2014/3/27 木曜日
早崎 :ブッククラブ
英語絵本
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こんにちは、ブッククラブの早崎です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
3月の英語絵本「P1コース」と「P3コース」でお届けした絵本のご紹介です。
まずは「P1コース」。
◆『Step Gently Out』
Helen Frost/文
Rick Lieder/写真
Candlewick/刊
2,160円 + 税
★生きものたちのささやきに耳を澄ます★
アリやコオロギなどのちいさな生きものたちを撮影した写真絵本です。
表紙写真を見てのとおり、何よりも写真の美しさに驚かされます。
羽を広げて飛び去るハチ、夜に光を点滅させるホタル、
朝露に輝くクモの巣、カマキリのしなやかなカマ……
どこか幻想的で繊細な美しさに思わず見入ってしまいます。
いまこの瞬間にも紡がれるちいさないのちがたくさんあることを、
忙しさに追われてつい忘れがちになってしまうわたしたち人間。
昔から変わらぬ営みを繰り返す生きものたちに、生命の尊さをおしえられた気がします。
そして「P3コース」。
◆『This Is Paris』
Miroslav Sasek/作
Universe/刊
2,430円 + 税
★絵本で巡るパリ観光★
世界の都市を描いた旅行絵本「This Is」シリーズのパリ編です。
ノートルダム寺院、エッフェル塔、凱旋門、
ルーブル美術館をはじめとするパリの観光名所はもちろん、
そこに住むひとびとの日常までもがいきいきと描かれています。
50年以上も前に描かれた絵本ですが、いまも町並みが大きく変わらないのは、
歴史的建造物が現存し、景観を保つパリならではでしょうか。
絵本を持ってパリ観光なんていうのもあこがれますが、
海外旅行はなかなか気軽に行けないもの。
まずは、絵本を開いて空想旅行をたのしんでみませんか。
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2014/3/25 火曜日
滝西 :編集部
イベント, クレヨンハウス出版の絵本
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こんにちは、編集部の滝西です。
子どもたちは続々と春休みに入っているかと思いますが、
ここですてきなイベントのお知らせです。
「ママサカス2014」
http://sacas.net/season_event/index.html
TBS「赤坂サカス」にて、「ママサカス2014」というイベントが開催されています。
ここに、クレヨンハウスは「アトリエ・ニキティキ」さんと一緒に、ブースを出しています。
子育てかぞくがたのしめるイベントで、4/6(日)まで毎日開催中です!
クレヨンハウスのメインは、「ぞうさん♡ぶたさんシリーズ絵本」です。
「ママサカス2014」のために、大きな顔出し看板と特製ぬりえお面を準備しました!
どちらも無料でたのしんでもらえますので、ぜひ家族みなさんで来てくださいね。
もちろん、クレヨンハウスの絵本も販売していますよ!
ピギーとジェラルドも満喫中!?
「ぞうさん♡ぶたさん絵本シリーズ」
最新作は『あたらしいおもちゃがすきですよ』と『ともだちがかなしんでいますよ』
『あたらしいおもちゃがすきですよ』
モー・ウィレムズ/作
落合恵子/訳
クレヨンハウス/刊
1,400円 + 税
『ともだちがかなしんでいますよ』
モー・ウィレムズ/作
落合恵子/訳
クレヨンハウス/刊
1,400円 + 税
2014/3/24 月曜日
高橋 :ブッククラブ
英語絵本
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こんにちは。ブッククラブの高橋です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
英語絵本コースで3月にお届けする絵本を紹介します。
このところ、庭先の花や、道ゆくひとの服装、
目にとび込んでくる色彩が増えて、気分もあがりますね。
今月お届けする絵本も、カラフルですよ!
★個性ってなんだろう?★
◆『Elmer』
David McKee/作
HarperCollins/刊
2,295円+税
<翻訳版>
『ぞうのエルマー』
きたむらさとし/訳
BL出版/刊
1,200円+税
灰色のぞうの群れの中で、
1頭のカラフルなパッチワーク柄のぞうがいます。
それが、エルマー。
にぎやかなのは、外見だけではありません。
ゆかいなことを思いついては、いつも周りを笑わせている明るい性格。
でも、じつは、自分の外見にコンプレックスをもっているエルマー。
とうとう、ある日、群れを抜け出すと
木の実の汁をからだ中に塗りたくり、
全身灰色の姿になって戻ってきました。
念願のぞう色に変身したエルマー。
さぁ、これで悩みは解消したのでしょうか?
日本でも人気の『ぞうのエルマー』。
一度は読まれたことのあるひとも多いのでは?
知っているお話だと、英語版も親しみやすいですよね。
逆に、知っているお話だからこそ
新しい発見があったり、もう一度考えてみるきっかけになるかもしれません。
個性って何なんでしょうか?
コンプレックスだった外見が、
気がついたら、周りからマネされる称賛の的に変わっていたエルマー。
これって、エルマーの陽気で明るい性格が、
周りから見て魅力的だったからに、ほかなりません。
魅力的な内面をともなってはじめて、
ひととはちがうスタイルは、“個性”として尊重されるのかもしれませんね。
あなたは、“個性”みがいてますか?
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2014/3/11 火曜日
柳原 :出版部
イベント, クレヨンハウス出版の絵本
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出版販売部の柳原です。
きょうは原画展のお知らせをひとつ。
3/23(日)まで、神奈川県の葉山町立図書館にて
にしかわおさむさんの『アイウエ動物園』原画展が開催中です。(月曜日は休館です)
アイウエ動物園シリーズは、角野栄子さんのやさしく、たのしい文も
さることながら、にしかわおさむさんの挿絵が全ページにわたって
描かれているという、ぜいたくな読みものでもあります。
この機会に、このシリーズをたくさんの方に知って、たのしんで
いただけたらと思います。
幼い頃、読みたい本を全部買ってもらえるはずもなかったわたしにとって、
図書館は本当にたのしくてすてきな場所でした。大人になり、本だけは好きなだけ
買おう!とこころに決めているいまも、図書館であのたくさんの本の匂いを嗅ぐのが
たまらなく大好きです。
きょうも誰かと本の、すてきな出会いがありますように……。
アイウエ動物園シリーズ
『マリアさんのトントントトンタ』
角野栄子/文
にしかわおさむ/絵
クレヨンハウス/刊
1,260円(税込)
2014/3/5 水曜日
大井 :子どもの本売り場
クレヨンハウス出版の新刊, イベント
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こんにちは、子どもの本売り場の大井です。
2週続けて大雪に見舞われた2月でしたが、
その雪の残るなか行われた「子どもの本の学校」の2月の会。
講師のいせひでこさんと細谷亮太さんがつくられた
絵本『かしの木の子もりうた』が3月1日に発売されました!
『かしの木の子もりうた』
ロバート・マンチ/原作
細谷亮太/文
いせひでこ/絵
岩崎書店/刊
1,575円(税込)
あのベストセラーの絵本『ラブ・ユー・フォーエバー』が
細谷さんの文章といせさんの絵で、新しく生まれ変わりました!
講演では、モチーフとなった「かしの木」をめぐって、
いせさんが探しまわった末に見つけたどんぐりを会場に持ってきてくださったり、
小児科医と画家の思いがけない共通点なども。
おふたりの出会いから一冊の絵本ができるまでを語ってくださった
深くて豊かな時間でした。
【細谷亮太さん&いせひでこさんサイン入り】かしの木の子もりうたを
店頭とe-shopで販売しています。
数に限りがありますので、どうぞお早めに!
また、当日講演会にお越しくださった、
映画監督・伊勢真一さんの「いせフィルム」が、2013年度「シネマ夢倶楽部賞」を受賞されて
来月から新宿で、記念上映&トークイベントもあるそうです。
小児がんの子どもたちと細谷さんの映画「風のかたち」「大丈夫。」は、
自主上映が中心の映画なので、この機会にぜひ!
3月は、8日に番外編のジョン・クラッセンさん、
15日にささめやゆきさんと中澤晶子さんをお迎えします。
どうぞおたのしみに!
2014/3/3 月曜日
土井: 編集部
絵本つれづれ, クレヨンハウス出版の新刊
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みなさん、こんにちは。編集部の土井です。
少しずつ春らしさが感じられはじめましたが、今日はひと足早く
春を迎えた[月刊クーヨン]4月号からお知らせです。
「月刊クーヨン」2014年4月号
680円
本日発売のクーヨン4月号から【約300円】の値下げ、
内容もよりわかりやすくリニューアルしました!
特集「台所からはじまる育児」では、
子育ての悩みをキッチンから解決するレシピなど盛りだくさん。
ほかにも予防接種や健診について取り上げた第2特集や新連載など、
クーヨンはさらにパワーアップです!
毎月好評の絵本コーナーも「絵本タウン」から「絵本のかぞく」に
生まれ変わりました。
あかちゃん、おかあさんやおとうさん、おねえちゃんに弟に……
家族それぞれが主人公になれるのが「絵本のかぞく」です。
4月号のテーマは【あかちゃん】。
何をやっても泣きやまないあかちゃん、好奇心いっぱいのあかちゃん……
いろいろなあかちゃんが主人公になった9冊の絵本を選んでいます。
その中の1冊『おへそのあな』は、これまたユニークな視点で描かれています。
実はおなかの中のあかちゃん、家族のことをじっと見ているんです。
そう、おかあさんのおへその穴から!
新しいいのちの誕生を待ち遠しく思う家族のこと、あかちゃんの視点から
どんなふうに見えるのでしょう?
出会いの多い季節、ぜひ[月刊クーヨン]4月号と合わせて読んでみてくださいね。
『おへそのあな』
長谷川義史/作
BL出版/刊
1,365円