2013/12/18 水曜日
高橋 :ブッククラブ
英語絵本
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こんにちは。ブッククラブの高橋です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から
英語絵本「P2コース」12月のご本を紹介します。
今月は、クリスマスシーズンの日没の情景を描いた
シュルヴィッツの作品をお届けします。
★日暮れから夜への移り変わりを詩情豊かに描く★
◆『Dusk』
Uri Shulevitz/作
Farrar Straus Giroux/刊
2,457円(税込)
12月のある午後、少年がおじいさんと一緒に
散歩に出かけました。
川べりまでやってきたところで、太陽が沈みはじめます。
「もう、日が暮れちゃう」と、さびしがる少年。
町へ戻ってくると、通りは
家路を急ぐひと、買いものをすませるひとたちで、あわただしいようす。
その間にも、空はほの暗さを増してゆき、
ついに日が暮れてしまいます。
すると、同時に、町にはある変化が訪れます。
その変化を見て、少年は歓声を上げるのでした。
日没に前後して変化する町の色と、ひとの情感。
日暮れどきは、一日のなかで、
いちばんドラマティックな時間帯なのかもしれません。
いま、クレヨンハウス東京店がある表参道も、
日が暮れると、この絵本の中の町並みに負けず、おとらず、
華やかなイルミネーションで彩られます。
表参道のDusk(日没)を見がてら、
ゼヒ、店舗にもあそびにきてくださいね。
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2013/12/16 月曜日
早崎 :ブッククラブ
英語絵本
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こんにちは、ブッククラブの早崎です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から
12月の英語絵本「P1コース」と「P3コース」のご紹介です。
まずは「P1コース」。
◆『How Do Dinosaurs Say Merry Chrisrmas?』
Jane Yolen/文
Mark Teague/絵
Blue Sky Press/刊
2,321円(税込)
★クリスマスの前夜、あなたならどう過ごす?★
人間の子どもを恐竜に見立てた人気のシリーズです。
クリスマスの前夜、恐竜はプレゼントを盗み見せず素直に寝るのかな?
こっそりのぞいたり、包みを破いて開けたりしないかな?
ツリーの飾りを取ったり、ツリーを乱暴にゆすったり、
サンタ用のクッキーを食べてしまったりは?
いや、そんなことするはずない! だって恐竜は……。
さて、みなさんはこの問いかけに何と答えますか?
クリスマスをこころ待ちにする子どもたちからは、
たのしい答えがたくさん期待できそうですね。
ステゴザウルスをはじめとする総勢10頭の恐竜たち、
友だちや家族、そして自分と似た性格の恐竜にニヤリとさせられます。
恐竜たちのいたずらっぷりが、わが子と重なって見えるご両親も多いはず。
そして「P3コース」。
◆『The Year of the Perfect Christmas Tree』
Gloria McLendon Houston/文
Barbara Cooney/絵
Dial Books/刊
2,321円(税込)
翻訳版:『おもいでのクリスマスツリー』
よしだしんいち/訳
ほるぷ出版/刊
1,575円(税込)
★実在するちいさな村をモデルにしたクリスマス物語★
実在する村のクリスマスツリーにまつわる、
こころあたたまるクリスマス物語です。
物語の舞台は第1次世界大戦が終わる年の、米国アパラチア地方。
主人公のルシーの住む村では、古くからの風習で、
教会のクリスマスツリーは持ちまわりで寄付することになっています。
ルシーの家が当番となった年の春、父親はルシーと山へ行き、
ツリーにふさわしい木を1本選ぶと、まもなく戦地に出兵します。
戦争が終わり、木を切り出す時期が訪れても戻らない父親に代わって、
母親はルシーと一緒に木を運び出すため雪深い山に入ります。
父親の安否がわからないまま、クリスマス当日を迎え……。
クリスマスと戦争、相反するふたつを叙情的に描いた絵からは、
そこに生きるひとびとの息づかいまでもが不思議と伝わってきます。
大切なだれかと一緒に読んでほしい一冊です。
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2013/12/13 金曜日
長谷川: 編集部
クレヨンハウス出版の絵本
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こんにちは、編集部の長谷川です。
クレヨンハウスでは、12月5日に
新刊絵本『チーロの歌』を刊行しました。
「感覚をじょうずにつかうの」というこうもりかあさんのことばを
頼りに、
夜の森にひとり飛び立つチーロ。
たっぷりの冒険を終えて、かあさんの待つおうちへと帰ってきたチーロは
自信をつけて、ひとまわりもふたまわりもたくましくなっています。
『チーロの歌』の刊行を記念して、
12月8日にクレヨンハウス東京店1F子どもの本売り場で、
クイズと読み聞かせのイベントを開催しました。
こうもりにまつわるクイズでは、
世界最大のこうもりの実物大写真(翼を広げると2メート
ル!)を見て
子どもたちは歓声をあげてくれましたよ。
読み聞かせでは、絵にぐっと引き込まれる子どもたちのようすが印
象的でした。
自己肯定感を高め、生きる力をはぐくむ冒険の物語。
あたらしいことにチャレンジするすべてのひとに、贈りたくなる絵
本です。
『チーロの歌』
アリ・バーク/文
ローレン・ロング/絵
管啓次郎/訳
クレヨンハウス/刊
1,575円