■ぼくの本はどこ!?

英語絵本 No Comments

こんにちは。ブッククラブの高橋です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
英語絵本P2コースで9月にお届けする絵本をご紹介します。

★本が消えるそのわけは……?★

◆『Where Are My Books?
Debbie Ridpath Ohi/作
Simon & Schuster/刊
2,624円(税込)

スペンサーは本が大好き。
本棚には本がどっさりつまっています。
その中から、寝る前に選ぶいちばんのお気に入りが『おやすみイッカク』。
ところが、ある朝目覚めると大事な絵本が見あたりません。
そして、本棚にはなぜか黄色いチューリップが1輪。
仕方なく、その日の夜はまぁまぁお気に入りのヒキガエルの絵本でがまんします。
翌朝、今度はそのヒキガエルも消え、残されていたのはネジ1本。
その後も、毎朝スペンサーの本は消え続け、代わりに増えるのは花とネジ……。
とうとうスペンサーは、謎を解くある方法を思いつきます。
はたして、大事な本は見つかるのでしょうか。

ミステリー仕立てのストーリーもさることながら
表情豊かなイラストも見ごたえたっぷり。
主人公スペンサーのしょげた顔のかわいさったらありません。
作者のOhiさん、実はお話とイラスト両方を手がけるのは本書がはじめてなのだそう。
そして、やはりたくさんの本に囲まれて暮らしているそうですよ。

これからも、きっとスペンサーのお気に入りの本はどんどん増えていくことでしょう。
この秋、みなさんもすてきなお気に入りの本と出会えますように。

■dust bunny=ホコリのかたまり

英語絵本 No Comments

こんにちは。ブッククラブの森です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
英語絵本P1コースで9月にお届けする絵本を紹介します。

★ぜひ声に出して読んでみてください! ★

◆『Rhyming Dust Bunnies
Jan Thomas/作
Beach Lane/刊
2,187円(税込)

4人の韻踏みあそびが大好きな「ホコリ」たち。
きょうもたのしく韻を踏んであそんでいましたが、ひとりだけ浮かない顔……
「見て!」「注意して!」と、何かを怖がっています。
理由は彼らが恐れる大きい怪物(人間)の存在。
ほうきや掃除機で4人を追い立てます。
ピンチのときでも韻踏みあそびを続けるホコリたち。
はたして彼らの運命は!?

カラフルなイラストは、明るく元気で、そのキャラクターが「ホコリ」だということを
忘れてしまうくらいユニークにかわいらしく描かれています。

「dog」「hog」「fog」とリズムよく並んだ単語は、音読すると
まるでうたっているようで、英語にはじめてふれる子どもにもたのしく
読み聞かせることができます。