■「好き!」をきわめる春にする?

英語絵本

こんにちは。
まだまだ寒い日が続きますが、日差しは日に日にまぶしくなり春を感じます。

さて、「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から英語絵本「P2コース」3月のご本を紹介します。

★パグにも衣装?バレリーナになった犬の物語★
◆『Dogs Don’t Do Ballet
Anna Kemp/文
Sara Ogilvie/絵
Simon & Schuster/刊
1,613円(税込)

翻訳版:『バレエをおどるいぬなんていない?」
かどのえいこ/訳
BL出版/刊
1,575円(税込)

主人公の少女が一緒に暮らしている犬は、たいていの犬がするようなしぐさは
一切せずひたすら、バレエをおどることに執着しています。
そんな姿を見かね、少女が父親に自分のバレエのレッスンに
愛犬ビフを連れて行ってよいかたずねると
「犬はバレエなんかしないよ」と一笑されてしまいます。
でも、もちろんそんなことであきらめるビフではなく……。

表紙からもおわかりのように、ビフの犬種はパグ。
あの二頭身くらいで、顔のひしゃげた、ブサカワ代表のような犬です。
たしかに、かわいいんですけど、
あえてチュチュを着なくてもね~と思うのはわたしだけでしょうか。

でも、逆風にメゲることなく、“好き”をつらぬいて
自分の夢を実現させたビフは、あっぱれ。
“好き”は、すべての行動の原動力なのですね!
この春、ビフを見習って、好きなことをもっときわめてみたくなりました。