■「子どもの本の学校」野崎歓さんがいらっしゃいました!

絵本作家さん, イベント

先週土曜日、「子どもの本の学校」がありました。

今回は、翻訳家、エッセイストとして活躍中の
フランス文学者、野崎歓さんをお迎えしました。

野崎さん

テーマは、「フランスの絵本のおもしろさ」。
フランスでも人気の「ラプーたんていのじけんぼ」シリーズを訳して、
あらためて見えてきたフランス文学の魅力をたっぷりと話してくださいました。

高校時代にランボーなどに魅了されて以来、向き合ってきたフランス。
文学のほかにも、ことばのこと、ひとびとのこと……。
「アムール」という、フランス語で「愛」(というひとことでは
言い表せないのですが!)を表すことばがキーワードでした。

絵本の翻訳は「ラプーたんていのじけんぼ」シリーズがはじめて、
と言う野崎さん。
「アムール」が子どもの本でどう描かれているのか、
途中フランス語を交えながら、日本語とフランス語の違いと一緒に
愛を込めて、紹介してくださいました。

わくわくするおもしろさで、あっという間の1時間半。
この講演の内容は、[クーヨン]12月号(11月3日発売)にも掲載します。
聞き逃した方は、そちらをおたのしみに!