あなたは「ウサギ派」それとも「アヒル派」?
2011/1/24 月曜日 英語絵本「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
1月の英語絵本「P1:ようこそコース」と「P3:どきどきコース」のご紹介です。
まずは「P1:ようこそコース」。
★アヒルかウサギか、どっちに見える?★
「P1:ようこそコース」
◆『Duck! Rabbit!』 翻訳版: |
今月はウサギ年にちなんで、ウサギの絵本をご紹介します。
あれ? でも表紙の絵をよーく見ると、
ウサギの耳ではなく、アヒルのくちばしにも見えますね。
いったいどっちなんでしょうか?
さて、そんな謎の動物をめぐって、
ふたりの登場人物がアヒル派とウサギ派に分かれて、
言い合いをはじめます。
それぞれ確信があり、その根拠をいろいろと挙げるうちに、
謎の動物はどこかに消えて……。
ものごとの見え方はひとそれぞれ。
家族みんなでたのしめる「だまし絵」絵本です。
★ネズミが泊まりに来た夜、クマは眠れるかな★
「P3:どきどきコース」
◆『A Bedtime for Bear』 |
ちょっと気むずかしいクマのもとに、
友だちのネズミが泊まりにきます。
クマは友だちがくるのはうれしいけど、生活をみだされるのはイヤ。
「友だち間の距離の取り方」といった、現代的とも言えるテーマです。
その夜、クマはネズミの出す物音が気になって眠れません。
それを注意されたネズミは、
どのくらいの音なら気にならないのかとテストをはじめて……。
クマにきつく言われても、
少しもめげないネズミのしつこさが笑いを誘います。