■何を基準にちいさい・大きい?
2015/12/21 月曜日 英語絵本 No Commentsこんにちは、ブッククラブの横山です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
12月の英語絵本「P1コース」でお届けした絵本を紹介します。
◆『You Are (Not) Small』
anna Kang/文
Christopher Weyant/絵
Two Lions /刊
2,479円(税込)
今回ご紹介するのは、「大きい」「ちいさい」で会話が展開していく絵本。
もふもふとしたちいさなくまと、堂々たる大きなくま。
同じようなサイズの仲間を引き連れて「きみたちはちいさいね」とか
「いいや、ちいさくないよ、そっちこそ大きいよね!」
などと言い合いをはじめますが……。
ちいさな子どもにとって、大きい・ちいさいは一大事。
数ヶ月前よりも大きくなっているとうれしかったり、
お友だちやきょうだいと比べて一喜一憂してみたり。
ぬいぐるみのようなくまたちのそんなやりとりは
子どもたちのようで微笑ましくもあります。
しかし、そんな「大きい」「ちいさい」はけんかになりがちな話題でも。
ついついムキになってしまった、くまたちのもとに現れたのは……!
くまが登場する絵本は意外と多く、ブッククラブでもたくさん紹介していますが、
作家さんによってタイプもいろいろ。
テディベアのようなかわいい子ぐまや、森にすむどっしりしたくままで……
数あるくま絵本のなかから、ぜひお気に入りを探してくださいね。