2013/9/25 水曜日
早崎 :ブッククラブ
英語絵本
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こんにちは、ブッククラブの早崎です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から
9月の英語絵本「P1コース」と「P3コース」のご紹介です。
まずは「P1コース」。
◆『NURSERY RHYMES』
Roger Priddy/作
Priddy Books/刊
1,830円(税込)
★あそび歌と子守唄をうたって、英語をもっと身近に★
今月は伝承童謡を集めたCD付き絵本を紹介します。
タイトルの「ナーサリーライム」とは英米伝承童謡の呼称です。
日本では「マザーグース」の呼び名で親しまれていますが、
発祥の地イギリスでは「ナーサリーライム」がポピュラーだそうです。
絵本とCDに収録されている童謡は、
「きらきら星」で知られる子守唄「Twinkle Twinkle, Little Star」や
足の指を子ブタに見立てたあそび歌「This Little Piggy」、
「アルプス一万尺」の元歌「Yankee Doodle」など、盛りだくさんの22曲。
子ども向けの童謡は親しみやすく覚えやすいので、
はじめて英語にふれる子どものファーストブックとしてもおすすめです。
苦手な英語もメロディにのせれば、自然に口ずさめるようになるかも!?
そして「P3コース」。
◆『Fog Island』
Tomi Ungerer/作
Phaidon Press/刊
1,964円(税込)
★『すてきな三にんぐみ』で知られるトミー=アンゲラー、待望の最新作★
『すてきな三にんぐみ』『へびのクリクター』『キスなんてだいきらい』など、
独創的でユーモラスな作風が魅力のトミー=アンゲラー。
最新作は作者が暮らすアイルランドを舞台にしたミステリー。
グレートーンで統一された色彩が、
アイルランドの風土と神秘的な雰囲気を醸し出しています。
父親の小舟を借りて海あそびに出かけた兄妹は、
急な海流にさらわれて漂流してしまいます。
濃い霧が立ち込める中、小舟は何かに導かれるように“霧の島”に漂着します。
「足を踏み入れた者は、誰ひとり帰ってはこない」と噂されるその島で、
“Fog man”と名乗る老人と出会った兄妹は、島の秘密を知ることに……。 |
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2013/9/13 金曜日
高橋 :ブッククラブ
英語絵本
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こんにちは。ブッククラブの高橋です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から
英語絵本「P2コース」9月のご本を紹介します。
今月お届けするのは、『Steam Train, Dream Train』です。
秋の夜長にオススメな“おやすみなさい”の絵本です。
★動物の乗務員たちと、夜の蒸気機関車へ★
◆『Steam Train, Dream Train』
Sherri Duskey/文
Tom Lichtenheld/絵
Chronicle Books/刊
1,870円(税込)
<翻訳版>
『よるのきかんしゃ、ゆめのきしゃ』
福本友美子/訳
ひさかたチャイルド/刊
1,365円(税込)
夜の闇を抜けて、シュッポシュッポと蒸気機関車が現れました。
駅で待ちかまえていたのは、動物の乗務員たち。
機関車が停まるやいなや、積荷をつみはじめます。
コンテナ車には、ブロックやプラモデル。
屋根のない貨車には、砂場用の砂。
タンク車には、色とりどりの絵の具。
冷蔵車には、巨大なアイスクリーム。
積荷をすべてつみ終えると、機関車は出発。
乗務員の動物たちも眠りにつきます。
次に停まるのは、また明日…。
乗りもの好きな子どもの、一夜の夢物語を描いたような本作は
ニューヨークタイムズ・ベストセラーリストで、
堂々の第1位を獲得しています。
韻をふんだ文章は、耳に心地よく、
読んでいるうちに、しぜんとまどろんでしまいそう。
夢の中に登場するのは、やっぱり蒸気機関車かな?! |