2000/4/22 土曜日
森 :ブッククラブ
絵本つれづれ
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「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
4月の英語絵本コースでお届けした絵本を紹介します。
P1コース▼ネイティブ0 ~ 2 歳位/中学1年程度
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『Where Is the Green Sheep?』
Mem Fox /文
Judy Horacek /絵
Harcourt /刊
2,479 円(税込) |
赤いヒツジ、青いヒツジ……緑のヒツジはどこ行った?
入浴中や就眠中のもの……でも緑のヒツジはどこ?
臆病なもの、勇敢なものはいるが、緑のヒツジは?
……いったいどこにいるの?
残るのは最後のページだけ。そっとめくると……。
ネイティブ▼3~ 5歳位/中学2年程度
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『Where the Wild Things Are』
Maurice Sendak/作
HarperCollins/刊
2,770円(税込)
<翻訳版>
『かいじゅうたちのいるところ』
じんぐうてるお/訳
冨山房/刊
1,512円(税込) |
マックスはかいじゅうたちのいるところへ。
かいじゅうたちを手なずけて王になり、たのしい夜を過ごす。
だが、かいじゅうたちが眠っているときに、遠いところから
おいしそうなにおいがし、家が恋しくなる。
P3 コース▼ネイティブ6 歳位〜/中学卒業程度
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『The Giving Tree』(CD付き)
Shel Silverstein/作
HarperCollins /刊
2,916円(税込)
〈翻訳版〉『おおきな木』
村上春樹/訳
あすなろ書房/刊
1,296円(税込) |
木はひとりの少年と出会い、一緒にたのしく過ごした。
やがて少年は成長していき、木に会いに来なくなる。
ある日、大人になった少年が木のもとへやって来た。
しかし、彼は木とはもうあそばないという。
幸せとは、愛情とは何か。
読むたびに、物語のとらえ方が変わります。
文/大島英美(リードアラウド研究会主宰)『英語絵本ガイド』の「あらすじ」より抜粋
2000/4/22 土曜日
横山 :ブッククラブ
英語絵本
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「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
4月の英語絵本コースでお届けした絵本を紹介します。
P1コース▼ネイティブ0 ~ 2 歳位/中学1年程度
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『Where Is the Green Sheep?』
Mem Fox /文
Judy Horacek /絵
Harcourt /刊
2,479 円(税込) |
★みどりのヒツジはどこかしら★
あかいヒツジ、あおいヒツジ、おふろヒツジにおふとんヒツジ……。
揺れるヒツジに滑るヒツジ……でも、みどりのヒツジはいません。
ほとんどが「Here is the 〇〇〇 Sheep」と、
「But Where Is the Green Sheep?」の文章でできているこの絵本。
〇〇〇の部分に入るのは、色だったり動きだったり場所だったり。
たのしみながら英語の豊かな表現に触れられるこの絵本は、
英語絵本のスタートにもぴったりですよ。
ネイティブ▼3~ 5歳位/中学2年程度
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『Where the Wild Things Are』
Maurice Sendak/作
HarperCollins/刊
2,770円(税込)<翻訳版>
『かいじゅうたちのいるところ』
じんぐうてるお/訳
冨山房/刊
1,512円(税込) |
★子ども部屋から、かいじゅうたちのいる世界へ★
タイトルにある“the Wild Things”。“かいじゅうたち”と訳されています。
わかりやすい文体の短い構成にもかかわらず、
そこに広がるのは、時空を超えた壮大なスケールの世界。
恐ろしい顔つきの、でもどこかあいきょうのあるかいじゅうたちが
生き生きと躍動する世界は圧巻です。
今月からP2コースへ進まれた方もきっと、センダックさんの巧みな力で、
難なく壮大な冒険にひき込まれてしまうことでしょう。
P3 コース▼ネイティブ6 歳位〜/中学卒業程度
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『The Giving Tree』(CD付き)
Shel Silverstein/作
HarperCollins /刊
2,916円(税込)〈翻訳版〉『おおきな木』
村上春樹/訳
あすなろ書房/刊
1,296円(税込) |
★何度読んでも、味わい深いお話です★
登場するのは、一本のおおきな木と少年。
少年が大好きな木。少年のためなら何でも力になります。
やがて少年は大人になり、木に会いに行くこともなくなり……。
最後の場面は、切なくもあり、愛おしくもあり。
子どもと大人とで捉え方が違うかもしれません。
昔読んだという方も、もう一度本を開いてみると、
また別の感覚が生まれるのでは……。