2008/11/25 火曜日
吉原 :編集部
クレヨンハウス出版の新刊, クレヨンハウス出版の絵本
No Comments
絵本のガイドブック『クレヨンハウス絵本スクール』が、単行本になりました。
[クーヨン]の増刊号だったときに買いそびれてしまった、という方、
お待たせいたしました。
この本は、ロングセラーを中心に12のテーマで650冊の絵本を紹介。
12人の作家インタビューに加え、洋書絵本も120冊掲載。
12人の写真家、アーティストのみなさんによる、
いきいきとした子どもたちの写真もお見逃しなく……と、
見ごたえたっぷりの絵本ガイドなんです。
もちろん、「世界絵本地図」もちゃんとついています。
193ヶ国、それぞれの国にゆかりの絵本を選んだ大判ポスターで、
図書館や学校で活躍しています。
そんなふうに、好評だった中身はそのままですが、
表紙と裏表紙が、よりかわいらしくなっています。
まるで2コマの物語。
デザイナー・杉坂和俊さんのセンスです。

『クレヨンハウス絵本スクール 大事なことをぜ~んぶ「学べる」絵本ガイド』
クレヨンハウス/編著
1,680円(税込)
2008/11/17 月曜日
早崎 :ブッククラブ
英語絵本
No Comments
洋書絵本好きにはうれしいお知らせです。
なんと円高還元で、洋書絵本がさらにお求めやすくなりました!!
洋書絵本にご興味がある方は、ぜひこの機会にブッククラブの
洋書コースへご入会してみてはいかがでしょうか!?
そんなわけで今回は、洋書コースのことをちょっとだけご紹介させていただきます♪
洋書コースでのいちばん人気は、初心者向けの「P1 ようこそコース」です。
声に出して英語のリズムがたのしめる短文の絵本ばかりなので、
ちいさなお子さまからおたのしみいただけるのが特徴です。
続いて人気なのが、ロングセラー絵本を中心にお届けをする
「P2 じっくりコース」と新刊絵本の「P3 どきどきコース」です。
どちらのコースも中学英語中・上級レベルになります。
また、今年の洋書コースのアンケートからは、約60%の方が、
英語に親しむためにブッククラブをはじめられたという結果が出ました。
読者の年齢層は6歳以下のお子さまが多く、
親子で一緒に英語絵本をたのしんでいただいているようです。
英語が苦手な方や、はじめて英語を聞く子どもたちでもたのしめちゃうのが絵本の魅力かもしれませんね!
それでは、11月の洋書「P1:ようこそコース」と「P2:じっくりコース」と「P3:どきどきコース」のご紹介です。
|
<P1ようこそコース>
『Who Ate All the Cookie Dough?』 ◇Karen Beaumont/文 Eugene Yelchin/絵 Henry Holt & Co/刊 ◇2,124円(税込) |
★焼く前のクッキー、食べちゃったのはだれ?★
クッキーを焼こうと練った生地が消えてしまいました。
だれかが食べてしまったらしく、その「犯人」探しで話が進んでいきます。
最後のページ、「犯人」が判明する場面のちょっとしたしかけは、おたのしみ。
少ない文字数、くりかえし、音読したときのゴロのよさ、
鮮やかな白をバックに描かれた動物の子どもたちなど、
低年齢の子どもたちにも魅力的です。
|
|
<P2:じっくりコース>
『Ox-Cart Man』 ◇Donald Hall/文 Barbara Cooney/絵 Penguin Group USA/刊 ◇2,124 円(税込) |
★18世紀アメリカ東海岸の田園生活を描く絵本★
18 世紀当時のアメリカ東海岸、その田園地帯に住む農夫一家の生活が描写されます。
淡々としていながら美しいことばは、詩人である作者によって選び抜かれたものでしょう。
それらに、フォークアート風のイラストがマッチ。芸術の香りがします。
農夫が作物などを売って生活用品を買うちいさな港町、
それと田園の風景が、エキゾチックなのになつかしさのようなものを、
わたしたちに感じさせてくれます。コルデコット賞受賞作。
|
|
<P3:どきどきコース>
Wangari’s Trees of Peace : A True Story from Africa ◇Jeanette Winter/作 Harcourt Childrens Books/刊 2008年9月 ◇2,124 円(税込) |
★ワンガリ・マータイさんが植えた「平和の木」★
ノーベル平和賞受賞者であり、「もったいない」で有名なワンガリさん。
彼女は、出身地ケニアの大地が開発とともに木々が伐採され、
荒廃していくのにこころを痛めました。
苦難を経ながらも、女性たちに植林運動を広め、緑を大地に復活させます。
その実話が絵本になりました。ケニアの赤い大地に、色とりどりの民族衣装。
腰をかがめ苗を植えていく女性たち。
その行為だけでなく、その姿は絵画的にも美しく描かれています。 |
※ブッククラブお申し込み先
http://www.crayonhouse.co.jp/home/bookclub.html
※問合せ・資料請求先
℡:03-3406-6323(平日9時~18時)
メール:bc@crayonhouse.co.jp
2008/11/7 金曜日
日景 :編集部
クレヨンハウス出版の絵本
No Comments
もうすぐお正月ですね!
って、早すぎますか、やっぱり……。
ただいま、クーヨン1月号の付録で「すごろく」を制作中なんです。
というわけで、気分はすっかり、たのしいお正月!
色校正(現物の印刷見本)があがってきて、
実際につくってみて、検証しているところ。
まずは、コマやサイコロをつくってみます。
そして検証……といっても、あそぶだけですが……
ジャンケンで、3番目になり、
サイコロふって、進んだところが「1かいやすみ」!
このすごろく、五味太郎さんの「干支セトラ絵本」全12巻の
かわいいキャラクターたちが、ずらりとせいぞろい。
「干支セトラ絵本」と同じく、0歳~120歳まで、
たのしくあそべる「すごろく」をめざしました!
メンバーに同じ干支のひとがいてもよいように、
自由に絵を描けるコマも用意していますよ。

……うさぎさんのように、そのばで はねてみて
はい、はねました。
……ちいさくちいさく、からだをちぢめて
はい、可能ながぎり、ぎゅっとちぢまりました。
で、1回目はブービー賞にて、あがり!
すごろくは、お正月の定番あそびですよね。
この数年、おいっ子たちとあそんでいます。
オリジナルすごろくをつくりたい!
というので、鉛筆描きで、つくってみたことも。
世の中、携帯ゲームやパソコンゲームばやりですが、
(いまどき、わたし自身は試したことがないのです)
ぜひぜひ、すごろく、あそんでみてください。
はじめは尻込み気味のおとうさん、おじいちゃん世代も、
はまりますよ。
さて、この「干支セトラ絵本すごろく」は、
12月3日発売の、月刊クーヨン1月号とじこみ付録です。
どうぞご期待ください。
そして、あなたの干支の絵本は、こちらでチェックください。
家族みんなの干支の絵本をそろえています、というお声や
友人に干支の絵本をプレゼントして、よろこばれました、
というお声も届いています。おまもりがわりに「干支の絵本」をどうぞ。
>>気になるあの人の干支は?「干支セトラ絵本」全12巻はこちら