide/holiday-2009/20091108_best-illustrated_gg/list.html
受賞作品はすべてクレヨンハウスでお取り寄せが可能ですので、
どうぞお気軽にお問合せください。
●クレヨンハウス東京店/子どもの本売場 TEL 03-3406-6492
それでは、「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
1月の洋書「P1:ようこそコース」と「P3:どきどきコース」のご紹介です。
★かわいい孫ブタにおばあさんが用意した最高のあそびとは……★
P1:ようこそコース
◆『Piglet and Granny』 |
オーストラリアで定評のある絵本作家たちによる本書は、
子ブタとそのおばあさんの情愛を描いたもの。
ペンと水彩で描かれた子ブタは、
まさに食べてしまいたいほどかわいらしく、
数あるブタを主人公にした本のなかでも群をぬく魅力です。
ある日、おばあさんブタが教えてくれた、
いろいろなあそびをしながらおばあさんの到着を待つ子ブタ。
待ちに待って現れたおばあさんは、
ある最高のあそびを用意していてくれていました。
そのあそびとは……。
★世界でいちばん、自然の尊さを知っているクマのお話★
P3:どきどきコース
◆『Big Bear Hug』 |
両手でギュッと抱きしめる動作を、
英語で“bear hug”と言いますが、
本書は文字通り“ハグするクマ”の物語です。
このクマはハグするのが大好きで、その対象を選びません。
ちいさな小鳥から大きなトナカイ、
くさいスカンクからおそろしいヘビまで何でも。
なかでも、とりわけ好きなのが木でした。
ところがある日、木こりが木を切り倒す場面に出くわします。
この木こりにだけは抱擁する気持ちが起こらず、
代わりに歯を剥き出したクマでしたが……。
子どもにとってはユーモアたっぷりの絵本ですが、
大人には作者の強いメッセージが伝わる一冊です。