春です、洋書で笑ってゆるみましょ!

英語絵本

一日ごとに桜のつぼみがふくらみはじめ、
春の兆しが少しずつ感じ取れるようになりました。

クレヨンハウス東京店でも、
昨年の秋に種まきをしたビオラやパンジーが、
ちいさな花をたくさん咲かせ、エントランスに彩りを添えています。

種から育てただけに、その開花によろこびもひとしおです!
お店へお越しの際には、ぜひご覧になってくださいね。

それでは、「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
3月の洋書「P1:ようこそコース」と「P3:どきどきコース」のご紹介です。

★いったいDoorbell(呼鈴)は何度rangするノダ!?★

「P1:ようこそコース」

◆『The Doorbell Rang』
Pat Hutchins/作
Harpercollins/刊
1,839円(税込)

 翻訳版:『おまたせクッキー』
 乾 侑美子/訳
 偕成社/刊
 1,260円(税込)

おかあさんの焼いたクッキーを、ふたりで分けて食べようとしていた兄妹。
そこに呼び鈴が鳴り、隣に住むふたりの子どもが訪ねてきます。
ふたたびクッキーを4人で分けて食べようとすると、また呼び鈴が鳴り……。

呼び鈴が鳴るたびに、子どもの数が増え、
クッキーの分け前が減っていくという、シンプルなお話ですが、
このくり返しがとにかくおもしろく、原書・翻訳本ともに人気のある一冊です。

物語を味わった後は、ミッケあそびや数あそびまでできそうな、
何度も「おいし~い」 絵本です。 
 
 
★恐ろしい野獣たちは、いつ現れる!?★

「P3:どきどきコース」

◆『Ferocious Wild Beasts!』
Chris Wormell/作
Random House/刊
1,839 円(税込)

タイトルでもある「恐ろしい野獣たち」がいるらしい森で、
道に迷ってしまった少年。

クマを先頭に、ゾウやライオンなど次々動物に出会い、
やさしい声をかけられます。

少年は彼らが本物の野獣たちとは思わずに、
森に潜む恐ろしい野獣たちのことを忠告してあげます。
気のやさしい動物たちは驚き、見えない野獣たちにおびえます。

動物たちの案内で森の出口にさしかかったとき、
何かの叫び声と光る目が……。 
もしかして本物の野獣!? 

野獣の正体に気づかない少年と、ビクビクとおびえる動物たちに、
終始笑いがこみあげること請け合いです!