2014/2/28 金曜日
吉原 :編集部
絵本作家さん, イベント
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こんにちは、編集部の吉原です。
うれしいお知らせが届きました。
「バムとケロ」シリーズでおなじみ、島田ゆかさんの原画展が開催
されるのですが、
そのなかで、クレヨンハウスの絵本カタログ『絵本town』と
「クーヨン」で発表された絵も展示されるとのこと。
『絵本town』の絵は、「のりもの絵本」の扉絵として描き下
ろしていただいたもの。
2005年の作品です。
これを受け取ったときはうれしかったなあ……。
絵本と同じように、ちいさなところまでたのしくて、
絵本の山に埋もれた編集作業中、ずいぶん癒されました(笑)。
[クーヨン]掲載の作品は、1999年12月号のグリー
ティングカード原画です。
「ケロちゃん」似の「サンタケロース」がバイクに乗った、飛び出
すカードでした。
どちらもとても貴重な作品です。
ぜひ会場でご覧ください。
「島田ゆか絵本原画展」
3月5日(水)~7日(月)
阪急うめだギャラリーにて
http://mi-te.jp/contents/cafe/12-14-2466/
2014/2/19 水曜日
早崎 :ブッククラブ
英語絵本
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こんにちは、ブッククラブの早崎です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
英語絵本コースで2月にお届けする絵本を紹介します。
まずは「P1コース」。
◆『Funny Farm』
Mark Teague/作
Orchard Books/刊
2,410円(税込)
★一度は行きたいゆかいな農場★
主人公は蝶ネクタイがよく似合う、都会育ちの男の子エドワード。
春のある日、エドワードは親戚の農場を手伝いに行きます。
さっそく、ウシの乳搾りやブタの餌やりを手伝いますが、
はじめての経験に何をやっても失敗ばかり。
それでもめげずに編みものやヒツジの見張り番にもトライします。
手伝いをたっぷりして夕食時にはもう腹ペコ!
おいしい食事とたのしいダンスで農場の一日は締めくくられます。
『Funny Farm(ヘンテコな農場)』というタイトルどおり、
実は絵のあちこちにおかしな風景が紛れこんでいます。
ウサギの荷車に乗るアライグマなど、思わずニヤリとしてしまうような
動物や虫たちがたくさん登場するので、ぜひ探してみてくださいね。
そして「P3コース」。
◆『Library Mouse』
Daniel Kirk/作
Abrams/刊
2,268円(税込)
翻訳版:『としょかんねずみ』
わたなべてつた/訳
瑞雲舎/刊
1,680円(税込)
★人気作家の正体はネズミ!?★
サムは図書館の壁穴に住むネズミです。
ひとのいない夜間に本を読むことを日課とするサムは、
ある日、自分で本を書くことを思いつきます。
完成した本を図書館の本棚にさすと、ひとびとの間で話題となり、
サムは正体不明の人気作家となります。
そんな折、作家に会いたいという声が上がりはじめて……。
誰でも無限の可能性を秘めていることを、
ちいさなねずみのサムがおしえてくれます。
本を読むこと、書くことのたのしさにあふれた一冊です。
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2014/2/18 火曜日
高橋 :ブッククラブ
英語絵本
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こんにちは。ブッククラブの高橋です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
英語絵本コースで2月にお届けする絵本を紹介します。
今月は、大きなゴリラとちっちゃな子ネコの
友情を描いた作品です。
★大きなゴリラとちいさな子ネコの友情物語★
◆『Little Beauty』
Anthony Browne/作
Candlewick Press/刊
2,410円(税込)
<翻訳版>
『ゴリオとヒメちゃん』
久山太市/訳
評論社/刊
1,470円(税込)ある動物園に、手話で意思を伝えることのできるゴリラがいました。
ソファにテレビに食事。
ほしいものはすべて手に入れたかにみえたゴリラ。
でも、彼のこころは悲しみでいっぱいでした。
ある日、手で「ぼく ほしい 友だち」と飼育員に伝えます。
この動物園には、ほかにゴリラはいません。
悩んだ末に飼育員は、ちいさな子ネコ“ビューティ”をゴリラに渡します。
傷つけてしまわないか、という飼育員の心配をよそに
ゴリラは、それは大事にビューティの世話をやき
やがてふたりは、何をするにも一緒というほど
仲のよい相棒になっていきます。
ずっと続くかに思われたふたりのしあわせ。
しかし、ゴリラの凶暴さが表れたとき、ふたりの仲は試練を迎えます。
大きな表紙いっぱいに描かれたゴリラの顔は、スゴい迫力。
でも、よく見るととってもやさしそう。
こんなに表情豊にゴリラを描けるのは
ゴリラ好きで知られる、Anthony Browneさんならではですね。
サンディエゴ動物園に、実在するゴリラから
この作品のアイデアが生まれたそうですよ。
ゴリラと子ネコのステキな絆を描いたこの作品。
大切なお友だちやパートナーへ
プレゼントしてみてはいかがでしょうか。 |
2014/2/14 金曜日
大井 :子どもの本売り場
絵本作家さん, イベント
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こんにちは。
子どもの本売り場の大井です。
先週、今週と週末の雪で寒い日が続きますが
東京店子どもの本売り場では、寒さも吹き飛ばす、
井上洋介さん『やまのばんさんかい』の原画展を開催中です!
『やまのばんさんかい』
井上洋介/絵・文
小峰書店/刊
1,470円
2月23日(日)まで、愛知県の刈谷市美術館で
「井上洋介図鑑展」という、すばらしい展覧会が開催中です。
画家、漫画家、そして絵本作家として、描き続けてこられたその作品世界に、
圧倒されながらも、しみじみと深く余韻が残りました。
井上さんの原画展はクレヨンハウスでもはじめてのこと。
同じ期間に原画を飾らせてもらうことができ
本当にうれしい展示となりました。
ぜひ、あわせてご覧いただけたら。
展示にあわせて、『やまのばんさんかい』のほか、
『ぶらぶらどうぶつえん』、『わっ』の3タイトルの絵本に
井上さんの版画つき、豪華なサイン本もつくっていただきました!
絵柄も4種類あるので、お好きなものを選んでくださいね。
あいにくの雪模様ですが、展示はいよいよ日曜まで!
お足もとに気をつけつつ、ぜひお越しください。
2014/2/12 水曜日
吉原 :編集部
絵本つれづれ, クレヨンハウス出版の絵本
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こんにちは、編集部の吉原です。
9日の読売新聞で、脳研究者の池谷裕二さんが『ぽぱーぺぽぴぱっ
ぷ』を紹介してくださいました。
「クーヨン」連載の育児エッセイでは、すっかり娘さんに夢中なよ
うすの池谷さん。
その娘さんと一緒に、もう300回は読んだ(!)絵本なのだと。
ぱぴぷぺぽの音に、いつも笑ってくれるのだそうです。
同じく谷川俊太郎さんの絵本『かないくん』とあわせての紹介文。
こちらは松本大洋さんとの共作で、「死」をテーマにした話題の新
刊です。
まったく違う2冊を、池谷さんご自身の経験が繋いでいます。
いのちという存在の確かさと不確かさ……。
すぐそばにいる大切なひと、そして、はるか遠い時空に思いを馳せ
たくなる書評でした。
『ぽぱーぺぽぴぱっぷ』
おかざきけんじろう/絵
谷川俊太郎/文
クレヨンハウス/刊
1,260円
『かないくん』
谷川俊太郎/文
松本大洋/絵
東京糸井重里事務所/刊
1,680円
2014/2/6 木曜日
滝西 :編集部
イベント, クレヨンハウス出版の絵本
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こんにちは、編集部の滝西です。
とても寒—い日が続いて、からだもこころも閉じこもってしまいそうですが、
そんなときこそ、思い切って出かけてみませんか?
2月6日(木)から11日(火)まで、
東京都国立市のコート・ギャラリー国立さんで、
第二回「IMAGINE FUKUSHIMA展」が開催されます。
絵本『あくしゅだ』の作者・あんどうえいさくさん。
このチャリティー展では、彫刻家の安藤栄作さんとしての作品を見ることができます。
*売上金の一部は、「未来の福島こども基金」、「0円キャンプスクール 福島の子どもたちを熊本に呼ぼう!大作戦」への寄付となるそうです。
会場では『あくしゅだ』も販売しています。
『あくしゅだ』は、ひとと自然、
そしてひととひとが「あくしゅ」でつながる絵本です。
このチャリティー展では、絵本と彫刻が、
そして何よりわたしたちと被災地のみなさんが、
「あくしゅ」をするようにつながる、すてきな機会だと思います。
お近くの方は、あたたかくして、ぜひ足を運んでみてください。
編集部も、近くうかがう予定です。
『あくしゅだ』
あんどうえいさく/作
1,575円
2014/2/5 水曜日
天田 :編集部
絵本作家さん
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みなさん、こんにちは。編集部の天田です。
立春を迎え、暦のうえではもう春なんですね。
立春の日に発売された[月刊クーヨン]3月号の新刊コーナーでは
『どーした どーした』という絵本を紹介しています。
この絵本、文章は作家の天童荒太さんが手がけられ、絵はおなじみ荒井良二さんが担当されました。
ちょっと意外な顔あわせ、でもおふたりだからこそできた絵本です。
ストーリをちょっとご紹介。ゼンは「どーした」が口ぐせの男の子。
家族や知らないひとにも「どーした」と聞かずにはいられません。
「どーした」「どーした」と何度も聞かれると、みんな怒ってしまいます。
ある朝、ゼンは膝を抱えて座っている男に出会います。
その子の顔はハロウィンのメイクみたいに見えて……。
おせっかいボーイのゼンの「どーした」はいろんなひとを巻き込んでいくのですが……。
インタビューでとくにこころに残ったのは、天童さんが
「『どーした』=『I Love You』」とおっしゃったことです。
みんなが身近なのひとに「どーした」と声をかけたら、いまの社会も変わるかもしれませんね。
荒井さんの描くクライマックスのお祭りのようなシーンもすばらしいです!
「クーヨン」3月号とあわせて、ぜひ読んでみてください!
『どーしたどーした』
天童荒太/文
荒井良二/絵
集英社/刊
1,575円
[クーヨン]3月号
980円
2014/2/3 月曜日
長谷川: 編集部
クレヨンハウス出版の絵本
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みなさん、こんにちは! 編集部の長谷川です。
あっという間に1月も終わり、
豆をまいたらすぐ、チョコレートの日がやってきますね!
気になっているあのひとや、ふだんお世話になって
いるあの方に、
チョコといっしょに、絵本でメッセージを届けるの
もすてきです。
そんな♡の日にぴったりなのが、
「ぞうさん♡ぶたさんシリーズ絵本」
です。
現在、4冊を刊行していて、もうすぐ5.6巻も刊行にな
ります。
しっかりものでまじめなぞうさん、ジェラルドと
うっかりもので楽天的なぶたさん、ピギー。
ふたりの性格は大いに違うので、
ときどきけんかしたりもするのですが、
仲直りするのもじょうずなんです。
ふたり一緒なら、
はじめてのパーティーもこわくないし、
雨がふっても、へっちゃらです。
友だち? 恋人? きょうだい? 夫婦?
ふたりの仲は、読むひと次第で受け取れるところも、
♡な日にオススメのポイントです。
現在、ぞうさん♡ぶたさんFace Bookでは、
3月に刊行する新刊の編集過程を公開中。
https://www.facebook.com/zousanbutasan
クレヨンハウスの本ツイッターでは
【LOVEな一冊】ということで、
チョコといっしょに届けたい絵本を一日一冊ご紹介中です。
どちらもぜひ見てみてくださいね!