■雪景色が美しい英語絵本セット!

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こんにちは。「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から12月の英語絵本「P2コース」のご本のを紹介します。

今月は、『Jan Brett’s Little Library』をお届けします。『The Mitten』『The Hat』『Gingerbread Baby』の3冊がケースに収められたセットになります。いずれも雪景色がきれいな冬らしいセレクションです。

★緻密な絵でたのしむ各国の民話★
◆『Jan Brett’s Little Library(3冊セット)
(『The Mitten』『The Hat』『Gingerbread Baby』)
Jan Brett/作
Putnam/刊
2,394円(税込)*ボードブック版『The Hat』の翻訳版:『ぼうし』
松井るり子/訳
ほるぷ出版/刊
1,365円(税込)

『The Mitten』
ニッキが落としたミトンであたたまろうと、動物たちが次々と中にもぐりこみます。
ついにはクマまで現れて……。
ミトンはぶじにニッキのもとに戻るのでしょうか?

『The Hat』
風でふき飛ばされてきたくつ下に、好奇心から鼻をつっ込んだハリネズミ。
ところが、くつ下が取れなくなってしまいます。
その姿を見た動物たちがとった行動とは……?

『Gingerbread Baby』
マッティが型抜いたしょうがパンのぼうや。
焼いている途中で、オーブンからとび出して逃げてしまいます。
すばしこくて誰もつかまえることができないなか、
マッティはある方法を思いつきます。

世界各国の民話を題材に多くの絵本をつくってきた作者。
『The Mitten』は、ウクライナの民話で、『The Hat』はデンマーク、
『Gingerbread Baby』はスイスのお話だそうです。
なるほど、一見同じ雪景色のように見えますが
『The Mitten』は、どこまでも広がる平原で、
『The Hat』では、はるかかなたに風車が見え
『Gingerbread Baby』では、空高くそびえるアルプスの峰々がきちんと描かれています。

なにかと気ぜわしい12月。
はるか異国の美しい雪景色に、しばしあわただしい日常を忘れてみませんか。

■マジカルなクリスマスを!

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こんにちは、ブッククラブの早崎です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から12月の英語絵本「P1コース」と「P3コース」のご紹介です。

まずは「P1コース」、今月は2冊です。

★あかちゃんにあてた「ラブレター」、
照れずに言えるかな「あなたはわたしのたからもの」★
◆『Hello Baby!
(『The Mitten』『The Hat』『Gingerbread Baby』)
Mem Fox/文
Steve Jenkins/文
Beach Lane Books/刊
1,696円(税込)

翻訳版:『こんにちはあかちゃん』
角野栄子/訳
福音館書店/刊
1,470円(税込)

声に出して読んだときの心地よさを念頭に、
数々の名作を生んだ作家、Mem Foxさんの近作です。

「Who are you?(あなたはだあれ)」と、
だれかがやさしい声であかちゃんに問いかけます。
「Are you a monkey with clever toes?
(きみは器用な足をもっているサルかな)」からはじまり、
ライオンやゾウなど次々と動物の名を上げていきますが、すべて「No」。
「Wait, let me guess.(待って、当ててみるから)」と考えて、
ついに出た答えは……。

あかちゃんのファーストブックとしてもおすすめですが、
子どもと連想あそびをしながら読んでもたのしめます。

そしてもう1冊は『Bunny’s Fuzzy Christmas』。

★古典『Pat the Bunny』のクリスマス・ボードブック★
◆『Bunny’s Fuzzy Christmas
Golden Books/作
Golden Books/刊
698円(税込)※ボードブック版

ファーストブックの定番として人気の高い『Pat the Bunny』は、
絵本の中に異素材を取り入れることが特徴です。
Bunnyが巻いているマフラーもそのひとつ。
実は絵の中のセーターやぬいぐるみなど、
Fuzzyなものだけがさわり心地のよいベロア素材になっています。
ちいさな子どもたちの好奇心を誘う工夫がいっぱいの、
見てさわってたのしめるクリスマス絵本です。

そして「P3コース」。

★ダイナミックな構図に、ワクワク。
ファンタジックなクリスマス・イブの夢物語★
◆『Little Bunny and the Magic Christmas Tree
David Martin/文
Valeri Gorbachev/絵
Candlewick Press/刊
1,596円(税込)

きょうだいにチビ扱いされて、
クリスマス・ツリーの下でふて寝した末っ子ウサギ。
そのイブの夜、末っ子ウサギは不思議な体験をします。
なんと、ツリーの飾りである雪だるまや動物たちが、
動いたり会話する姿を見てしまいます。
彼らはその場にいた末っ子ウサギをちいさく縮めると、
クリスマス・ツリーの中へとあそびに誘います。

大きくなったり、ちいさくなったり、
仰ぎみたり、見下ろしたりと、
ダイナミックで自由自在の構図にわくわくします。
みなさんも絵本の中で末っ子ウサギといっしょに
マジカルなクリスマスをたのしんでくださいね。

■同じだけど違う……だからおもしろい!

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こんにちは、ブッククラブの早崎です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から
11月の英語絵本「P1コース」と「P3コース」のご紹介です。

まずは「P1コース」。今月は2冊です。

★多文化社会アメリカの空気漂う一冊と、
大人も本気で笑えるユーモア絵本★
◆『Two Eggs, Please.
Sarah Weeks/文
Betsy Lewin/絵
Aladdin Paperbacks/刊
798円(税込)
★Mo Willemsの「Cat the Cat」シリーズ第1作★
◆『Cat the Cat, Who Is That?

Mo Willems/作
HarperCollins/刊
ハードカバー
1,097円(税込)

まずは「Two Eggs, Please.」。
食堂に動物客たちが軽食を食べに来店します。
最初にやってきたサイは目玉焼きを、
次にやってきたネズミは両面焼きの目玉焼きを注文します。
ペリカンはスクランブルエッグを、イヌはゆでたまご……と、
同じたまご料理ですが、調理方法はそれぞれ異なります。

実は本書、“same”だけれど“different”なところ
を残す、多文化社会アメリカを背景に描いた意欲作。
絵本ならではの試みです。
使われている英語もsameやdifferentなど、
簡単な単語ばかりなので初心者でも無理なくたのしめます。

もう一冊『Cat the Cat, Who Is That?』は、
人気絵本作家Mo Willemsによるもの。

「Who Is That?(あれはだれ)」と尋ねるナレーターに、
「Let’s find out!(誰だか見ていきましょう)」とネコ。
見ての通り表紙からすでにお話がはじまります。
ネズミ、アヒル、サカナとあいさつを交わすネコでしたが、
最後に見たこともない動物が……Who Is That?

そして「P3コース」。

★チーズのことは、ネズミのアナトールに聞け!★
Anatole
Eve Titus/文
Paul Galdone/絵
Alfred A. Knopf/刊
1,496円(税込)

パリ近郊に住むネズミのアナトールは、
ある日、人間たちがいかにネズミをきらっているかを知り、
大きな衝撃を受けます。
仲間は「まあ仕方ないさ」と言いますが、
アナトールはそんな気になれません。

尊厳を傷つけられたアナトールは、
ネズミにできる「社会貢献」を考えます。
やがてアナトールのある働きが、
経営不振のチーズメーカーを立て直すことに。
出版から55年、古典名作のひとつに数えられる絵本です。

■おいしい絵本のたのしい音!

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こんにちは。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から
英語絵本「P2コース」11月のご本を紹介します。
今月は、食欲の秋にピッタリな一冊をお届けします。

★「おいしそう」と食いしん坊のクマが捜すのは……?★
◆『Yum Yum! What Fun!
Mara Bergman/文
Nick Maland/絵
HarperCollins/刊
ハードカバー

動物園の近くの家で、ケイティとジェームスと犬のハリーがお菓子をつくっています。
すると、いいにおいに誘われて、
窓から次々と動物たちがしのび込んできました。
ケイティもジェームスも犬のハリーも、お菓子づくりに夢中で
いっこうに気づく気配がありません。
やがて、すさまじい音とともにあらわれたのは、なんとクマ。
さすがのケイティたちも、ビックリ。
ほかの動物たち同様、恐怖に立ちすくんでいると……。

タイトルにも使われていますが、この本のおもしろさは、
なんといっても擬声語がたくさん出てくるところ。
動物たちがしのび込んでくるときの音は、実にさまざま。
日本語の表現とは、ずいぶん違うのでオドロキです。

おいしいものって、動物たちをもしあわせにしてしまうんですね!!
これから、何かおいしいものをつくるときは、
見慣れない侵入者に要注意です。

■英語絵本フェア [クーヨンマーク]が目印です!

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東京店・子どもの本売り場のフェアのお知らせです。

いつもこの絵本ブログでご紹介している、
クレヨンハウス厳選のブッククラブ英語絵本コースの本が
一堂にずらりと並んだ「Book club Selections英語絵本フェア」、
ただいま開催中です!

英語児童書ディレクターの大島英美さんの
「英語絵本ガイド」(下の写真)がそれぞれついていて、
ちょっとお得な価格です。
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目印は黄色のクーヨンマーク!
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どんな本が並んでいるかは、ツイッター(@crayonhouse)で毎日ご紹介しています。
この機会にたのしみながら英語となかよくなりませんか?
11月中旬まで開催中です。

■骨になってもI LOVE YOU!

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こんにちは、ブッククラブの早崎です。

クレヨンハウス東京店では英語絵本フェア、
「Book club Selections」
を開催中です。
ブッククラブでご紹介した英語絵本が大集合。
ぜひこの機会にご来店ください。

「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から
10月の英語絵本「P1コース」と「P3コース」のご紹介です。
まずは「P1コース」。

★恐竜くんが、宿敵「ねんねの時間」に挑む!★
◆『Dinosaur vs. Bedtime
Bob Shea/作
Hyperion Books/刊
1,596円(税込)

「Roar! Nothing can stop Me!」と、
闘争心満々の恐竜くんがいろいろなものに勝負を挑む物語。
まず手はじめに、枯葉の山に飛び込んで、
木端みじんにまき散らします。
枯葉に勝利したことを確信すると、
次に大盛りのスパゲッティに挑み、みごと完食!
恐竜くんの闘争心はおさまることなく、
立ち話をする大人たち、お風呂に歯磨きと、
次々と勝負を挑んでは制覇します。
そして、ついに最大の敵「ねんねの時間」に挑みますが……。

「ガオー!」といった猛獣などのうなり声を、
英語では「Roar!(ロアー)」と表現します。
なんだかかわいく聞こえますね。
みなさんも恐竜くんになりきって、Let’s Read Aloud!

そして「P3コース」。

★骨になっても飼い主を思う忠犬物語★
Bone Dog
Holly Hobbie/作
Eric Rohmann/作
Roaring Brook Press/刊
1,696円(税込)

ある満月の夜、死期を悟った老犬Ellaは少年Gusに、
「何があっても、いつも君のそばにいるよ。
満月の下で誓ったこの約束は破られることはないから」と約束します。

まもなくEllaは亡くなり、Gusは悲しみにくれるなか、
ハロウィーンの日を迎えます。
満月のその晩、骸骨に扮したGusは帰路につく途中、
本物の骸骨たちに取り囲まれてしまいます。
骸骨たちが襲ってくる寸前、骨になったEllaが現れて……。

骨になっても愛するひとを見守り続けるEllaの愛情の深さに、
ただただ涙が溢れてしまいます。
大人なはもちろん、子どものこころにも静かに深く響く作品です。
秋の夜長の一冊にいかがでしょうか?

■飛びたいペンギンが友だちだったら?

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こんにちは。「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から
英語絵本「P2コース」の10月の本を紹介します。

★どうしても空を飛びたい!
必死のペンギンと見守る少年の友情物語★
◇『Up and Down
Oliver Jeffers/作
Philomel Books/刊
1,696円(税込)

少年とペンギンは大の仲良し。
何をするにもいつも一緒です。
なかでもお気に入りは、ボードゲームをすること。

ある日、ペンギンは空を飛びたいと思い立ちます。
少年の手を借り、あれやこれや試してみるものの
なかなかうまくいきません。

専門家の助言を求めるべく出かけたところ、
ペンギンは1枚のポスターを見つけます。
これだ! とばかりに断りもなくすっ飛んで行ってしまったペンギン。
ひとり残された少年は、友だちの行方をあちこち探してまわるのですが……。
果たしてペンギンはいったいどこへ。
ふたりは再会できるのでしょうか。

人物が丸っこく描かれていて、一見かわいらしい雰囲気がありますが
澄んだ水彩で描かれた風景は、洗練されていてとてもキレイ。
絵の独自性もさることながら、
鳥類なのに空を飛べない、というペンギンならではのジレンマや
ふたりのお気に入りのゲームがバックギャモン(?)
と時代がかっているところも、ゆるーく笑えてよいです。

この少年とペンギンの友情物語は『Lost and Found』シリーズとして人気を博し
本作はシリーズ第4作目。
思い立ったら即行動というペンギンと、
そんなペンギンにふりまわされながらも、やさしく手を貸す少年との友情は、
なんだかこの先もたのしみです。

■フォークソングを絵本で!

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「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から
9月の英語絵本「P1コース」と「P3コース」のご紹介です。

まずは「P1コース」。

★やさしいけれど、それだけじゃない、
名作フォークソングが絵本に★
◆『Day Is Done
Peter Yarrow/文
Melissa Sweet/絵
Sterling Pub Co Inc/刊
1,696円(税込)
※CD付き

1960年代のフォークブームの中心的存在だった
ピーター、ポール&マリー。

日本ではかつて、CMなどで曲が使われていたので、
その名前になつかしさを覚える方も多いのではないでしょうか?

その一員だったピーターが書いた歌詞に、
絵を添えてできあがったのがこの絵本。
付属のCDには本編の『Day Is Done』のほかに、
全3曲が収録されたなんとも豪華な内容です。

ページをめくるたび、
くま、うさぎ、たぬき、ねずみなどの動物の親子が、
仲むつまじく寄り添った姿を見せてくれます。
親の子に向けるあたたかなまなざしからは、
深い愛情を感じ取ることができ、
何度見てもこころがあたたまります。

さらにポールのやさしい歌声が、
子どもたちには最高の子守唄になりそうです。

見るもよし、聴くもよし、歌うもよしの、
三拍子そろったギフトにもおすすめの一冊です。

そして「P3コース」。

★少女は『ぜったい馬』がほしかった……
ノスタルジックな人気作家の自伝★
Everything but the Horse
Holly Hobbie/作
Little Brown & Co/刊
1,696円(税込)翻訳版:『ホリーのゆめ』
二宮由紀子/訳
BL出版/刊
1,575円(税込)

近年は絵本「Toot and Puddle」シリーズが人気の作者。
実は70年代にアメリカ開拓時代の少女のイラスト「Holly Hobbie」で
ブームを巻き起こした、知るひとぞ知るイラストレーターでもあります。
本作は自身の少女時代を描いた自伝的絵本。

時代は50年代ですが、家族で移り住んだ農場が舞台なので、
『大草原の小さな家』的な趣がまだ残っています。
透明で郷愁を誘う絵にうっとりさせられます。

タイトルが表すように、本書に描かれた少女時代の作者は、
何にも増して馬がほしくてしかたありませんでした。
乗馬する姿を想像したり、馬の絵をたくさん描いたりと、
その思いは日々増すばかり。

はたして彼女の夢は叶ったのでしょうか?
最後に用意されたオチに、
みんな笑顔になることまちがいなしです。

■本好きがうずうずしてくる季節です!

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こんにちは。「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から
英語絵本「P2コース」の9月の本を紹介します。

★犬の本屋さんがおしえてくれる本の魅力!★
◇『Dog Loves Books
Louise Yates/作
Random House/刊
1,696円(税込)翻訳版:『ほんやのいぬくん』
ほんじょうまなみ/訳
岩崎書店/刊
1,365円(税込)

とある町に本が好きで好きでたまらない犬がいました。
好きがこうじて、ついに自分の本屋さんを開いてしまいます。
ところが、期待に反していっこうにお客さんが来てくれません。
意気消沈する主人公。
でも、すぐ気をとり直して、大好きな本を広げました。すると……。

主人公が、本のにおいを嗅いだり、本の感触をたのしんだり、
読みはじめると周りの世界が一変してしまうあたりの描写は
本が好きなひとなら大いに共感してしまうのでは。
実は、作者は英国で作家になる前、古書店に勤めていたことのある経歴のもち主なのだとか。
きっと、かなりの本好きなのでしょうね。

ケイト・グリーナウェイ賞にもノミネートされた本作は、絵にも注目です。
表情豊かな主人公の愛らしい一挙一動は、一度見たらクセになるかも。

■何ごともないって、かけがえないんですね。

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「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から
英語絵本「P2コース」の8月の本を紹介します。

★『おやすみなさいおつきさま』の作者が語る、農場ののんびりした一日★
◇『Big Red Barn
Margaret Wise Brown/文
Felicia Bond/絵
HarperCollins/刊
1,890円(税込)翻訳版:『おおきなあかいなや』
えくにかおり/訳
偕成社/刊
(品切れ・重版未定)

世界中で愛されている『Goodnight Moon』、
その著者M.W.ブラウンが、前書と同じ年頃の読者を念頭に書いたロングセラーです。
絵は、やはり人気の高い『If You Give a Mouse a Cookie』のフェリシア・ボンド。

広々とした農場の真ん中に建つ赤い納屋。
青く澄んだ空と、緑豊かな牧草地に、納屋の赤い色が映えてとてもきれいです。

納屋のそばでは、きょうもちいさないのちが誕生し、
動物たちが親子でたわむれ、のどかに一日が過ぎていきます。

登場するのは動物だけ。
どの動物もひとこともしゃべったりはしません。ただ鳴き声が描写されているだけです。
それなのに、いきいきとした満足そうなようすが伝わってくるのは、
フェリシア・ボンドの画力によるのでしょうか。

何か事件が起きるわけでもなく、のんびりとした農場の一日がたんたんと描かれているだけの本書。
何ごともない平穏な日常が、かけがえのないものだということをあらためて感じさせてくれる一冊です。

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