<絵本town特集>みやこしあきこさんのデビュー作

特集・あの作家さんのデビュー作! No Comments

みやこしあきこさん
みやこし・あきこ

たいふうがくる
2009年/BL出版

●デビュー作の思い出
出し続けて7回目の「ニッサン童話と絵本のグランプリ」で、ついに大賞をとって出版できました。結局出版する際に、ほとんどのページを描き直すことになってしまい、人に伝えることって難しいんだなぁとしみじみ感じました。

作家を目指す方々への応援メッセージ

「絵本を描くことは絵本を描くことでしか上達できない、頭の中の佳作は佳作じゃない」と、以前、あまんきみこさんがおっしゃっていたことが本当にその通りだと思います。

みやこしあきこさんのページ
ホームページ http://miyakoshiakiko.com/

●みやこしあきこさんの近刊

よるのかえりみち
偕成社/刊

>> 絵本townで購入できる著作


>> デビュー作特集 作家一覧を見る

<絵本town特集>角野栄子さんのデビュー作

特集・あの作家さんのデビュー作! No Comments

角野栄子さん
かどの・えいこ

ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて
福原幸男/絵
1970年/ポプラ社

●デビュー作の思い出
デビュー作も、作家になったのも、その源はブラジルでの2年間の暮らしでした。何かを書くこととほど遠い生活をしていた私に、突然ブラジルの子どものことを書いてみないかというお誘いがありました。そして書きはじめ、何回も書き直して出版されたのが、この作品です。そして私は書くことが好きだという自身に気がついたのです。

作家を目指す方々への応援メッセージ
「好き」「書くことが好き」「物語をつくるのが好き」これにつきると思います。
好きなら続けられます。続けていると、ある日、魔法が降りてくる、そう思います。

角野栄子さんのページ
ホームページ http://kiki-jiji.com/hoge/

●角野栄子さんの最新刊

ナーダという名の少女
KADOKAWA/刊

>> 絵本townで購入できる著作


>> デビュー作特集 作家一覧を見る

<絵本town特集>片山令子さんのデビュー作

特集・あの作家さんのデビュー作! No Comments

片山令子さん
かたやま・れいこ

はるはおしゃべり
埴沙萠/写真
「おはなしワンダー」1989年3月号/世界文化社 → 「おはなしワンダー」1999年3月号/世界文化社
現在お取り扱いできません。

●デビュー作の思い出
たくさんのポジフィルムを拡大し、下からひかりをあてると、土から生まれたばかりの美しく愛らしい芽の子どもたちが、体のかないっぱいに広がりました。はじめての絵本の出版が、芽をだす本だったことを思い出し、今も繰り返しはげまされます。

作家を目指す方々への応援メッセージ
本はやっぱりいいなと思います。いつでも開いてくれる扉があり、重みがあり、背中がまっすぐで、胸に抱えることが出来ます。

●片山令子さんの最新作

ちいさなともだち
かわかみたかこ/絵
そうえん社/刊

>> 絵本townで購入できる著作


>> デビュー作特集 作家一覧を見る

<絵本town特集>岡田淳さんのデビュー作

特集・あの作家さんのデビュー作! No Comments

岡田淳さん
おかだ・じゅん

ムンジャクンジュは毛虫じゃない
1979年/偕成社

●デビュー作の思い出
出版へのいきさつは『図工準備室の窓から』(偕成社)を御覧下さい。書いているときは楽しかったような気がします。勿論、ゆきづまることはありました。けれど、しばらく遠ざかっていると、もういちど一から出直すことができたり、解決策が見つかったりしました。とにかく、ことばで場面ができていくのが楽しかったという記憶があります。実は、今も同じですけれど。

作家を目指す方々への応援メッセージ
絵本作家や児童文学作家になりたいひとが100人いたとすると、実際に書きはじめるのはひとりです。で、書きはじめた100人のうち書きあげるのが、ひとり。書きあげた100人のうち、書きなおせるのがひとり。ですから、とにかく書くことです。そのために、多くの作品に接して、多くの人と出会って、たくさん笑って、たくさん泣いて、たくさん考えるといいのじゃないかなと思います。

●岡田淳さんの最新作

そこから逃げだす魔法のことば
田中六大/絵
偕成社

>> 絵本townで購入できる著作


>> デビュー作特集 作家一覧を見る

<絵本town特集>斉藤洋さんのデビュー作

特集・あの作家さんのデビュー作! No Comments

斉藤洋さん
さいとう・ひろし

●デビュー作の思い出
なにしろ、猫が書いた原稿で、それほど読みやすい字ではなく、読み取るのもてまがかかったし、ワープロで清書するのもたいへんでした。

作家を目指す方々への応援メッセージ
講談社の新人賞に応募するのが一番近道だと思います。

●斉藤洋さんの最新作

ハムレット
佐竹美保/絵
あすなろ書房

>> 絵本townで購入できる著作


>> デビュー作特集 作家一覧を見る

<絵本town特集>西巻茅子さんのデビュー作

特集・あの作家さんのデビュー作! No Comments

西巻茅子さん
にしまき・かやこ

『ボタンのくに』
なかむらしげお/文
1967年/こぐま社

●デビュー作の思い出
1967年、まだ絵本出版が少ない頃でした。絵本がどんなものか、どうやって作るのかも全く知らない時に、出版社に言われて無我夢中で作ったもので、出版され本屋の店頭に並んでいるのを見るのは恐いものでした。

作家を目指す方々への応援メッセージ
他人のまねをせず、自分の力を信じて、自分の中にあるもので表現することが大切だと思います。

●西巻茅子さんの最新作

わたしのワンピースおさんぽセット
こぐま社/刊

>> 絵本townで購入できる著作


>> デビュー作特集 作家一覧を見る

<絵本town特集>鈴木まもるさんのデビュー作

特集・あの作家さんのデビュー作! No Comments

鈴木まもるさん
すずき・まもる

ぼくの大きな木
鶴見正夫/文
1980年/偕成社

●デビュー作の思い出
絵を描くのが好きなので、ひたすら毎日絵を描いていました。大学生のころで、最初は昼間に土建業のアルバイトをしながら絵を描いていたのですけど、危険が多いので水商売の仕事に変え、夕方から深夜まで働いて、朝から夕方まで絵を描きました。
山の中で暮らす男の子の話で、自然の四季をモチーフにして、何しろ画面を葉と木で埋め尽くしたくて描いていました。“言葉”という表現手段をまだそのころ持っていなかったので、ストーリーを大体作って、詩人の方に文章化してもらうことになりました。
その時は気がつかなかったけれど、ちゃんと鳥の巣も話に関わっていて、やはりそのころから、無意識にでも鳥の巣を求めていたんだなと、あとからわかりました。

作家を目指す方々への応援メッセージ
自分の好きなことを、自由に続けてください。

鈴木まもるさんのページ
ホームページ http://www.i-younet.ne.jp/~basaract/
ブログ http://blog.livedoor.jp/nestlabo4848/
フェイスブック https://www.facebook.com/mamoru.suzuki.5

●鈴木まもるさんの最新作

ニワシドリのひみつ 庭師鳥は芸術家
岩崎書店/刊

>> 絵本townで購入できる著作


>> デビュー作特集 作家一覧を見る

<絵本town特集>佐々木マキさんのデビュー作

特集・あの作家さんのデビュー作! No Comments

佐々木マキさん
ささき・まき

やっぱりおおかみ
「こどものとも」1973年10月号(211号)掲載/福音館書店 →1977年/福音館書店

●デビュー作の思い出
絵本のデビュー前後のことは、エッセイ集『ノー・シューズ』(亜紀書房/刊)にやや詳しく書きましたので、それを読んでくださるようお願いします。

作家を目指す方々への応援メッセージ
1.新人は、きた仕事を選り好みせず、何でも一所懸命にやること。
2.締めきりはかならず守ること。
3.絵本以外のもの(小説・演劇・旅行・街・人間etc.)をたくさん熱心に見ること。

●佐々木マキ
さんの最新作

ノー・シューズ
亜紀書房/刊

>> 絵本townで購入できる著作


>> デビュー作特集 作家一覧を見る

<絵本town特集>かこさとしさんのデビュー作

特集・あの作家さんのデビュー作! No Comments

かこさとしさん
かこ・さとし

「こどものとも」1959年1月号(34号)掲載/福音館書店 → 1967年/福音館書店 → 2007年/復刊ドットコム

デビュー作の思い出
「時代に合う大きなテーマで作れ」という高い編集者の意図に感激して、精一杯努力した記憶があります。

作家を目指す方々への応援メッセージ
各自の才能、意欲、情熱に応じ、自由に努力されるよう。
評価は後からつくてくるものでしょう。

●かこさとしさんの最新作

出発進行!里山トロッコ列車 小湊鐵道沿線の旅
偕成社/刊

>> 絵本townで購入できる著作・グッズ


>> デビュー作特集 作家一覧を見る

<絵本town特集>西村繁男さんのデビュー作

特集・あの作家さんのデビュー作! No Comments

西村繁男さん
にしむら・しげお

『くずのはやまのきつね』
大友康夫/作
「こどものとも」1974年10月号(223号)福音館書店 → 2009年/福音館書店

●デビュー作の思い出
出版社に売り込みにいっても、うまくいかなかった頃、大友康夫くんが「こどものとも」編集部を紹介してくれました。そこではじめて「やりましょう」と言ってくれた編集者と出会えました。その後の、この編集者のもとで『おふろやさん』『やこうれっしゃ』を作ることができました。大友くんが、私の苦手なストーリー作りをしてくれたのも有難いことでした。

作家を目指す方々への応援メッセージ
自分にこだわって、自分をさぐって、自分の納得する世界が表現できるといいですね。

西村繁男さんの最新作


タコのたこきちくん
内田麟太郎/文
小学館/刊

>> 絵本townで購入できる著作


>> デビュー作特集 作家一覧を見る

« Previous Entries Next Entries »