2014/7/25 金曜日
大井 :子どもの本売り場
絵本作家さん, イベント
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こんにちは、子どもの本売り場の大井です。
夏休みに入って、店頭でも小学生の姿が目立ちます。
7月の「子どもの本の学校」では、そんな子どもたちに
夏休みの読書にもおすすめしたい、人気の「日曜日」シリーズの作者、
村上しいこさんと田中六大さんのおふたりをお迎えしました。
少し遅くなりましたが、そのご報告を。
こちらは講演前のすてきな笑顔のツーショット。
講演でも、村上さんは東京で初公演とのことで、
「なるべく上品に、関西弁が出ないようにお話します」と
皆さんの笑いをとって会場を和ませ、終始リードしてくださいました。
田中さんはこの日のために、肩まであったという髪を切ってくださった(!)
という、爽やかないでたち。
とても緊張して講演に臨んでくださったとのことでしたが
参加者の皆さんにおみやげにと、手づくりの冊子をご準備くださったり、
口数少ないながら、そのひとことがとてもおもしろかったりと、
やわらかな物腰の中に不思議な魅力を感じたお客様も多かったようです。
一冊一冊、「自分もたのしんでおもしろいものをつくる」
という自負をもってつくられていると感じたお話でした。
毎月スタッフで行っている新刊会議でも、毎月のように新しい作品が出ている
精力的にたくさんの本を出されているおふたりですが、
人気の秘密をほんの少し見せていただいたように思いました。
おふたりには、それぞれいろんなイラスト入りのサイン本をつくっていただきました。
この夏休みにぜひ、読んでみてくださいね。
次回は8月16日、アーサー・ビナードさん「日本の夏のなぞなぞ」です。
どうぞおたのしみに!
2014/6/6 金曜日
田村 :東京店
イベント
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雨の季節がやってきました。
こんなときはたっぷり読書にふけるのもいいですね。
日本のファンタジーの先駆けといわれる、佐藤さとるさんの作品はいかがでしょうか。
ただいま、東京店子どもの本売り場では、
佐藤さとるの世界&岡本順さん『机の上の仙人 机上庵志異(きじょうあんしい)』原画展を開催中です。
「コロボックル物語」の作家、佐藤さとるさんの新刊『机の上の仙人ー机上庵志異』。
佐藤さとる/著
岡本順/画
ゴブリン書房/刊
1,512円(税込)
ある童話作家の机の上に、仙人が現れて、一夜一夜、不思議な話を聞かせてくれるという物語。
中国の奇譚集『聊斎志異(りょうさいしい)』を元にした話は、神や鬼が出てきたり、狐や桜がひとに化けたりと、
どれも不思議ではあるけれどもこころがあたたまります。
あとがきで、一つひとつの話について、その元になった『聊斎志異』の原話が紹介されています。
原話も読んでみたくなりますよ。
岡本順さんが鉛筆と墨絵で描き上げたモノクロの装画。どんな話がはじまるのかとわくわくさせ、物語をふくらませます。手に取りたくなる、とても美しい一冊です。
ぜひ、原画を見にいらしてください。
先日、岡本順さんがいらっしゃり、サイン本をつくってくださいました。佐藤さとるさんとのWサイン入りを、店頭とウェブショップにて販売中です。
岡本順さんのその他の作品もサイン本を販売中です。
この機会にぜひ、お越しください。お待ちしております。
『宇宙からきたかんづめ』
佐藤さとる/作
岡本順/絵
ゴブリン書房/刊
1,404円(税込)
『きつね、きつね、きつねがとおる』
伊藤遊/作
岡本順/絵
ポプラ社/刊
1,404円(税込)
2014/5/22 木曜日
田村 :東京店
イベント
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ロングセラー絵本『ねずみくんのチョッキ』。
おかあさんが編んでくれたチョッキを、
いろんなどうぶつたちに「ちょっと きせてよ」と言われて、
貸してあげるねずみくん。
どんどん伸びていくチョッキを見てハラハラしながらも、
「すこし きついが にあうかな」と言うどうぶつたちの表情がおもしろくて、
わたしも子どもの頃に何度も読んでもらった記憶があります。
そのねずみくんシリーズが、40周年を迎えました。
東京店子どもの本売り場では、
シリーズ31作目の最新刊『へんし~ん ねずみくん』の
原画展を6月2日(月)まで開催中です。
なかえよしを/作
上野紀子/絵
ポプラ社/刊
1,080円(税込)
『へんし~ん ねずみくん』
ねずみくんが、着ぐるみを着てうさぎさんに変身!
みんなはすっかりうさぎさんだと思い込み、
ねずみくんは、いたずらがうまくいってニヤニヤ。
でも、ねみちゃんだけには、ねずみくんだとばれてしまいます。
そのわけは……?
そうそう、これは新刊会議でスタッフが発見したことですが、
表紙でいさましいへんしんポーズをきめているねずみくんの
帯を取ると……なんと絵が変わります!
こんなところにも遊びごころが……と、うれしくなりました。
店頭で、お手に取ってぜひ確かめてみてくださいね。
鉛筆で描かれた原画は、あたたかみがあって、
一本一本の線を大切に描かれているなあと感じます。
さまざまな鉛筆を使い分けられて描かれているそうです。
ぜひ、この機会にご覧ください。
そして、5月24日(土)15:00~16:00には、
作者のなかえよしをさんのサイン会を行います。
4月末より、なかえよしをさんの絵本をご購入いただいたお客様には
整理券を配布していますが、
当日お越しいただいても大歓迎です。
ぜひご参加ください!
お待ちしております。
2014/5/16 金曜日
大井 :子どもの本売り場
イベント
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「作家と読者を結ぶ」ことを出発点にはじまった
連続講座「子どもの本の学校」。
22期から対談形式という試みもあり、
昨年5月からの23期の1年間では24人の講師をお迎えしました。
昨年6月の対談、今江祥智さん VS 田島征三さん
昨年7月の対談、伊藤秀男さん VS スズキコージさん
今期で24年目に入る「子どもの本の学校」第24期では
おひとりでじっくりの講演と、対談で作家の意外な側面を、
というふたつのかたちで開催。
絵本作家、児童文学者、画家、詩人、フォトジャーナリスト……
17人の豪華な講師陣をお迎えします!
1年間の講座すべてご参加いただけるお得な年間会員でのお申込みと、
1回ごとの当日券でもご参加いただけます。
第1回目は作家で、クレヨンハウスを主宰する、
落合恵子の講演です。
昨年、一昨年とそれぞれあべ弘士さん、和田誠さんとの対談で、
2012年4月の21期の講演から、今年は2年ぶりの
ひとりでの講演となりました。
昨年5月の対談、和田誠さん VS 落合恵子
講演タイトルは「『わたし』は『わたし』になっていく」。
いよいよ明日17日土曜日から、開校です!
2014/4/28 月曜日
田村 :東京店
イベント
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東京店子どもの本売り場では、5月18日(日)まで、
林明子さんの直筆サイン入りピエゾグラフ版画を展示販売しています。
ピエゾグラフとは、作品の質感までをも再現できる高度なデジタルプリント技術で、
その出来映えは原画と版画の区別がつかないほど。
展示することが困難な国宝や美術館収蔵品の代替にも使用される技法だそうです。
作品の一部をご紹介すると……
『たのしい二人』
カラフルな衣装に身を包んだふたり。いまにも笑い声が聞こえてきそう。
『ひよことあそぶ二人』
何かに夢中になっている時の子どもの横顔って、本当にすてき。
『やまぶどうと二人』
ふたりはどんな話をしているのでしょう?空想が広がります。
額装もすてきで、そのデザイン選定にも、林さんが関わられたそうです。
どの作品も、やさしさに満ちていて、見ているとしあわせな気持ちに。
お部屋の雰囲気があたたかくなりそうですね。
ゴールデンウィークに、ぜひご覧になりにいらしてください。
お待ちしております!
2014/4/18 金曜日
大井 :子どもの本売り場
絵本作家さん, イベント
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毎月行っている連続講座「子どもの本の学校」。
23期がこの4月で終了しました。
1年間、どうもありがとうございました。
4月5日の最終回は、あきびんごさんと奥山民枝さんの会でした。
舞台が狭く思えるほど動きまわりながらお話をされる、エネルギッシュなあきさんと
落ち着いた声で、合間に絶妙のツッコミを入れる奥山さん。
おふたりの対比がたのしい90分でした。
奥山民枝さん『とこてく』『醜い花』『山水戀圖』イラスト入りサイン本
あきびんごさん『したのどうぶつえん』『あいうえおん』『ゆうだち』イラスト入りサイン本
つくっていただきました。それぞれ1冊ずつ、絵が違います!
あきさんの絵本をご購入くださったお客さまには、
あいうえおんの特製ポストカード12枚セットをプレゼント!
どこにも売っていない、あきさんからのすてきなプレゼントです。
この春の贈りものにも、ぜひどうぞ。
また、3月に来てくださったのは、ささめやゆきさんと中澤晶子さん。
中澤さんからも、とてもいい本だと大絶賛だった、
『まどさんからの手紙 こどもたちへ』の
ささめやさんの原画展開催が決定しました!
ささめやゆきさん『まどさんからの手紙 こどもたちへ』原画展
2014年5月1日(木)~5月18日(日)まで
クレヨンハウス東京店1F 子どもの本売り場にて
展示にあわせて、まど・みちおさん&ささめやゆきさんの特集コーナーも。
ささめやさんから特別に仕入れた絵本も限定数販売しますので、
どうぞおたのしみに!
ぜひ連休、お店にあそびにいらしてください。
5月からは、第24期の子どもの本の学校がはじまります。
1回目は、5月17日(土)落合恵子の講演です。
また1年間、どうぞよろしくお願いいたします!
2014/4/16 水曜日
吉原 :編集部
イベント, クレヨンハウス出版の絵本
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こんにちは、編集部の吉原です。
絵本『とこてく』の画家・奥山民枝さんの展覧会が開催中です。
先日、5日(土)には「子どもの本の学校」講師として、
あきびんごさんと軽妙なトークで絵本論を展開してくれた奥山さん。
「奥山さんってどんな絵を描いているんだろう?」と思った方、
ぜひ見に行ってみてください、とてもすてきですよ!
わたしは先日、ギャラリートークがあった日にお邪魔してきました。
科学哲学に興味があるという奥山さん、
地球全体を生きものとして捉えると、人間はもっと違いを認め合えて、
宗教やイズムではないものでつながり合えるのではないかと、
ちょっと時空を超えたお話をしてくれました。
よく考えてみると『とこてく』も、
赤い道をのんびりお散歩して行く先は「宇宙」です!
奥山さんの限定サイン本もいまならご用意があります。
一つひとつ違った手描きのイラスト入りです。
※イラスト入りは数に限りがありますので、どうぞお早めに!
●奥山民枝展「雲」
4月27日(日)まで
みぞえ画廊 田園調布ギャラリーにて
『とこてく』
谷川俊太郎/文
奥山民枝/絵
クレヨンハウス/刊
1,296円
2014/3/25 火曜日
滝西 :編集部
イベント, クレヨンハウス出版の絵本
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こんにちは、編集部の滝西です。
子どもたちは続々と春休みに入っているかと思いますが、
ここですてきなイベントのお知らせです。
「ママサカス2014」
http://sacas.net/season_event/index.html
TBS「赤坂サカス」にて、「ママサカス2014」というイベントが開催されています。
ここに、クレヨンハウスは「アトリエ・ニキティキ」さんと一緒に、ブースを出しています。
子育てかぞくがたのしめるイベントで、4/6(日)まで毎日開催中です!
クレヨンハウスのメインは、「ぞうさん♡ぶたさんシリーズ絵本」です。
「ママサカス2014」のために、大きな顔出し看板と特製ぬりえお面を準備しました!
どちらも無料でたのしんでもらえますので、ぜひ家族みなさんで来てくださいね。
もちろん、クレヨンハウスの絵本も販売していますよ!
ピギーとジェラルドも満喫中!?
「ぞうさん♡ぶたさん絵本シリーズ」
最新作は『あたらしいおもちゃがすきですよ』と『ともだちがかなしんでいますよ』
『あたらしいおもちゃがすきですよ』
モー・ウィレムズ/作
落合恵子/訳
クレヨンハウス/刊
1,400円 + 税
『ともだちがかなしんでいますよ』
モー・ウィレムズ/作
落合恵子/訳
クレヨンハウス/刊
1,400円 + 税
2014/3/11 火曜日
柳原 :出版部
イベント, クレヨンハウス出版の絵本
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出版販売部の柳原です。
きょうは原画展のお知らせをひとつ。
3/23(日)まで、神奈川県の葉山町立図書館にて
にしかわおさむさんの『アイウエ動物園』原画展が開催中です。(月曜日は休館です)
アイウエ動物園シリーズは、角野栄子さんのやさしく、たのしい文も
さることながら、にしかわおさむさんの挿絵が全ページにわたって
描かれているという、ぜいたくな読みものでもあります。
この機会に、このシリーズをたくさんの方に知って、たのしんで
いただけたらと思います。
幼い頃、読みたい本を全部買ってもらえるはずもなかったわたしにとって、
図書館は本当にたのしくてすてきな場所でした。大人になり、本だけは好きなだけ
買おう!とこころに決めているいまも、図書館であのたくさんの本の匂いを嗅ぐのが
たまらなく大好きです。
きょうも誰かと本の、すてきな出会いがありますように……。
アイウエ動物園シリーズ
『マリアさんのトントントトンタ』
角野栄子/文
にしかわおさむ/絵
クレヨンハウス/刊
1,260円(税込)
2014/3/5 水曜日
大井 :子どもの本売り場
クレヨンハウス出版の新刊, イベント
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こんにちは、子どもの本売り場の大井です。
2週続けて大雪に見舞われた2月でしたが、
その雪の残るなか行われた「子どもの本の学校」の2月の会。
講師のいせひでこさんと細谷亮太さんがつくられた
絵本『かしの木の子もりうた』が3月1日に発売されました!
『かしの木の子もりうた』
ロバート・マンチ/原作
細谷亮太/文
いせひでこ/絵
岩崎書店/刊
1,575円(税込)
あのベストセラーの絵本『ラブ・ユー・フォーエバー』が
細谷さんの文章といせさんの絵で、新しく生まれ変わりました!
講演では、モチーフとなった「かしの木」をめぐって、
いせさんが探しまわった末に見つけたどんぐりを会場に持ってきてくださったり、
小児科医と画家の思いがけない共通点なども。
おふたりの出会いから一冊の絵本ができるまでを語ってくださった
深くて豊かな時間でした。
【細谷亮太さん&いせひでこさんサイン入り】かしの木の子もりうたを
店頭とe-shopで販売しています。
数に限りがありますので、どうぞお早めに!
また、当日講演会にお越しくださった、
映画監督・伊勢真一さんの「いせフィルム」が、2013年度「シネマ夢倶楽部賞」を受賞されて
来月から新宿で、記念上映&トークイベントもあるそうです。
小児がんの子どもたちと細谷さんの映画「風のかたち」「大丈夫。」は、
自主上映が中心の映画なので、この機会にぜひ!
3月は、8日に番外編のジョン・クラッセンさん、
15日にささめやゆきさんと中澤晶子さんをお迎えします。
どうぞおたのしみに!