ドイツの子どもの本屋さん。

英語絵本, 絵本つれづれ

前回に続いて、ドイツのお話です。
いくつか子どもの本屋さんを訪ねましたので、そのご報告を少し。

まず、ブックフェアが開催されていたフランクフルト市内の「tatzelwurm」へ。
こちらは静かな通りの一角にあるちいさなお店でした。

tatzelwurm.jpg メッセ会場で目がチカチカしていたところだったので、お店に足を踏み入れたとたん、クレヨンハウスへ戻ったような空気にホッ!

お店の方に「わたしたちも日本の子どもの本屋です」と話すと、ショップカードを持ってきてくださり、「タッツェルヴルム」という店名は、ドイツの山に住むと言われる竜(?)に由来することなど教えてくれました。

=写真=
フランクフルトの「tatzelwurm」。Glauburgstr.駅から徒歩2、3分。

次に訪ねたのはフライブルク市内の「FUNDEVOGEL」。
こちらもまた、木のぬくもりがあるすてきなお店でした。

入るとすぐにリンドグレーンの写真が目に飛び込んできました。
レイアウトがきれいで、お店の方の電話対応などから、地元のひとたちが本についての相談など持ちかけることも多いのだろうな、と思いました。

「いま、いちばん売れている本は何ですか?」とお聞きすると、「ファンタジーの『Tintentod』だよ」とのこと。

=写真=
フライブルクの「FUNDEVOGEL」は、フライブルク駅から徒歩15分くらいかと。

fundevogel.jpg

ミュンヘンでは、シュタイナー学校のそばにある「KUNST UND SPIEL」へ。

kunst-und-spiel.jpg 2階までのフロアに、木のおもちゃ、羊毛など手仕事の素材、子どもの本などが丁寧に並べられていて、クレヨンハウスで言えば、クーヨンマーケットのようなお店でした。
(←クリックで拡大画像)。

日本製の折り紙もあって、折り紙の本も置かれていました。つい海の向こうのかわいらしいものに惹かれますが、「足もとにもいいものがあるじゃない!」と言われたような。

=写真=
ミュンヘンの「KUNST UND SPIEL」。Giselastr.駅からすぐです。

大型書店などにもいくつか立ち寄りましたが、やっぱり子どもの本専門店は、一冊一冊の本たちが大切にされているような気がして、居心地がいいなあ~と。
今回お邪魔したお店のみなさん、いつかクレヨンハウスへもあそびに来てくださいね!
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