■長野ヒデ子さん原画展は15日まで!

絵本作家さん, イベント No Comments

こんにちは。子どもの本売場の大井です。
立秋を過ぎましたが、まだまだ暑いですね!
あつ~い夏休みに涼しくなりそうな展示のご案内を。

子どもの本売場では、長野ヒデ子さんの新刊絵本、
『おばけのチョウちゃん』の原画展を開催中です(~15日まで)。

おばけのチョウちゃん

おばけのチョウちゃん
長野ヒデ子/文・絵
大日本図書/刊
1,470円(税込)

長野さんの描いた、こわくてかわいいおばけたち。
おばけにも夏休み(学校も!)があるんですって!
ちょうちんおばけのチョウちゃんは、
家族みんなでおじいちゃんのところへあそびに行きました。
すると……。

おばけの世界の「夏休み」をのぞきに、
あそびにいらしてください。

■スズキコージさんの「ゲンパツイラナイ!」

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こんにちは、編集部の吉原です。

青山のスペースユイでスタートした
「本橋成一×スズキコージ展 NO  MORE ATOMIC ENERGY! ゲンパツイラナイ」に行ってきました。

いま発売中の[クーヨン]8月号取材のとき、ちょうど製作中の絵を
見せていただいたので(写真にも写っていますヨ)、
はじまるのをたのしみにしていたんですが……

とてもすばらしかったです!

本橋さんが撮影したチェルノブイリのひとびとや風景を、スズキさんが大胆に刺激的にコラージュしているのですが、そこに写ったひとたちのほとんどが、その後、放射能の影響で亡くなってしまったそうです。
大きなポスターにして町中に、いや日本中に貼れたらいいのに!

わたしたちに同じことが起きようとしている、そのことを忘れず、
未来を変えていけるように。

スズキコージさんが描く「ぶたのぶたじろうさん」シリーズも、
7/4新刊が発売しました。
こちらもまた、大胆で刺激的です!

ぶたのぶたじろうさん
ぶたのぶたじろうさんは、だれかにてをふりました
内田麟太郎/文
スズキコージ/絵
クレヨンハウス/刊
998円
ぶたじろうさんの特設サイト

■物語が伝わるということ

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7月9日(土)、子どもの本の学校に児童文学作家の岡田淳さんをお招きしました。

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小学校で図工をおしえながらたくさんの物語を書き続けてこられた岡田さん。この日のテーマは「物語が伝わるということ」。

ご自身が少年時代に読んで、こころの中に鮮やかに残った物語の風景のエピソードからはじまり、作品の中で何度も取り上げてきた「物語の伝わり方」、よく知られた昔話が実はさまざまな伝わり方をしているということなどを、流れるような運びで語ってくださいました。

途中の物語の再現もとてもおじょうずで、会場の皆さんは落語を聞いているかのように、笑ったりホロリとしたり。終わってみれば、まるで一編の物語を聞いたかのように、うっとりとしたようすでした。

こころの中に残る物語の風景について、「その風景はきっと、そのひとを励まし続けてくれるものだ」と岡田さん。そしてその思いを抱きながら紡いでこられた、いく編もの物語――。あらためて作品を読み返してみたいと感じました。

すてきなお話で会場を魔法にかけてくださった岡田淳さん、どうもありがとうございました!
この講演の内容は「クーヨン」10月号(9月3日発売)に掲載しますので、聞き逃した方はぜひ!

■6/11(土)は五味太郎さんイベントへGO!

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こんにちは、東京店子どもの本売場の大井です。
今月から、「五味太郎さん バルセロナ・ワークショップ写真パネル展」を開催中です。

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スペインで五味さんの本を出版しているCOCO BOOKSが
4月に五味さんのワークショップを企画、準備していたところ東日本大震災があり、
イベントは急遽バルセロナ市とカタルーニャ州政府も加わった「日本の復興を祈念する」イベントとなりました。

晴天のもと、大きな紙に色とりどりのメッセージを
手や足や全身(!)を使って描いていく子どもたち、大人たちが
とても気持ちよさそうです。

バルセロナのひとびとの想いと、ワークショップのようすを
たくさんの写真でご紹介するとともに、五味さんの本も大特集しています。

今週末には五味さんのスライドトークイベント&サイン大会もありますので、ぜひ、あそびにいらしてくださいね。
この日は「原発とエネルギーを学ぶ朝の教室」もありますから、両方ご参加も大歓迎。
お待ちしております!

おぼまことさん原画&プリモアート展」開催中!

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東京店子どもの本売り場では、
「おぼまことさん原画&プリモアート展――どっちが原画でしょう?――」
を開催中です。 

「プリモアート」とは、最高の印刷技術を駆使した複製原画のこと。
細かいタッチや色むらまでが再現されていて、
どちらが原画かわからなくなるほどです。

絵は4種で、絵本からの抜粋ではなく
すべて一枚の絵として完成されたものです。

おなじみの独特の空気がギュッと凝縮された、
幻想的な世界が広がります。

おぼまことさん複製原画
『フォルクローレ・1』
原画サイズ/525×508㎜
マット(額)サイズ/667×646㎜
42,000 円(税込)

おぼさんファンの方も、はじめてご覧になる方も、
この不思議な魅力にきっと引き込まれてしまうはず!

このプリモアート、なんとお求めいただけます。
ご自宅やお店、園などにおすすめです。

店頭での展示は4月5日までになりますが、
その後もこのホームページ上で販売していますので、ぜひご覧ください。

いまこそHUG&READ!

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もっと抱きしめて!もっと読んであげて!

東北地方太平洋沖地震の災害に見舞われたみなさまへ
こころよりお見舞い申し上げますとともに、
お亡くなりになられた方々へのご冥福をお祈り申し上げます。

クレヨンハウスは東京店・大阪店ともに、通常営業しています。
「開いててよかった!」と言われるライフ・スポットとして。
こころとからだ、緊張でコチコチになっていたら、
どうぞあそびにきてください。

あの地震以来、「子どもたちが、よく眠れないようだ」
という声をよく聞くようになりました。
こんなときこそ、子どもたちを、そして自分自身を、
ぎゅっと抱きしめて絵本を読むひととき、大事にしたい……
被災地の子どもたちへも、わたしたちができること、考えています。

「HUG & READ」というプロジェクトもつくりました。
絵本や子どもの本を、被災地にお届けするためです。
いまはまだ、生活必需品を優先していますが、
ルートや受け入れ態勢が確保できたら、
子どもたちの必需品「絵本や子どもの本」をお届けします。

ホームページやツイッターで呼びかけますので、ご協力お願いします。
(いまお送りいただいても、現地に届けられませんので、お待ちください)

 

HUG&READ! 着々と準備中です!

明日、「谷川俊太郎さんを質問攻めにしよう!』

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クレヨンハウスでは、作家と読者をつなぐ場所を目指して
「子どもの本の学校」で毎月1回、
さまざまなジャンルの講師にご講演をいただいています。

明日2月19日(土)の講師は、谷川俊太郎さんです。

詩人、絵本作家、翻訳家として、
作詞や脚本も、朗読の活動などなど多彩にご活躍の谷川さん。

講演会のタイトルは、
「谷川さんを質問攻めにしよう!
―参加者からの質問に答えます。愚問難問歓迎!」

『谷川俊太郎質問箱』
谷川俊太郎/著
東京糸井重里事務所/刊
1,500円(税込)

この本の中でも、谷川さんの仕事に関するものから、
素朴な疑問、はたまた人生相談のようなものまで
さまざまな質問に答えておられます。

谷川さんの答えは的確なことばで、ときにロマンチックに、
ときにびしっ!と深い知恵とあたたかい視線、
思わず吹き出してしまうようなユーモアが感じられます。

谷川さんに直接質問ができる機会です!

質問の合間に、詩の朗読もしていただけるかも……?
白熱した90分になりそうで、とてもたのしみです!

当日券も朝11時から販売します。
ぜひ、谷川さんに聞いてみたい質問をもって、ご参加ください。

また、現在店頭では「谷川俊太郎さんの仕事」と題して
詩集、絵本、対談、エッセイ、評論などなど、
いま手に入る谷川さんの書籍をほぼ全部をあつめたフェアを開催中。

こちらもいよいよ21日までです!

谷川さんの幅広い仕事を、
こんなにいっぺんに見られる機会はなかなかないかも?

たくさんのみなさまのご来店、お待ちしております。

長野ヒデ子さん、サプライズいっぱい講演!

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12月4日、連続講座「子どもの本の学校」に、絵本作家の長野ヒデ子さんがいらっしゃいました。

講演に向けて、「お隣の長野さんちでお茶するような感じでのーんびり、たのしくいっしょに皆とすごしたいです。」とおことばを寄せてくださっていた長野さん。その通り、なごやかな空気で会場を包みながら、ご自身のルーツを語ってくださいました。

 少女時代を過ごした、愛媛の自然豊かな浜は、人気シリーズ「せとうちたいこさん」を生んだだけでなく、古田足日さんの作品の挿絵を描く縁も運んできたのだとか。

絵本作家としてのスタートは、ご自身のお子さんのためにつくった手づくり絵本を、作家の岩崎京子さんが目に留めてくださったことがきっかけだったそうです。デビュー作『とうさんかあさん』や『おかあさんがおかあさんになった日』などは、お子さんとの日々の会話がもとになってできました。
長野さんご自身の暮らしから生まれた「種」が、多くのひとと出会う中で絵本として実っているのですね。

 講演の後半にはサプライズがたくさん飛び出しました! まずは、絵本『外郎売』にちなんで、小田原の保存会のみなさんが駆け付け、外郎売の口上を披露してくれました。

 発売されたばかりの『すっすっはっはっ こ・きゅ・う』の紹介では、音楽学博士である共作者の長野麻子さんが登場して、会場の皆さんと呼吸のレッスン。麻子さんは、長野さんのお嬢さんで、親子でのはじめての共作にまつわるエピソードも聞かせてくれました。
講演会後のサイン会には、麻子さんも参加して、おふたりそろっての貴重なサイン会となりました!
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せとうちたいこさん・デパートいきタイ
長野ヒデ子/作 童心社/刊 1,365円(税込)

おかあさんがおかあさんになった日
長野ヒデ子/作 童心社/刊 1,365円(税込)

すっすっはっはっこ・きゅ・う
長野麻子/作 長野ヒデ子/絵 童心社/刊 1,365円(税込)

酒井駒子さん原画展開催中

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こんにちは、東京店子どもの本売場の大井です。

いよいよ11月、クレヨンハウスでは
クリスマスツリーやリースを飾りはじめました。

同じく昨日からはじまったのが、
酒井駒子さん『よるくま クリスマスのまえのよる』原画展。
(~11月23日まで)

『よるくまクリスマスのまえのよる』
酒井駒子/作
白泉社/刊
1,050円(税込)

2000年の出版以来、毎年この時期の贈りものにと
たくさんのひとによろこばれてきた絵本です。

黒い背景の真ん中に切り抜かれた、
窓に光る原画はとてもきれいで、
それ自体がクリスマスのオーナメントのよう。

展示にあわせて、酒井さんのクリスマスの絵本、
『よるくまクリスマスのまえのよる』
『ビロードのうさぎ』のサイン本もつくっていただきました。

限定販売ですので、お早めにどうぞ。

↓↓サイン本はこちらです↓↓
>>冊数限定!eショップサイン本コーナーへ
期間中ご来店いただき、酒井さんの本をお買い上げのお客さまには
ちょっとしたプレゼントもありますので、どうぞおたのしみに!

今週は天気もよさそうですね。
ぜひあそびにいらしてください。お待ちしています。

『ビロードのうさぎ』
マージェリィ・W・ビアンコ/原作
酒井駒子/絵・抄訳
ブロンズ新社/刊
1,575円(税込)

さいとうしのぶさんがいらっしゃいました。

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10月16日(土)、クレヨンハウス東京店連続講座「子どもの本の学校」
絵本作家のさいとうしのぶさんがいらっしゃいました。

講演のテーマは「たべものと絵本」。

『あっちゃんあがつく』『べべべんべんとう』など、
おいしそうな絵とたのしいストーリーにファンが多いさいとうさん。

講演会場にはコックコート姿で登場!
とてもお似合いですよね。

さいとうしのぶさん、コック姿

さいとうしのぶさんは、絵本の創作とともに、
親子で参加できる手づくり絵本サークル「ぴーかーぶー」で
手づくり絵本を広める活動もしていらっしゃいます。

布や紙でできた、冷蔵庫や、電子レンジ、大きなフライパン……
今回もすてきな歌声とともにたくさんの手づくり絵本を披露してくださいました。

例えば、うちわの表裏に違う絵を貼りつけたもの。
たべものかるた あっちゃんあがつくくるっと回転させるだけのシンプルなしかけでも、
アイデアしだいでたのしいお話が生まれます。

子どもたちと一緒につくる過程もたのしそうですね。

お客さまからも、
「そのアイデアいただき! さっそくやってみます」、
「創作意欲を触発されました」という声が。

食べものは、生きるうえでもっとも必要なもののひとつ。
おいしそうなものがたくさん登場する絵本を、
子どもたちが大好きになるのも納得です。

さいとうさんが招かれて訪れた病院で、
食欲がなかった子どもが絵本を読んだあと、
食べることができたというエピソードもお話してくださいました。

また、「ほかのかるたはまったく興味を示さない子が、
『あっちゃんあがつく』のかるただけは夢中でやるんです」
とおっしゃるお客さまもいらっしゃいました。

さいとうしのぶさんの絵本を読むと、おいしいものが食べたくなります。
それは「生きる力を引き出す」ことに、つながっていたんですね!

あっちゃんあがつく
『あっちゃんあがつく』
さいとうしのぶ/作
みねよう/原案
リーブル/刊
1,890円(税込)
べべべんべんとう
  『べべべんべんとう』
  さいとうしのぶ/作
  教育画劇/刊
  1,155円(税込)

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