神保町ブックフェスティバル

クレヨンハウス出版の絵本 No Comments

初めまして。クレヨンハウス出版部です。

突然ですが皆さま、神保町ブックフェスティバルというお祭りをご存知ですか?クレヨンハウスも参加いたします!

本の街、神保町で開かれる古本市。ここでは“ちょっと汚れておりますが”ということでたくさんの出版社が汚損本を自由な価格で販売します。

ずら~りと立ち並ぶ本のワゴン屋台のほかに、美味しい中華屋さんの焼きそば、つきたてのおもち・・・などなど、たくさんの屋台が並んで、おなかも心も満たせれますよ。はだか電球がぶらさがる夕方~夜の雰囲気もイチオシ!

クレヨンハウスのブースでは、人気の落語絵本シリーズ、あかちゃんから絵本、写真絵本、食育レシピ本、すべて・・・特別価格でご用意する予定です!

さらに「このブログをみた」を見た!といらした方には、きっと喜んでいただける素敵な特典をご用意します。ぜひ、皆様のお越しをお待ちしております!

第17回神保町ブックフェスティバル
2007年10月27日(土)10:30~18:00
      10月28日(日)10:00~18:00
会場:すずらん通り・さくら通り 小学館・集英社前広場
※クレヨンハウスは、すずらん通りに出店します!

神田 すずらん通り
普段の神田すずらん通り

クーヨン11月号は「畑仕事の絵本」。

絵本つれづれ No Comments

きょうは[月刊クーヨン]11月号の発売日です!

今月の絵本特集は、「畑仕事と収穫の絵本」。
同じ号で「わたしサイズの菜園生活」という特集(田辺あゆみさんやyaeさんが登場です!)を担当したので、気分だけはすっかりファーマーなわたくしです。

絵本の紹介文を書いていると、いつの間にか本に夢中、気づけば原稿を書く手が止まってウン十分……ということも。
筆の遅いわたしには、すてきな絵本というのは少々キケンな存在なのです。
アブナイ、アブナイ。

今月号でも、やっぱりありました。
空白の時間をもたらしてくれたニクイ一冊。
それは、『にぐるまひいて』です。

『にぐるまひいて』
ドナルド・ホール/文  バーバラ・クーニー/絵  もきかずこ/訳
ほるぷ出版/刊 1,470円


これは、農村のファミリーが1年かけてつくった品々を、おとうさんが荷車に積み、
市場へ売りに行くお話。
自然と寄り添う暮らしのなか、家族で一からつくり上げたものを売り、最後には、荷車と牛さえも売ってしまいます。

「えっ、いいの?」と思うんですが、おとうさんは家に帰るとすぐまた荷車づくりに取りかかり、今度それを引くだろう若い牛も待っています。
わずかなおみやげもまた、翌年の手仕事につながっていく……。

はあぁ。なんとすてきな循環型生活。
このブログを書くために、また読みふけってしまいましたよ!