2007/8/17 金曜日
近藤 :東京店
クレヨンハウス出版の新刊
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夏休みまっただなか。お店には子どもたちがたくさん来てくれています。
自分の好きな本を自分でレジにもってきたり、ひさしぶりにあったおじいちゃんおばあちゃんに本を買ってもらう姿はほほえましいものです。
レジ前のギャラリーコーナーでは、『みんなのせて』あべ弘士さん原画展が終了し、今日から恐竜の絵本がずらりと並んだコーナーが誕生しました!!
8月20日(月)には恐竜絵本作家黒川みつひろさんのワークショップ&サイン会もありますので、恐竜ずきな子どもさんにも、もちろん大人の方にも楽しんでいただけたらなと思います。
ずらりと並んだ恐竜絵本はどれも手にとりたくなってしまうのですが、そのなかでも格別な一冊をご紹介させてください。
『図説 恐竜の時代』(岩崎書店)は、なんとも本格的な一冊です。最新のコンピューター・グラフィックスと写真撮影を組み合わせた美しい絵は、まるですぐそこで恐竜が呼吸をしているかのような迫力ですよ!!全ページオールカラー。恐竜の生活のすべてがいきいきと再現されていて、本当に興奮してしまいます。恐竜ずきの子どもはきっとこんな本格的な一冊がほしくなってしまうと思うんです。
その迫力のページをめくっているうちに、黒川みつひろさんが先日お店にいらっしゃったときに、おっしゃっていたことを思い出しました。
「この地球に恐竜がいきていたというその事実。実際に私たちがこうして暮らしている地上に、むかしは恐竜がいたといこと。フィクションや映画や物語ではなくて、実際にそうだったということ。そういうことに驚きをもって想像力をはたらかせることができないと、恐竜は怪獣としてあつかわれてしまう」
そんなことを黒川さんはおっしゃいました。それを聞いていて、「あっこの驚く感覚が黒川さんの絵本の大切な要素なんだな。それが子どもたちをひきつけているんだろうなぁ」と感じました。
ここクレヨンハウスのお店がある北青山は何億年前はどんな風景だったのだろう・・・そこにはどんな生物がいたのだろう・・なんてことを想像したりしながら、ずらりと並んだ恐竜絵本をながめるのも楽しいことです。
みなさんぜひあそびにきてくださいね。
2007/8/12 日曜日
絵本town
クレヨンハウス出版の新刊
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お待たせしました!今月のオススメ新刊、eショップにアップしました。
夏らしい全10冊。こちら (クレヨンハウスeショップ)でチェックしてくださいね。
一番気になったのはコレ。
目にとびこんだ、表紙のオレンジ色。よく見ればおおきなおさかなの顔。
夏・海・水。
すずしげで摩訶不思議な絵世界がひろがる「漂流物」は、新刊会議のスタッフの間でもイチオシだったとのこと。
「漂流物」 D・ウィーズナー/作 BL出版/刊 1890円(税込)
2007/8/11 土曜日
近藤 :東京店
クレヨンハウス出版の新刊
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みなさま、はじめまして。
いよいよクレヨンハウスの絵本ブログをスタートさせることとなりました。
すこし緊張しますが、毎日のように届く新刊のことやお店のイベントのことや、もちろんお店のできごと等など、旬の情報とクレヨンハウスのお店のたのしい魅力が伝えることができればいいなと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
さっそくですが先日入荷した絵本を一冊ご紹介したいと思います。
『どうぶつ句会 オノマトペ』 あべ弘士/作 学研/刊 1,260円(税込)
登場するのはフクロウの「雪野袋」、ハトの「鳩野ポッポ」、キタキツネの「北風コンザブロー」、ゾウの「大耳はな」、カワウソの「河うそ雄」ハリネズミの「ハリー・トゲマル」。
動物たちみんなで、わいわいと会話をしながら披露する俳句は、あべ弘士さんの絵と同様、とてものどかで迫力があって気持ちがいいんです。
動物が俳句を読んだらきっとこうなるかもなあと思えますし、人間が俳句を読むことに没頭している最中は、もしかしたらすこし動物に近づいているのかもしれないなぁとも思えてきます。
今回は、「音のことば」=オノマトペを使った俳句や世界中から俳句が集まる「投句」に「お正月」をテーマにした俳句を読む事ができます。
それぞれ実に味わい深いのですが、個人的には
「トントコトン キツツキトコトン トトンガトン」by北風コンザブロー
という句が一番おかしかったです。(北風がまっさきに手を上げてこの句を発表したら「コンちゃんは、いつも早いのね」なんて鳩野さんに突っ込まれたりしていました)
あべ弘士さんは、7月29日(日)~7月31日(火)に開催された「クレヨンハウス夏の学校」にも講師として来ていただきました!!
それでは記念すべき第一回目の記事でした。
こんどともどうぞよろしくお願いします。