あなたは「ウサギ派」それとも「アヒル派」?

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「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
1月の英語絵本「P1:ようこそコース」と「P3:どきどきコース」のご紹介です。

まずは「P1:ようこそコース」。

★アヒルかウサギか、どっちに見える?★

「P1:ようこそコース」

◆『Duck! Rabbit!』
Amy Krouse Rosenthal/文
Tom Lichtenheld/絵
Chronicle Books Llc/刊 
1,714円(税込)

 翻訳版:
 『アヒルだってば! ウサギでしょ!』
 いまえよしとも/訳
 サンマーク出版/刊
 1,470円(税込)

今月はウサギ年にちなんで、ウサギの絵本をご紹介します。

あれ? でも表紙の絵をよーく見ると、
ウサギの耳ではなく、アヒルのくちばしにも見えますね。

いったいどっちなんでしょうか?

さて、そんな謎の動物をめぐって、
ふたりの登場人物がアヒル派とウサギ派に分かれて、
言い合いをはじめます。

それぞれ確信があり、その根拠をいろいろと挙げるうちに、
謎の動物はどこかに消えて……。

ものごとの見え方はひとそれぞれ。
家族みんなでたのしめる「だまし絵」絵本です。

★ネズミが泊まりに来た夜、クマは眠れるかな★

「P3:どきどきコース」

◆『A Bedtime for Bear』
Bonny Becker/文
Kady MacDonald Denton/絵
Candlewick Pr/刊
1,714円(税込)

ちょっと気むずかしいクマのもとに、
友だちのネズミが泊まりにきます。

クマは友だちがくるのはうれしいけど、生活をみだされるのはイヤ。
「友だち間の距離の取り方」といった、現代的とも言えるテーマです。

その夜、クマはネズミの出す物音が気になって眠れません。
それを注意されたネズミは、
どのくらいの音なら気にならないのかとテストをはじめて……。

クマにきつく言われても、
少しもめげないネズミのしつこさが笑いを誘います。