■雨を待っておどろう!

英語絵本 No Comments

こんにちは。ブッククラブの森です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
英語絵本P3コースで6月にお届けする絵本を紹介します。

★雨がたのしみになります★


Come On, Rain!
Karen Hesse/文 Jon J Muth/絵
Scholastic Press/刊
2,624円(税込)

<翻訳版>
ふれ、ふれ、あめ!
カレン・ヘス/作 ジョン・J・ミュース/絵 さくまゆみこ/訳
岩波書店/刊
1,404円(税込)

今回の絵本は、梅雨の季節にぴったりの、自然の恵みあふれる「雨」の絵本です。

真夏のニューヨークの街はカンカン照りで、雨が待ち遠しい日々です。
あまりの暑さに庭の草木もひとびともグッタリ。
「雨! 降って!」と、少女テッシーは夏の空に向かって言います。
やがて雲が空に広がり、雨が降りそうな気配がしてくると、
みんな大騒ぎ。水着に着替えて雨を待ちかまえます。

水着で友だちみんなではしゃぎおどるテッシーたちの姿。
大人も一緒におどりたくなるようにたのしそうな場面で、
自然の恵みへのよろこびが表れています。

水彩で描かれた絵も、涼しげでありながら躍動感あふれてさわやか。

毎日のように降る雨に気分がゆううつになることもありますが、
この本を読んで、梅雨を明るい気持ちで過ごしてみてはいかがでしょうか。

本を汚すのはだれ!?

英語絵本, 絵本つれづれ No Comments

こんにちは。ブッククラブの森です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
5月の英語絵本「P2コース」でお届けする絵本を紹介します。


A Perfectly Messed-Up Story
Patrick McDonnell/作
Little, Brown Books/刊
2,624円(税込)

★本の中は大騒ぎ!★
今回の絵本は『おくりものはナンニモナイ』などで有名な作家、
パトリック・マクドネルの絵本です。

本の中のルイがごきげんにスキップしていると、
上からジャムやピーナッツバターが落ちてきた!
驚くルイにをよそに、指紋やクレヨンの落書きまで!
ついには「もう知らないっ!」と投げやりになってしまいます。

「本は汚したらだめ! いろいろなことを教えてくれる大切なものだよ」
というルイのことばに、思わず納得してしまいます。

本の上に広がるジャムやピーナッツバターやオレンジジュースは、
本当にこぼしてしまったかのように、リアリティにあふれています。

元気いっぱいのルイの表情や、ユーモアのある動きは、
読み進めるほど、思わず笑みがこぼれてしまいます。

本は大切に読もうね、と、かぞくで語り合いながら
たのしみつつ読んでみてはいかがでしょうか。

動物好きのハローワーク

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こんにちは。ブッククラブの横山です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
5月の英語絵本「P3コース」でお届けする絵本を紹介します。


I Like Animals
Dahlov Ipcar/作
Nobrow Press /刊
2,624円(税込)

★動物好きのための職業案内★

動物が大好き! 昆虫や魚や、生きものが大好き!
そんなお子さんは多いですよね。

今回ご紹介する絵本の主人公も、動物が大好き!
大きな動物もちいさな昆虫も、カバもサイもクラゲもクモも好き!
そうなれば将来は、ぜひとも動物と一緒に働ける仕事に就きたいと考えます。
動物園で働けば、ゾウやラクダに乗れるし、鳥やヘビやアフリカの草原の
動物たちもいる。
ペットショップで働くのもすてき、
大きな農場で動物たちの世話をするのもいい。
森林で働けば野生の生きものたちにも会える。

ひとくちに動物と一緒の職業といっても、
仕事によって出会い方はさまざま。
夢がふくらみます。

クラシカルな雰囲気、美しい鮮やかな色合いで、
多くの種類の生きものたちが描かれています。
どれも愛らしく、いきいきと特徴が捉えられていて、
あまりなじみのない生きものにも、ぐっと親しみが湧きます。
絵を見ているだけでもたのしめるので、動物好きな方への
プレゼントにしてもよろこばれそうですね。

もちろん、動物の名称やそれにまつわる単語も
たくさん登場しますので、
図鑑を片手に、実際の動物たちの姿や生態を調べてみるのも、
たのしいですね。

音と色のハーモニーをたのしんで

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こんにちは。ブッククラブの高橋です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
5月の英語絵本「P1コース」でお届けする絵本を紹介します。


Cockatoo, Too
Bethanie Deeney Murguia/作
Little Bee Books/刊
2,624円(税込)

★オウムと一緒に、ことばあそびはいかが?★
ここは、南国の森の中でしょうか。
モンステラやシダ、色鮮やかな花に彩られた世界が広がっています。
その中にたたずむCockatoo(オウム)の子1羽。
そこへ、似たような鳥が1羽が飛んで来て「Cockatoo, Too?」と、たずねます。
2羽(two)になったCockatoos。
そこへ、チュチュ(tutus)をつけた2羽のCockatoos が登場。
なんだかややこしくなってきたところで、今度はtoucan(オオハシ)が登場し、
ことばあそびは次の 展開へ……。

“Cockatoo”の語尾の音を重ねて展開していくストーリー。
でも、この絵本の魅力は音の重なりのたのしさだけではありません。
透明感のある緑の濃淡に、花と鳥がアクセントを添えた絵は
本当にきれいで、ため息が出るほど……。
新緑から初夏へと移るいまの季節と重なるような、みずみずしい彩りの絵本です。

「おおきな木」から愛について考える!

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こんにちは。ブッククラブの森です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
4月の英語絵本「P3コース」でお届けする絵本を紹介します。


The Giving Tree』(CD付き)
Shel Silverstein/作
HarperCollins /刊
2,916円(税込)

<翻訳版>
おおきな木
シェル・シルヴァスタイン/作 村上春樹/訳
あすなろ書房/刊
1296円(税込)

★何度読んでも、味わい深いお話です★
今回の絵本は、多くのひとびとに愛される
ベストセラー絵本である『おおきな木』の原書です。

登場するのは一本のおおきな木と少年。
少年が大好きな木。少年のためなら何でも力になります。
さみしいときは一緒にあそび、おなかがすいたらリンゴを与えます。

やがて少年は大人になり、木に会いに行くこともなくなり……。
成長した少年は、お金がほしい、家がほしいと木に伝え、
そのたびに木は自分の身をけずり、少年に差し出します。
それでもしあわせだと思った木。
最後の場面は、切なくもあり、愛おしくもあり。
子どもと大人とで捉え方が違うかもしれません。

昔読んだという方も、もう一度本を開いてみると、
また別の感覚が生まれるのでは……。

本当の愛情とは何か、あらためて考えさせられる一冊です。

あの「かいじゅうたち」と原書で再会!

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こんにちは。ブッククラブの高橋です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
4月の英語絵本「P2コース」でお届けする絵本を紹介します。


Where the Wild Things Are
Maurice Sendak/作
HarperCollins/刊
2,770円(税込)

<翻訳版>
かいじゅうたちのいるところ
じんぐうてるお/訳
冨山房/刊
1,512円(税込)

★子ども部屋から、かいじゅうたちのいる世界へ★

タイトルにある“the Wild Things”。
翻訳版では、“かいじゅうたち”と訳されています。
そう、この絵本は『かいじゅうたちのいるところ』の原書。
20世紀を代表すると言われるこの作品を、ぜひ原書で味わってみましょう。

ある夜、ありとあらゆるいたずらをしまくったマックス。
とうとう、おかあさんから夕食抜きでベッドへ入れられてしまいます。
すると、マックスの部屋に不思議な変化が。
みるみるうちに木が茂り、子ども部屋はジャングルに変身。
その先に広がる大海原をボートに乗ってこぎ出すと
マックスは、かいじゅうたちのいるところに到着します。
そこで、かいじゅうたちの王となったマックス。
月夜の下で大いに騒ぎ、たのしい時間を過ごします。
そのとき、遠くからいいにおいが漂ってきて……。

わかりやすい文体の短い構成にもかかわらず
そこに広がるのは、時空を超えた壮大なスケールの世界。
恐ろしい顔つきの、でもどこかあいきょうのあるかいじゅうたちが
生き生きと躍動する世界は圧巻です。

どんな冒険に出ていても、子どもが戻ってくるのは、おかあさんのところ。
親子のつながりをさらりと描いたラストも印象に残ります。

今月からP2コースへ進まれた方も、きっと、センダックさんの巧みな力で、
難なく壮大な冒険にひき込まれてしまうことでしょう。

◯◯なヒツジたち 『Where Is the Green Sheep?』

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こんにちは。ブッククラブの横山です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
4月の英語絵本「P1コース」でお届けする絵本を紹介します。

★みどりのヒツジはどこかしら★

Where Is the Green Sheep?
Mem Fox /文 Judy Horacek /絵
Harcourt /刊
2,479円(税込)ヒツジといえどもいろいろなヒツジがいっぱい。
あかいヒツジ、あおいヒツジ、おふろヒツジにおふとんヒツジ……。
しかし、みどりのヒツジはどこにいるのでしょうか?
揺れるヒツジに滑るヒツジ、ページをめくるたびにたのしそうなヒツジがたくさん登場するものの
みどりのヒツジはいません。残りページもあとわずか!
みどりのヒツジは無事見つかるのでしょうか?ほとんどが「Here is the 〇〇〇 Sheep」と、
「But Where Is the Green Sheep?」の文章でできているこの絵本。
〇〇〇の部分に入るのは、色だったり動きだったり場所だったり。
たったひとつの単語が変わるだけで登場するヒツジの姿は
まったく違うものになります。

4月は新しい年度がスタートする月。
たのしみながら英語の豊かな表現に触れられるこの絵本は、
英語絵本のスタートにもぴったりですよ。

flyは英語で「飛ぶ」であり「ハエ」であり……

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こんにちは。ブッククラブの森です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
英語絵本「P1コース」で3月にお届けした絵本をご紹介します。

★春らしい虫の絵本です★

Fly!
Karl Edwards/文  Karl Newsom Edwards/絵
Alfred A. Knopf Books/刊
2,333円(税込)

今回の絵本は、春らしい虫のお話です。
主人公がハエの子どもというユニークな内容です。

まだ空を飛んだことがない子バエ。
ミミズはクネクネした動きを、バッタはジャンプのやり方を、
そして、蝶やトンボは飛び方をおしえてくれました。
はたして子バエは空を飛ぶことができるのでしょうか?

「ハエ」というと一瞬身構えてしまいますが、
この絵本のイラストはとてもかわいらしく描かれており、
親しみやすく感じることができます。

単語を声に出してみたり、虫たちの動きをまねしたりするのも
この本のたのしみ方のひとつです。

本の後ろには、昆虫図鑑のように、登場した虫たちも
まるで写真のように描かれています。
これからの春のお出かけ時にも見かける機会が多い虫たちを
ぜひ探してみてはいかがでしょうか。

ネズミとカエルの共作です!?

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こんにちは。ブッククラブの高橋です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
英語絵本「P2コース」で3月にお届けした絵本をご紹介します。

★作者はネズミ&カエル?★

By Mouse & Frog
Deborah Freedman/作
Viking Books/刊
2,479円(税込)

ある朝、とっても早起きしたネズミ。
いままでにないスゴい物語を書こうと、思いつきます。
「むかしむかし、あるところに……」と、書きはじめたところに
仲良しのカエルが登場。物語の続きを勝手につくりはじめます。
はじめは、一つひとつ訂正していたネズミでしたが
とどまることなく話し続けるカエルに、とうとう
「やめて!」と、大声を出してしまいます。
手伝いたかっただけなのにと、しょげるカエル。

物語はふり出しに戻り……。
さぁ、ネズミは自分の物語を完成させることができるのでしょうか。

ヴィヴィッドな緑色のからだに、表情もしぐさも元気いっぱいなカエル。
かたや、淡いペールグレーの丸っこいからだに、おだやかな顔のネズミ。
見るからに性格が違いそうなこのふたり。
でも、違うからこそかえって気が合うのかもしれませんね。

まるで、バムとケロや、がまくんとかえるくん、いぬとくま、といった
仲良しコンビをほうふつとさせるこのふたり。

本の奥付では、ふたりが作者の名前(Deborah Freedmanさん)を
“Mouse + Frog”に書き換えるシーンも。
作者のあそびごころと、このコンビへの愛情を感じます。
2015年に出たばかりのこの作品。
ぜひ、これからのシリーズ化を期待したいものです。

今夜はだれと眠ろうか

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こんにちは。ブッククラブの横山です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
英語絵本「P3コース」で3月にお届けした絵本をご紹介します。

★扉のむこうは動物園★

The Way to the Zoo
John Burningham/作
Candlewick Press/刊
2,333円(税込)<翻訳版>

『シルヴィーどうぶつえんへいく』

たにかわしゅんたろう/訳
BL出版/刊
1,620円(税込)今回ご案内するのは、ジョン・バーニンガムのとびきり愛らしい絵本。
動物たちがたくさん登場して、ページをめくるのがたのしい1冊です。ある日、寝室の壁に見慣れぬ扉を発見したシルヴィー。
その扉のむこうにあるのは、なんと動物園!その日から、シルヴィーは寝室に動物を連れてきて、一緒に眠るようになりました。
小グマや色とりどりの鳥たちと一緒にベッドで眠ったり、
ペンギンとお風呂に入ったり……。
なかには悪さをする動物もいましたが、動物とのお泊り会は夢のよう!
しかしある日、困ったことが起こります。P3コースの本なので、多少複雑な言いまわしがあるものの、
文章量はやや少なめです。
絵もたっぷりボリュームがあって比較的読みやすくなっていますので、
いつもはもう少し簡単なご本を読まれている方も、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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