2007/8/31 金曜日
絵本town
クレヨンハウス出版の新刊
No Comments
クレヨンハウス通信10月号のコーナー”NEW BOOKS”で紹介されている
今月の新刊絵本を、eショップにアップしました!
こちらからご購入いただけますので、どうぞご覧ください。
特にオススメなのはこちら。
ご存知「平家物語」の冒頭「祇園精舎」ですが、
山本孝さんの絵によって大迫力の絵本になりました。
舞台は夜。秋の夜長にぴったりです。

『祇園精舎』(声にだすことばえほん)
齋藤孝/編 山本孝/絵
ほるぷ出版/刊
1,260円
2007/8/29 水曜日
吉原 :編集部
絵本つれづれ
No Comments
タヌキにとりつかれています。
夏休みをいただいて、愛媛に住む祖母を訪ねてからです。
祖母宅のそばに伝説のタヌキがいます。名前は喜佐衛門(きざえもん)。讃岐のタヌキと化けくらべをしたとか、いろいろな話が残っていて、けっこうおもしろいタヌキです。
『おしいれのぼうけん』(童心社)の作者・古田足日さんが、このタヌキのことをよくご存知で(古田さんは愛媛県出身)、以前、取材で伺ったとき、喜佐衛門バナシでもりあがり、いつか喜佐衛門のお話を書きたいとも。(以来、ひそかにたのしみに待っています!)
四国はなぜだかタヌキ伝説が多く、すっかりタヌキ気分、というわけです。
「たぬき饅頭」など食べながら、ハッと気づけば、手にしていたのは長新太さんの『はんぶんタヌキ』。
ゾウさんに化けてもロケットに化けても、いつも下半分がタヌキのまま、というこのタヌキ。しかしきょうは、やけにかわいくみえるなあ……。このしっぽ、たまらんなあ……。
やばいやばい。タヌキに化かされてるのか、長さんに化かされてるのか……?

『はんぶんタヌキ』(・・現在入荷未定です)
長新太/作 こぐま社/刊 1,365円
2007/8/24 金曜日
近藤 :東京店
イベント
No Comments
8月20日(月)、恐竜絵本作家黒川みつひろさんのワークショップがおこなわれました!
全部で40人以上の参加者で、笑い声たっぷりの楽しいワークショップとなりました。とても暑い日にかかわらず、ご参加、本当にありがとうございました!



ところで、ワークショップが終わった後に黒川みつひろさんとお話をしたのですが、そのなかから印象深かったお話をひとつ紹介させてください。
黒川さんはいままで各地で開いてきたワークショップの話をしてくれました。ワークショップをすると子どもたちからいろんな質問をうけるそうです。
そしてこのまえは
「私も死んだら化石になれますか?」
という質問を女の子からされたそうなんです。
なんてかわいくて、夢のあるスケールの大きい質問だなと、思わずため息がもれてしまいました。
「その質問にはどうこたえたのですか?」と尋ねたところ
黒川さんは、とっさきに「化石になるということは、いろんな条件が重なってようやく
実現するんだよ」とこたえたとのことでした。うろ覚えなので、うまく細部まで再現できないのですが、その答えかたもまたロマンチックなすてきなものでした。
>ファン必見の黒川さんのblogです。イベントのいち早い情報などもたくさんあります。
—————————————-
黒川みつひろさんの最新刊です。もうご覧になりましたか?

『トリケラトプスとギガノトサウルス』(小峰書店/刊)1,365円(税込)
2007/8/22 水曜日
絵本town
クレヨンハウス出版の絵本
No Comments
でました。あの五味太郎さんの、「干支セトラ」絵本シリーズの新刊です。
こんどのターゲットは
・
・
・
ウマさんです!

(『たびはみちづれ』 五味太郎/作 クレヨンハウス/刊)
ちなみに、ウマ(午)年のひとは、今年、次の年齢を迎えます。
77歳(1930年生まれ) 65歳(1942年生まれ)
53歳(1954年生まれ) 41歳(1966年生まれ)
29歳(1978年生まれ) 17歳(1990年生まれ)
5歳(2002年生まれ)
干支の早分かり表>>
http://www.crayonhouse.co.jp/mojo?vgform=SimpleForm&template=default/product/fair07eto.htm
ウマ年のあの人への残暑のお見舞いに、(ウマいこと意表をついて?)贈ってみませんか。きっと笑顔になります!
付録ももちろん、ウマ。
つくりかたの図解(↓)も、やはりウマでした。カッコイイ!

10巻までそろった干支セトラシリーズ。
あとはなに年の絵本? 楽しみにしていてくださいね。
2007/8/17 金曜日
近藤 :東京店
クレヨンハウス出版の新刊
No Comments
夏休みまっただなか。お店には子どもたちがたくさん来てくれています。
自分の好きな本を自分でレジにもってきたり、ひさしぶりにあったおじいちゃんおばあちゃんに本を買ってもらう姿はほほえましいものです。
レジ前のギャラリーコーナーでは、『みんなのせて』あべ弘士さん原画展が終了し、今日から恐竜の絵本がずらりと並んだコーナーが誕生しました!!

8月20日(月)には恐竜絵本作家黒川みつひろさんのワークショップ&サイン会もありますので、恐竜ずきな子どもさんにも、もちろん大人の方にも楽しんでいただけたらなと思います。
ずらりと並んだ恐竜絵本はどれも手にとりたくなってしまうのですが、そのなかでも格別な一冊をご紹介させてください。

『図説 恐竜の時代』(岩崎書店)は、なんとも本格的な一冊です。最新のコンピューター・グラフィックスと写真撮影を組み合わせた美しい絵は、まるですぐそこで恐竜が呼吸をしているかのような迫力ですよ!!全ページオールカラー。恐竜の生活のすべてがいきいきと再現されていて、本当に興奮してしまいます。恐竜ずきの子どもはきっとこんな本格的な一冊がほしくなってしまうと思うんです。
その迫力のページをめくっているうちに、黒川みつひろさんが先日お店にいらっしゃったときに、おっしゃっていたことを思い出しました。
「この地球に恐竜がいきていたというその事実。実際に私たちがこうして暮らしている地上に、むかしは恐竜がいたといこと。フィクションや映画や物語ではなくて、実際にそうだったということ。そういうことに驚きをもって想像力をはたらかせることができないと、恐竜は怪獣としてあつかわれてしまう」
そんなことを黒川さんはおっしゃいました。それを聞いていて、「あっこの驚く感覚が黒川さんの絵本の大切な要素なんだな。それが子どもたちをひきつけているんだろうなぁ」と感じました。
ここクレヨンハウスのお店がある北青山は何億年前はどんな風景だったのだろう・・・そこにはどんな生物がいたのだろう・・なんてことを想像したりしながら、ずらりと並んだ恐竜絵本をながめるのも楽しいことです。
みなさんぜひあそびにきてくださいね。
2007/8/12 日曜日
絵本town
絵本作家さん, クレヨンハウス出版の絵本
No Comments
7月にオリジナルの絵本新刊がぞくぞく続いています。
これまでいろいろな絵本を刊行してきたクレヨンハウス。
でも今回の、谷川俊太郎さん”あかちゃんから絵本”シリーズ新作は、
「えっ?」
ハっとしてドキっとする、秀逸なコラボレーションなのです。
タイトル「すーびょーるーみゅー」。機械好き、工作好きという谷川俊太郎さんと、ナンセンスでアナログな電機製品アートを次々と生み出している「明和電機」の土佐信道さん。

(↑土佐さんが描いてくださいました)
・・この空気感。右下の「マル社」は土佐さん(明和電機社長)のサインですね。すてきですね。たまりませんね。(たんにファンなのです)

さらに・・この絵を模した「谷川さん(?)」に着て頂いているのが「すーびょーるーみゅー オリジナルTシャツ」。
これを着たなら、メカニック・ロマン(造語)な夢を見られそう、ではないですか?
おなじくオリジナルのバッチとともに、クレヨンハウス店頭で大好評なのです。
ちなみに、「クレヨンハウス夏の学校2007」では、土佐さんと受講生4人で絵本『すーびょーるーみゅー』ライブが実現!音楽と映像にあわせて絵本を朗読して摩訶不思議な世界が誕生しました。
★上でご紹介した「すーびょーるーみゅー」オリジナルTシャツは、
こちらからご購入いただけます>>
2007/8/12 日曜日
絵本town
クレヨンハウス出版の新刊
No Comments
お待たせしました!今月のオススメ新刊、eショップにアップしました。
夏らしい全10冊。こちら (クレヨンハウスeショップ)でチェックしてくださいね。
一番気になったのはコレ。
目にとびこんだ、表紙のオレンジ色。よく見ればおおきなおさかなの顔。
夏・海・水。
すずしげで摩訶不思議な絵世界がひろがる「漂流物」は、新刊会議のスタッフの間でもイチオシだったとのこと。
「漂流物」 D・ウィーズナー/作 BL出版/刊 1890円(税込)
2007/8/11 土曜日
近藤 :東京店
クレヨンハウス出版の新刊
No Comments
みなさま、はじめまして。
いよいよクレヨンハウスの絵本ブログをスタートさせることとなりました。
すこし緊張しますが、毎日のように届く新刊のことやお店のイベントのことや、もちろんお店のできごと等など、旬の情報とクレヨンハウスのお店のたのしい魅力が伝えることができればいいなと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
さっそくですが先日入荷した絵本を一冊ご紹介したいと思います。
『どうぶつ句会 オノマトペ』 あべ弘士/作 学研/刊 1,260円(税込)
登場するのはフクロウの「雪野袋」、ハトの「鳩野ポッポ」、キタキツネの「北風コンザブロー」、ゾウの「大耳はな」、カワウソの「河うそ雄」ハリネズミの「ハリー・トゲマル」。
動物たちみんなで、わいわいと会話をしながら披露する俳句は、あべ弘士さんの絵と同様、とてものどかで迫力があって気持ちがいいんです。
動物が俳句を読んだらきっとこうなるかもなあと思えますし、人間が俳句を読むことに没頭している最中は、もしかしたらすこし動物に近づいているのかもしれないなぁとも思えてきます。
今回は、「音のことば」=オノマトペを使った俳句や世界中から俳句が集まる「投句」に「お正月」をテーマにした俳句を読む事ができます。
それぞれ実に味わい深いのですが、個人的には
「トントコトン キツツキトコトン トトンガトン」by北風コンザブロー
という句が一番おかしかったです。(北風がまっさきに手を上げてこの句を発表したら「コンちゃんは、いつも早いのね」なんて鳩野さんに突っ込まれたりしていました)
あべ弘士さんは、7月29日(日)~7月31日(火)に開催された「クレヨンハウス夏の学校」にも講師として来ていただきました!!
それでは記念すべき第一回目の記事でした。
こんどともどうぞよろしくお願いします。