■ふたりはボブスレー選手!

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こんにちは。ブッククラブの高橋です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
英語絵本P2コースで1月にお届けする絵本をご紹介します。

ウィンタースポーツをたのしむにはもってこいの季節。
今月はオリンピックを目指す、ちいさなアスリートのお話です。

★目指すはオリンピック!★

Max and Marla
Alexandra Boiger/作
G.P.Putnam’s Sons Books/刊
2,624円(税込)

MaxとフクロウのMarlaは大の仲よし。
そして、そろってボブスレーの選手です。
そんなふたりの日常を見てみると…。
日々、細心の準備をおこたらず
機材の不具合に見舞われても
予期せぬ悪天候に遭遇しても
決してあきらめません。
そして、何よりも自分たちのからだのケアを大事にしています。
そんなふたりのチャレンジは、きょうも続きます。

日々、鍛錬を重ねるMaxとMarla。
厳しい競技の世界に身を置きながらも
ふたりは、毎日をたのしんでいるように見えます。
大好きな友だちと一緒に、大好きなボブスレーができるからでしょうか。

ちいさなアスリートのゆるぎない友情と、めげない気持ち。
この絵本のページを彩る、淡く透明な雪景色のように
読むひとのこころを明るく、清々しくしてくれるようです。

ちいさなかわいいアスリート、MaxとMarla。
これからのふたりの活躍を大いに期待したいものです。

■石でスープをつくるって!?

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こんにちは、ブッククラブの横山です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
1月の英語絵本「P3コース」でお届けした絵本を紹介します。

◆『Stone Soup
Marcia Brown/作 
Atheneum Books for Young Readers/刊
2,624円(税込)

<翻訳版>
せかいいちおいしいスープ
こみやゆう/訳
岩波書店/刊
1,728円(税込)

★そのスープ、何のスープ?★

今回の絵本は民話を元にしたマーシャ・ブラウンの『Stone Soup』。
この民話はヨーロッパではメジャーな民話で、スープに入れるのは
石だったりクギだったり斧(!!)だったりとさまざまなレパートリーで
伝わっています。
ポルトガルの家庭料理には、この民話を元にしたスープもあるそう。
豆を小石に見立てた具だくさんのスープだそうですが、
それも気になるところですね。

さて物語は、故郷へ帰るため見知らぬ国をとぼとぼ歩く3人の兵士。
すっかり疲れておなかもすいているものの、頼みの村人たちは
警戒して3人を助けようとはしません。
そこで3人は、大きな鍋に水と石を入れて石のスープをつくることに。
興味深々の村人たちに3人が言うのは「塩とコショウがあったらなぁ~」。

ぐったりと疲れ果てていてもユーモアを忘れない3人の兵士や、
おいしそうなスープに警戒を解いていく村人たち、そして
恐がっていても好奇心にかられて覗き込む子どもたちが
マーシャ・ブラウンのあたたかなタッチでいきいきと描かれています。

いまがいちばん寒いこの季節にぴったりの
こころがあたたまるお話です。

■お面みたいな絵本!

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こんにちは。ブッククラブの森です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
英語絵本P1コースで1月にお届けする絵本を紹介します。

★穴から顔を出せば、動物に大変身!★

◆『I Can Roar!
Frank Asch/作
Kids Can Press /刊
2,187円(税込)

今回の絵本は、はじめて英語にふれる子どもぴったりの本です。

イラストの顔にあたる部分に穴があいており、顔をのぞかせれば
まるでお面のようにあそぶことができます。

イラストの下には、それぞれの動物の鳴き声が文章になっており、
ライオンやネズミになりきってたのしく読むことができます。

大きな声で鳴き声をまねしてみると、子どもも大人も、
かぞくみんなの笑みがこぼれます。

うれしいときや、悲しいときなど、感情を込めて鳴き声や表情を
変えて読んでみるのもおすすめです。

■みんなでクレヨンハウスを「ねこだらけ」に!あきびんごさん『ねこだらけ』ワークショップ

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あきびんごさんの最新作、『ねこだらけ』は、400匹のねこが登場する、
文字通り「ねこだらけ」の絵本。


ねこだらけ
あきびんご/作
くもん出版/刊
1,404円(税込)

1月9日、東京店にて刊行を記念したワークショップが開かれました。
集まった子どもたちが、作者のあきびんごさんと一緒に、ネコ型に切り抜いた紙に
思い思いの色を塗って、たくさんのねこをつくりました。
メガネをかけたねこ、水玉のねこ、しましまのねこ。
おしゃれな洋服をていねいに描きこむ子がいれば、大胆に全体を塗りつぶす
子もいて、一匹いっぴきがすべて違う、個性豊かなねこがどんどんできあがって
いきました。

完成したものは、天井から吊るしてお披露目です。
店内がぱっと明るくにぎやかになり、お店にいらしたお客様にも大好評でした。

ワークショップの後のあきびんごさんのサイン会では、それぞれの着ている洋服と
同じ色をしたねこのイラストを描いてくださいました。

ねこだらけ』の原画展を、1月20日まで東京店子どもの本売り場で開催しています。
みんながつくったねこたちも飾ってありますので、ぜひ、ねこでいっぱいの東京店にあそびにいらしてくださいね!