2012/7/11 水曜日
大井 :子どもの本売り場
クレヨンハウス出版の新刊, イベント, クレヨンハウス出版の絵本
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こんにちは。
子どもの本売場の大井です。
暑~い夏こそ、しっかり食事をとって元気に過ごしたいですね。
夏ならではのおいしいものもいろいろあるけれど
「食べすぎるともの忘れをする」って言われるもの、
何だかご存知でしょうか。
答えは「みょうが」。
落語絵本シリーズ、2年ぶりの新刊は、『みょうがやど』。
◆『みょうがやど』
川端誠/作
クレヨンハウス/刊
1,260円(税込)みょうがの塩漬け、みょうがの味噌漬け。
みょうがのてんぷらに刺身みょうが。
みょうが料理のオンパレードは、きっと声に出して読みたくなり
ますよ!
今週火曜からは川端誠さんの原画展を開催中です(~23日
まで)。
『みょうがやど』またはシリーズ3冊セットをお買い上げの方に
オリジナル「じゅげむ」てぬぐいをプレゼント!!
3冊セットは、化粧ケース付きでいろいろたのしい組み合わせを
ご用意しています。
例えば……
●『くいしんぼセット』
『まんじゅうこわい』『めぐろのさんま』『そばせい』
3,780円(税込) |
●『こわ~い?セット』
『ばけものつかい』『いちがんこく』『そばせい』
3,780円(税込)
●『夏にピッタリセット』
『ばけものつかい』『いちがんこく』『そばせい』
3,780円(税込)
などなど。
その他、お好きな3冊を組み合わせたオリジナルセットもで
きます。
梅雨明け目前、暑い夏のはじまりに、
涼みがてらぜひ、お出かけください。お待ちしています!
2012/2/14 火曜日
大井 :子どもの本売り場
絵本作家さん, イベント
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こんにちは。 子どもの本売場の大井です。
ようやく春を少し感じられたような晴れ渡った12日の日曜日、
原画展を開催中の『ちくわのわーさん』の作者、
岡田よしたかさんがご来店くださいました。
|
「ちくわのわーさん」
◇岡田よしたか/作 ブロンズ新社/刊
1,029円
わーさんのふかしぎな行動がすごい!
と評判のナンセンス絵本。 |
やさしそうな笑顔が印象的な岡田さん、
ご自宅の近くの保育所では、毎年節分で鬼の役をしているそうで
(なんと山から下りてきて、子どもたちから恐れられるこわーい鬼なんだとか)
ご家族の手づくりの「きらず揚げ」をおみやげに持って来てくださったのを
ごちそうになったりと、とてもたのしい時間でした。
『ちくわのわーさん』は次の構想もあるようで、とてもたのしみです。
わーさんが自由自在に動く絵が愉快なサイン本も、
さらに追加でつくっていただきました!
原画展は今週金曜までですので、ぜひあそびにいらしてください。
2012/1/24 火曜日
田村 :東京店
クレヨンハウス出版の新刊, イベント
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東京でも初雪が降りました。
寒い日にはおうちで絵本を読む時間も、
いつもよりちょっとゆったり過ごせそうですね。
クレヨンハウス東京店で原画展を開催中(1月31日まで)の
『ひめねずみとガラスのストーブ』も寒い季節にぴったりの絵本。
|
『ひめねずみとガラスのストーブ』
安房直子/作 降矢なな/絵 小学館/刊
1,575円
安房直子さんの幻想的なお話に、降矢ななさんの絵がさらに奥行きを与えています。 |
今回は降矢さんに選んでいただいた8枚の原画を展示しています。
お話の世界の中に吸い込まれてしまいそうになる、
不思議な魅力あふれる絵をどうぞじっくりご覧ください。
(↑クリックで拡大します)
そして絵本には、降矢さん直筆のかわいらしいねずみの
イラスト入りサインカードつきで販売中!
サインカードは数に限りがありますのでお早目にどうぞ。eショップでも販売中です!
>クレヨンハウスのeショップ
【降矢ななさんサインカード付き】ひめねずみとガラスのストーブ
2011/11/7 月曜日
大井 :子どもの本売り場
絵本作家さん, イベント
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土曜日、「原発とエネルギーを学ぶ朝の教室」へお越しくださった皆様、
どうもありがとうございました!
映像機器の不具合でご迷惑おかけしてしまいましたが、
講師の本橋成一さん、スズキコージさんのお話は熱く、
脱原発に向けて、もう一度気合いが入ったひとときでした。
その本橋さんとスズキさんの「ゲンパツイラナイ展」、
はじまっています。
本橋さんが撮影したチェルノブイリの写真を、
スズキさんが大胆にコラージュしたすばらしい作品です。
ずらりと迫力のボリューム、34点。
作品はすべて販売もしています。
Tシャツや缶バッチなど、思わず手にとって見たくなる
雑貨も用意していますよ。
ぜひ見にきてください!
※ちかぢか、缶バッチはeショップでもご注文いただけるようになります。お楽しみに。
2011/10/26 水曜日
大井 :子どもの本売り場
英語絵本, イベント
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東京店・子どもの本売り場のフェアのお知らせです。
いつもこの絵本ブログでご紹介している、
クレヨンハウス厳選のブッククラブ英語絵本コースの本が
一堂にずらりと並んだ「Book club Selections英語絵本フェア」、
ただいま開催中です!
英語児童書ディレクターの大島英美さんの
「英語絵本ガイド」(下の写真)がそれぞれついていて、
ちょっとお得な価格です。
目印は黄色のクーヨンマーク!
どんな本が並んでいるかは、ツイッター(@crayonhouse)で毎日ご紹介しています。
この機会にたのしみながら英語となかよくなりませんか?
11月中旬まで開催中です。
2011/10/25 火曜日
大井 :子どもの本売り場
絵本作家さん, イベント
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東京店子どもの本売場では、先週より『だいじなだいじなぼくのはこ』
平澤一平さんの原画展を開催中です。
『はやくはやくっていわないで』のおふたり、
益田ミリさんと平澤さんのコンビの新作絵本。
すっと沁み込んでくるようなやさしい色と、
「くるまくん」の表情に思わず頬がゆるみます。
今週29日土曜の15時からは、おふたりそろっての
サイン会もあります。
それぞれ描かれる絵によく似た(?)、すてきなおふたりです。
クレヨンハウスでお買い上げいただいたおふたりの著作を
お持ちいただければ、どなたでもご参加いただけます。
ぜひ、あそびにいらしてください。お待ちしています!
2011/10/21 金曜日
大井 :子どもの本売り場
絵本作家さん, イベント
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先週土曜日の「子どもの本の学校」では、
絵本作家、田島征三さんの講演会がありました。
やわらかな笑顔と自然体がとてもすてきだった田島さん。
お話では、そのお人柄とともに作品の魅力を
たっぷりうかがいました。
まずは、木の実などを使った作品のお話。
講演タイトルにもなっている作品集『生命の記憶』(現代企画室/刊)は、
田島さんを伊豆に呼んでくれたという宮迫千鶴さんのことばなのだそうです。
「いのちの抜け殻」のような、木の実に残る「生命の記憶」が感じられるたくさんの作品。
一つひとつ植物の名前や、つくったときのお話をうかがって、全部つながって「森」が感じられるようでした。
こちらへ来られる前にも、瀬戸内海・大島での「瀬戸内芸術祭」で
おおたか静流さんの歌とともにライブペインティングをしてこられたり、
新潟県十日町の旧小学校校舎をまるごと絵本にした「絵本と木の実の美術館」を、地域のみなさんと一緒につくられたり、と多彩なご活躍です。
読み聞かせしてくださった『かまきりのカマーくんといなごのオヤツちゃん』、
『やぎのしずかのたいへんなたいへんないちにち』は、
来年にも続きの作品が出るそうですよ!
その後のサイン会でも、1冊ずつすてきな絵を描いてくださいました(写真)。
田島さん、ご来場くださったみなさま、どうもありがとうございました。
この講演のようすは、12月3日発売の「クーヨン」2012年1月号にも掲載しますので、
どうぞおたのしみに!
2011/10/14 金曜日
大井 :子どもの本売り場
絵本作家さん, イベント
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こんにちは。
東京店子どもの本売場の大井です。
明日10月15日(土)の、連続講座「子どもの本の学校」では
絵本作家の田島征三さんをお迎えします。
タイトルは、「生命の記憶」。
田島さんからのメッセージをご紹介します。
自分は何者であるのか?
どこへ行こうとしているのか?
やっと、おぼろげにわかってきた。
ここまで歩いてきたのは何をするためだったのかを考えることで
君へのメッセージとしたい。
すてきなメッセージに、なんだかじんとしてしまいました。
お話をうかがうのがたのしみです!
店頭では講演会に合わせて、
先月広島県のふくやま美術館で行われていた
「田島征三の大地」展図録(田島さんが編集されたものだそうです!)と、
新潟県十日町の小学校の旧校舎をまるごと絵本にした、
「絵本と木の実の美術館」ガイドブックも入荷しました。
朝11時から、店頭で当日券も販売しています。
ぜひたくさんのご参加を、おまちしています!
2011/9/16 金曜日
大貫:東京店
絵本作家さん, イベント
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先週土曜日、「子どもの本の学校」がありました。
今回は、翻訳家、エッセイストとして活躍中の
フランス文学者、野崎歓さんをお迎えしました。
テーマは、「フランスの絵本のおもしろさ」。
フランスでも人気の「ラプーたんていのじけんぼ」シリーズを訳して、
あらためて見えてきたフランス文学の魅力をたっぷりと話してくださいました。
高校時代にランボーなどに魅了されて以来、向き合ってきたフランス。
文学のほかにも、ことばのこと、ひとびとのこと……。
「アムール」という、フランス語で「愛」(というひとことでは
言い表せないのですが!)を表すことばがキーワードでした。
絵本の翻訳は「ラプーたんていのじけんぼ」シリーズがはじめて、
と言う野崎さん。
「アムール」が子どもの本でどう描かれているのか、
途中フランス語を交えながら、日本語とフランス語の違いと一緒に
愛を込めて、紹介してくださいました。
わくわくするおもしろさで、あっという間の1時間半。
この講演の内容は、[クーヨン]12月号(11月3日発売)にも掲載します。
聞き逃した方は、そちらをおたのしみに!
2011/8/29 月曜日
大貫:東京店
クレヨンハウス出版の新刊, 絵本作家さん, イベント
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21日(土)の「子どもの本の学校」のご報告、遅くなってしまいました!
今回は、小説、絵本……さまざまな作品を手がけられている、
作家・寮美千子さんにお越しいただきました。
テーマは、「詩が開いた心の扉 『空が青いから白をえらんだのです
奈良少年刑務所詩集』」。
お話は、奈良少年刑務所の更正教育の一環、社会性涵養プログラムにて、
詩と物語の授業をすることとなったきっかけからはじまりました。
奈良少年刑務所の建物に魅了され、訪れたその1年後、
受刑者である少年たちとの授業がはじまります。
どんなに「凶暴で悪いひと」たちがそこにいるのか……そして
どんな授業をしたらよいのか……と、あれこれ考えながら臨んだ授業。
詩を声に出して読み、歌い、物語の登場人物を演じ、詩を書く。
それが驚くほどに、少年たちのこころの扉を開いていったことを、
熱く語ってくださいました。
詩集の中の詩をいくつか読んでくださり、その詩の作者について、
そして、その詩を授業で発表したときのエピソードについて、
お話をしてくださったときは、会場の誰もが、
胸の奥からぐっと、込み上げてくるものがあったと思います。
詩との出会い、物語との出会い、そして、何よりも、寮さんと彼らの
出会いがもたらした変化。
出会いがもつ、力のすごさを感じました。
「彼らは、かならず変われます。そして、罪を償った彼らを受け入れる、
ひとと社会が必要なのです」
最後に、強くやさしい眼差しで、わたしたちに語りかけてくださいました。
ぜひ、たくさんの方に手に取って読んでいただきたい一冊です。