夢の庭ってどんな庭?

英語絵本

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それでは、「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
5月の英語絵本「P1:ようこそコース」と「P3:どきどきコース」のご紹介です。

まずは「P1:ようこそコース」
今月は2冊のお届けです。
 
★「おやすみなさい」といったら「おつきさま」!★

◆『Goodnight Moon』
Margaret Wise Brown/文
Clement Hurd/絵
Harpercollins/刊 
1,124円(税込)
※CD付きペーパーバッグ版

 翻訳版:『おやすみなさいおつきさま』
 せたていじ/訳
 評論社/刊
 1,260円(税込)

1947年に出版されて以来、一度も絶版になったことがない
正真正銘のロングセラー。

幼い子どもを寝かしつけるときの定番絵本です。
静かな語り口と、耳障りのよい韻で、
寄せては引く波のようにことばが流れます。

その心地の良さに、読み手もついウトウト……
なんてことも(笑)
 
 
★「かわいさピカイチ」の子ネコ本★

◆『Cookie’s Week』
Ward Cindy/文
Tomie dePaola/絵
Penguin Group USA/刊 
674円(税込)
※ペーパーバッグ版

いたずらな子ネコの1週間を、
ミニマルな英文と愛らしい絵で描いた一冊。

毎日いたずらしっぱなしの子ネコにハラハラしながらも、
その愛らしさに自然と笑みがこぼれます。
ネコ好きな方は必見ですよ!

作者は『Strega Nona』でおなじみのTomie dePaola。
 
 
★こんな花、こんな庭があったら……、少女の夢見る庭で至福の境地に★

「P3:どきどきコース」
◆『My Garden』
Kevin Henkes/作
Harpercollins Childrens Books/刊
2,022円(税込)

本作は庭が大好きな女の子の夢物語です。

ある日、女の子は自分だけの庭があったらと考えます。
そこでは、花はずっと咲き続け、
どんどん色が変わる花や、
摘んでもまたすぐに咲く花もあれば、
夜に星のように輝くアサガオだってあります。

女の子の空想する美しい花々に、
終始至福のため息がこぼれます。

「こんな絵本がほしかった!」と、思わず口走ってしまうほど、
色鮮やかで夢いっぱいの絵本です。