■映画の主役になるからには……

英語絵本 No Comments

こんにちは。ブッククラブの早崎です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
英語絵本P3コースで10月にお届けする絵本を紹介します。

◆『This Is a Moose
Richard T. Morris/文
Tom Lichtenheld/絵
Little Brown & Co/刊
2,624円(税込)

★映画の主役はヘラジカ!?★

「This is a Moose」と大きく書かれたタイトルの下で、
腰に手をあててポーズを決めるヘラジカが今回の主人公。
さすがは「森の王様」と呼ばれるだけあって威厳たっぷりです。

「This is a Moose」という映画の主役に大抜擢されたヘラジカ。
監督は自然の中に生きるヘラジカの躍動感あふれる姿をイメージ
しますが、当のヘラジカは宇宙飛行士になる夢を語りはじめます。
もちろん、撮影は「カット!」。
監督の怒声が鳴り響き、撮影は一向に進みません。
さらにヘラジカに加勢する動物たちも乱入し、現場は大混乱!
撮影はどんどん思わぬ方向へ突き進み、そして……。

意表をつくヘラジカの言動に、間髪入れず突っ込む監督。
まるで掛け合い漫才を観ているようで笑えます。
息もつかぬユニークな展開に、
英文であることを忘れて引き込まれるはず。

■カラスは英語で何と鳴く?

英語絵本 No Comments

こんにちは、ブッククラブの横山です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
10月の英語絵本「P1コース」でお届けした絵本を紹介します。
今回は、すっかり秋も深まったこの季節にぴったりな絵本です。

◆『Good Night, Owl!
Pat Hutchins/作
Simon & Schuster/刊
2,624円(税込)

<翻訳版>
おやすみ みみずく
わたなべしげお/訳
偕成社/刊行
1,512円(税込)

★鳥の鳴き声、英語でなんていう?★

紅葉狩りなど山歩きがたのしい季節、
自然の豊かなところへ行くと、目にする鳥や生きものの種類の多さに
驚かされますよね。
今回ご紹介する『Good Night, Owl!』は、実際に山で出会えるような
動物たちがたくさん登場する絵本。

1本の立派な木。そこでフクロウが眠っていると、
ブンブンと音を立ててハチが飛んできます。
お次は木の実をカリカリ割るリス、カラス、キツツキ、ムクドリ
コマドリにカケス!
それぞれにぎやかな音を立てますが、夜になりすっかり寝静まると
今度は……。

日本語だったら、カラスの鳴き声は「カァカァ」、スズメは「チュンチュン」と
表すことが多いですが、英語では?
日本語でもぱっと出てこないムクドリやコマドリの鳴き声は?
聞きに出かけたくなります。

パット・ハッチンスの、姿も声もにぎやかな山の動物たち。
ぜひ会いに来てくださいね。