■おいしい絵本のたのしい音!

英語絵本

こんにちは。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から
英語絵本「P2コース」11月のご本を紹介します。
今月は、食欲の秋にピッタリな一冊をお届けします。

★「おいしそう」と食いしん坊のクマが捜すのは……?★
◆『Yum Yum! What Fun!
Mara Bergman/文
Nick Maland/絵
HarperCollins/刊
ハードカバー

動物園の近くの家で、ケイティとジェームスと犬のハリーがお菓子をつくっています。
すると、いいにおいに誘われて、
窓から次々と動物たちがしのび込んできました。
ケイティもジェームスも犬のハリーも、お菓子づくりに夢中で
いっこうに気づく気配がありません。
やがて、すさまじい音とともにあらわれたのは、なんとクマ。
さすがのケイティたちも、ビックリ。
ほかの動物たち同様、恐怖に立ちすくんでいると……。

タイトルにも使われていますが、この本のおもしろさは、
なんといっても擬声語がたくさん出てくるところ。
動物たちがしのび込んでくるときの音は、実にさまざま。
日本語の表現とは、ずいぶん違うのでオドロキです。

おいしいものって、動物たちをもしあわせにしてしまうんですね!!
これから、何かおいしいものをつくるときは、
見慣れない侵入者に要注意です。