2007/12/21 金曜日
日景 :編集部
クレヨンハウス出版の新刊, クレヨンハウス出版の絵本
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街じゅう、クリスマス色の週末ですが、今年も、あと10日あまり……。
一年の厄落としに、新年の招福祈願に、
「落語絵本」で、おおいに笑ってください。
シリーズ最新刊『ときそば』が、12/26発売です!
ご予約も、絶賛受付中です。
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『ときそば』
川端誠/作
クレヨンハウス/刊
1,260円(税込) |
また、お年玉企画として、いまなら、
eショップで落語絵本シリーズをお買い求めの方に、
「特製ぽち袋」のプレゼント中です。
川端さん、絵本ができあがると、その絵本のサイン用に、
手彫り印をつくります。この朱印を押して、サインをしてくださいます。
『ときそば』の手彫り印ができました!
かけそばを食べている女の子です。
もりそばを食べている男の子もいます。
こちらは、『そばせい』用です。
ちなみに……この夏、お目見えした「落語絵本オリジナルてぬぐい」は、
各巻の印をデザインしたものですが、お気づきでしたか。
2007/12/5 水曜日
日景 :編集部
クレヨンハウス出版の新刊, 絵本作家さん, クレヨンハウス出版の絵本
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師走に入り、夜はひときわ冷え込みも厳しくなり、
焼きいも屋さんの呼び声やラーメン屋さんのチャルメラに
思わず気もそそられますが(渋谷区界隈でも、ときどき出没!)……
江戸の頃、冬の夜の風物誌といえば、屋台のそば屋だったそうです。
11月から3月までの季節営業で、夜10時から朝まで流して歩いたとか。
大人気、川端誠さんの「落語絵本」の新作は、
そんな屋台のそば屋が舞台の、あの噺!
そう! 「いま、なん時だい?」の『ときそば』です。
印刷も無事に終わり、あとはできあがるのを待つばかり。
年越しそばも気にかかる、12月26日の発売です。
この噺、じつは川端さんが試作までつくりながら、
いわゆる“お蔵入り”にしていたものでした!
川端さんいわく「おもしろいけれど、絵本にはしづらい」ネタが、
みごとに、会心作となって、この度のお目見えとなりました。
そばの食べっぷりと通な口ぶりが、なんとも粋ですよ。
発売中の[クーヨン]1月号誌面で、その制作秘話をご紹介!
川端誠さんから、読者のみなさんへの挑戦(!?)もあります。
もうひとつ、クーヨン1月号が欲しくなる! 耳寄りニュースを。
川端誠さんの「落語絵本」&五味太郎さんの「干支セトラ絵本」
二大人気絵本シリーズ特製の「ぽち袋」がつくれる付録がついてます!
来年の干支「ねずみ」にちなんだ『ガシガシねずみくん』と、
新年の初笑いにおすすめの『はつてんじん』の絵柄です。
切って貼り合わせると、こんなできあがりです!
来年のお年玉に、どうぞおつかいください。
2007/11/23 金曜日
揚石 :編集部
クレヨンハウス出版の新刊
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[月刊クーヨン]絵本新刊ページ担当の揚石です。
毎月、続々、おもしろい新刊が登場していますが……
その中から、『トントンドア』をご紹介したいと思います。
文は、山崎ゆかりさん、絵は、荒井良二さんです。
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『トントンドア』
山崎ゆかり/文 荒井良二/絵
偕成社/刊
1,575円 |
窓辺でぼんやりまどろんでいると……トントンとドアをノックする音。
さて、誰が入ってきたかと思うと、かわいい音楽隊。
それからそれから、いろんな動物や、電車や山や、海まで……!
この絵本には、なんと!CDが付いています。
まず、絵本を広げると、荒井良二さんのすてきな絵の世界が広がります。
それからCD の音楽をかけると、部屋中にさらにその世界が広がっていくのです。
色彩と音とが、混ざり合って、なんともいい感じです。
頭がぱつんぱつんになっているときに、この絵本に出会ったのですが、
音楽グループ空気公団の山崎ゆかりさんのほんわかした歌声に、
イライラしていた気持ちもクールダウン。
音がこころに作用する力って、大きいですね~。
疲れている大人にもオススメ。
子どもには、寝る前のおふとんの中で読んで、そして聞かせてあげたい。
冬の夜に、そっとこころをあっためてくれる絵本です。
2007/11/16 金曜日
川辺 :eショップ
クレヨンハウス出版の新刊
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こんにちは。クレヨンハウスeショップの川辺です。
クレヨンハウス通信vol.323(12月号)の”NEW BOOKS”のコーナーで紹介されている
今月の新刊絵本10冊を、eショップにアップしました!
こちらからご購入いただけますので、どうぞご覧ください。
今日はそのうちの一冊、
『マリーのお人形』をご紹介します。
(新刊ながら、既にわたしのお気に入りです♪)
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『マリーのお人形』
ルイーズ・ファティオ/文
ロジャー・デュボアザン/絵
江國香織/訳
BL出版/刊
1,575円(税込) |
骨董品店のショーウィンドウに座るアンティークのお人形は、
幸せなお姫様として生まれたはずなのに、毎日ため息ばかり。
「いっしょに遊べるおんなのこさえいてくれたら・・・」
そんな幸せを夢見ていました。
そんなお人形を毎日ながめては手を振るおんなのこ、マリー。
でも、高価なお人形を自分のものにするなんてできませんでした。
そんなふたりの想いがかなう、すてきなお話です。
スイス人のご夫妻の作った絵本を、
あの江國香織さんが訳しました。
そしてこの絵本には、なんと!お人形用のちいさなサイズの絵本がついています。
なんとも素敵な演出だと思いませんか?
クラシカルな色使いもおしゃれで可愛らしい一冊です。
2007/10/5 金曜日
近藤 :東京店
クレヨンハウス出版の新刊
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『としょかんライオン』
ミシェル・ヌードセン/文 ケビン・ホークス/絵 福本友美子/訳
岩崎書店/刊 1,680円(税込)
この本が今、店頭で人気です。
図書館という舞台を通して、人と人の決まりごとと、その決まりごとは「何」の上になりたっているかということと、そうしてその「何」こそが一番大切なことだ、ということを滋味あふれる文章と絵で描いた秀作です。(詩人の長田弘さんも新聞で高く評価されていましたね)
おそらくその大切な「何か」が見えなくなっている現在だからこそ、図書館という場所を通してしっかりとそれをこの絵本は読者に見せてくれるので、わたしたちは、なにか大切なことを思い出したような、ほっとして安心した気持ちになるのかもしれません。ほんとおすすめです。
さて、ところでこの絵本の絵を描いたケビン・ホークスさんの洋書が新しくお店にとどきました!
それは 『THE WICKED BIG TODDLAH』という絵本です。
『THE WICKED BIG TODDLAH』
KEVIN HAWKES/作 KNOPE/刊 2,321円(税込)
内容は、表紙でご覧のとおりとてつもなく大きな赤ちゃんがうまれたというお話です!
何しろとにかく大きいから、赤ちゃんが普通にすることなすこと、すべてが大スケールの、大迫力の、大問題です。
おやすみの歌は、まるでオーケストラの演奏のようにしてやらないといけないし、おむつのとりかえはクレーン車の出動するわ、いたずらだってはんぱじゃないスケールです。
でも、大変なことばかりじゃありません。大きいだけにその寝顔はほんとうにむじゃきでかわいいんです。
この絵本では、KEBIN HAWKESさんは『としょかんライオン』と一変して茶目っ気たっぷりなタッチで絵を描いているのですが、ストリートとあいまって、おもわず笑ってしまうほどダイナミックに仕上がっていますよ!!
あかちゃんの、かわいさも、たいへんさも、いとおしさも、すべを大きくおおらかにKEVIN・HAWKESさんは描きたかったのかもしれませんね。
育児にてんてこまいで、すこし困っている方に贈るのもすてきです。
2007/9/26 水曜日
近藤 :東京店
クレヨンハウス出版の新刊
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このタイトルに「あっ」と声を上げてしまうかたも多いのではないでしょうか?
そうです! あの絵本です!
「ベエーベエー」とブザーが鳴っては得体の知れない不思議なお客が降りてくる・・・、
ナンセンスでダイナミックでばかばかしくて格好よくて・・・
あの形容のしがたい素敵な長新太さんの絵本です。
しばらく品切れとなっていたのですが、このたびめでたく偕成社から復刊となりました。(もともとはほるぷ出版から出されていました)
この絵本、以前から店頭でもしばしばお問合せをうけていたんです。
喜ぶお客様は多いだろうナァとさっそく店頭に並べましたところ、うれしそうにレジに持ってきたのは30歳ぐらいの男性。もう顔つきからして長新太さんファンですよーというようなうれしそうな表情。
「うれしい復刊ですよね」 と声をかけたところ
「もう本当に探していたんですよ。すごい絵本ですよね。うれしいです」との答えが。
思わず「うわぁい」といいたくなるぐらいうれしくなりました。
こんなふうに本がお客様に渡る瞬間が書店員はうれしくてたまりません。
2年前、長新太さんが亡くなったとき、とてつもなく悲しくて淋しい思いをしましたが、それでも長さんが残してくれた作品をいつまでも丁寧に、出来るかぎり多くの人たちに渡して行くことが、書店の仕事だなぁとあらためて思っています。
*10月8日まで横浜そごう美術館で長新太展がおこなわれていますね!
http://www2.sogo-gogo.com/common/museum/
2007/9/21 金曜日
近藤 :東京店
クレヨンハウス出版の新刊
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先日、ここでご紹介させていただいた「かえるくん」シリーズの作者マックス・ベルジュイスの、待望の本格的な評伝が翻訳されました!!
カラーのイラストや図説入りでとても読みやすいです。
なによりもうれしいのが、子どものこころそのものを取り出して描いてくれる、魔法のように思えるベルジュイスさんの全体像が見えてくるところです。
「かえるくん」を生み出したベルジュイスさんはこんな風に育てられて、あんな青年期を過ごし、こうしてキャリアを積み、そうして晩年をむかえた・・・
その生い立ち、生涯の全貌、考え方、生活などなどがヨーケ・リンデルスさんによって愛情込めて書かれています。
その創作活動の源泉はこんなところあったのかと、その秘密に触れる気持ちがします。
読み終えた後、ぼくは帯のことばが何とも素敵でだいすきになってしまいました。
「かえるくんはベルジュイス ベルジュイスはかえるくん」
秋の夜長にはこんな本格的な評伝もいいのではないでしょうか。
2007/9/18 火曜日
近藤 :東京店
英語絵本, クレヨンハウス出版の新刊, イベント
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先週に引き続きハロウィーンを楽しむ洋書絵本をご紹介いたします。
『ROTTEN RALPH’S TRICK OR TREAT!』は、かわいらしいストーリーがたのしい一冊です。
いたずらねこと女の子がお互いに変身してハロウィーンのパーティにでかけます。
ところが女の子に変身したいたずらねこはいつもようにいたずらばかりするものだから・・・
『あくたれラルフ』シリーズでおなじみの、ジャック・ガントスとニコール・ルーベルのコンビによる一冊ですよ!!
(本作もシリーズのうちの一冊です)
『ROTTEN RALPH’S TRICK OR TREAT!』
Jack Gantos/Nicole Rubel
1,092円(税込)
それから、『ED EMBERLEY’S HALLOWEEN DRAWING BOOK』もおすすめです!
日本語版だと「エンバリーおじさんの絵かき絵本」シリーズとしてご存知の方も多いのではないでしょうか?
シンプルな線や形をつかってだれもがお絵かきを楽しめることをユーモラスに教えてくれるエンバリーさんによるハロウィン版です!
魔女やガイコツやいたずら猫・・・を簡単にかけるコツをエンバリーおじさんに教わってくださいね!
『ED EMBERLEY’S HALLOWEEN DRAWING BOOK』
ED EMBERLEY/作
840円(税込)
2007/8/31 金曜日
絵本town
クレヨンハウス出版の新刊
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クレヨンハウス通信10月号のコーナー”NEW BOOKS”で紹介されている
今月の新刊絵本を、eショップにアップしました!
こちらからご購入いただけますので、どうぞご覧ください。
特にオススメなのはこちら。
ご存知「平家物語」の冒頭「祇園精舎」ですが、
山本孝さんの絵によって大迫力の絵本になりました。
舞台は夜。秋の夜長にぴったりです。
『祇園精舎』(声にだすことばえほん)
齋藤孝/編 山本孝/絵
ほるぷ出版/刊
1,260円